4月の研究セミナー1

健康スポーツ学科では、毎月研究セミナーを開催しています。

 

研究セミナーでは、各先生がそれぞれの研究に関して発表し、その後、質疑応答が行われます。

 

発表者にとって、各先生から質問を受けることは自身の研究を深めるきっかけにもなっています。

 

 

4月の研究セミナーでは、寺田先生と小野先生が発表を行いました。

 

 

寺田先生は「スポーツ運動学」「コーチング学」を専門としています。これらの学問は体育やスポーツ指導における中核となる重要な学問です。寺田先生は「〈人間〉はどのように動きを覚えるのか」「どのように教えればできない動きが〈できる〉ようなるのか」といったことを研究しています。

 

 

今回、寺田先生の発表を紹介します。

 

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【タイトル】

初めて海外遠征に帯同したサッカー指導者の報告~サッカーのコーチングを充実させるための方法の検討~

 

【目的】

初めて海外遠征を経験したサッカー指導者が、その経験を報告することによってサッカーのコーチングを充実させるための方法を検討すること

 

【遠征の概要】

今回、知人からの誘いにより、私はコーチとしてバルセロナ遠征に帯同することができました。この遠征では街クラブが主催した大会で選出された小学5・6年生を率いました。

この遠征中に、UE Castelldefells Alevin、Sant Andreu Alevin、UE Cornella Alevin、FC Barcelona Alevin、RCD Espanyol Alevinと対戦しました。各クラブは、大小異なるものの専用のスタジアムを保有していました。ロッカールームやシャワールームが完備され、観客席もありました.遠征中の戦績は3勝1分2敗でした。スペインを代表するFC Barcelona Alevin(得点:2-5)、RCD Espanyol Alevin(得点:2-3)、UE Cornella Alevin(得点:4-4)に勝つことはできませんでした。それらのチームの選手は、技術力はもとより戦術力に長けていました。

 

【結論】

今回の遠征において、スペインの街クラブのチームに勝つことができたため、必ずしも日本人はスペイン人よりもサッカーの競技力が劣るとは即断することはできません。ただし、レベルの高いチームに勝てなかったことを考慮すると、そのチームに所属する選手との力量に差があることを認めなければなりません。指導者としては、このような遠征を経験し、多種多様なプレーを観察することで自身の観察能力を高め、多様な指導目標像を形成することができる可能性が示唆されました。

 

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発表者:寺田進志

 

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寺田先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/terada.html