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本日は大森先生の研究セミナー特別講演の様子を報告します![]()
大森先生がスポーツ医学分野の研究を始めたきっかけや研究成果を治療に活かすという研究コンセプト,研究アプローチおよび最新の研究成果についてお話いただきました![]()
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先生は変形性膝関節症(膝OA)の発生頻度・事前経過および関与する危険因子を明らかにすることを目的とし,1979年から7年毎に縦断的および横断的に膝OAに関する問診・レントゲン撮影などを基に,
①膝OAの進行は寛除であり治療の主体は発症・進行の予防を含めた保存治療であること
②膝関節伸展筋力・スラスト出現率・膝内反変形が内側型膝OAの発症・進行と関連があることを明らかにされました![]()
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また,近年では小学生・中学生における骨折発生原因を明らかにすることを目的とした疫学研究についても紹介していただきました![]()
その結果として!!!
①中学女子において骨折の発生件数が増加すること
②その大きな原因としてスポーツ活動が挙げられること
が報告されました![]()
最後に,研究に取り組むにあたり,一つのアプローチで明らかにできることは少なく,一つの事象に対して複数のアプローチを行うことが必要であることを教えてくださいました![]()
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今後も大森先生の研究から目が離せませんね~![]()