【卒業生の活躍】中学校・高等学校教員(保健体育)埼玉県 髙橋直人さん

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本日は、2014年度卒業生で現在は埼玉県内で高校教諭として務めています髙橋直人さんをご紹介します!


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髙橋 直人(タカハシ ナオト)
新潟県立長岡大手高等学校出身
吉田重和ゼミ所属
教員免許(中・高保体)取得
男子サッカー部所属

 

現在のお仕事

埼玉県立児玉高等学校で、保健体育の教諭として勤務しています。

仕事の内容に関しては、1学年の担任をしているので主に1年生の授業を体育・保健を担当しています。

そのほか、サッカー部の顧問と特別活動部の分掌を担当しています。

体育の授業では、今の高校1年生はコロナウィルス感染症の影響で、年度初めから授業ができず、その影響から体力の低下が顕著に現れていました。

なので、授業では体力を戻すことを目的とした体つくり運動などを行っています。

サッカー部では、少人数ではありますが、年度初めの休校期間で改めて感じた「サッカーができる」ことの大切さや喜びを生徒に実感してもらえるように日々指導に当たっています。

特別活動部では、多くの学校行事が中止・延期される中で、クラスへの所属感や一体感を高められる機会を少しでも設定するために規模を縮小した中で実施できるよう生徒と話し合いながら計画を立てたりしています

仕事の魅力ですが、一番は生徒の成長する姿を身近に感じ取れることだと思います。

担任をしているクラスの生徒の多くはまだ中学生気分が抜けておらず、言動や行動が幼稚なところが多くみられます。

そうした生徒と日々接していく中で、時には優しく、時には厳しく高校生としての振る舞いや言動を求めていくとほんの少しずつですが、高校生に”成って”きていると実感しています。

また、生徒が成長するタイミングやきっかけというのは生徒一人ひとり異なるので、そこを見逃さないように常に生徒に目を向けて指導に当たっています。

そうした中で、生徒たちの中に飛び込んでいき、一緒になって何かを成し遂げた時にやりがいを強く感じ、日々の仕事のモチベーションにもなっています。

 

学生の頃の思い出

学生の頃の思い出として強く残っているのは部活動です。

4年間サッカー部の一員として活動し多くのことを勉強させてもらいました。

サッカーの技術はもちろんのこと、高校生の頃よりも自分たちで考えて練習や試合をすることが多かったので、自主性が育まれたと思います。

また、裏方として大会運営に携わる機会もあり、試合を滞りなく実施することの大変さを実感することができたので、指導者としてそういった部分も教えていきたいと思っています。

 

健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと

大学の講義では、各分野の専門家の方々が講義をしてくださるので、スポーツや運動に関する知識だけでなく、様々なスポーツの指導方法なども学ぶことができます

そういったことが実際の教育現場においても、体育の授業の中で専門種目以外の指導が自信をもってできることに繋がっています。

また、教職課程においては、ボランティアとして近隣の学校の体育授業の補助をやらせていただきました。

大学の講義では感じることのできない生の現場を経験することができるので、思い描いていた部分とそうでない部分が明確になり、卒業後に講師として勤務した際にはその経験が生きた場面もありました。

なので、今振り返っても学生の頃に実際に現場に出るという素晴らしい経験させてもらったと思っています。

 

健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて

私自身、第一希望として別の大学を受験したのですが、そこで不合格になり地元新潟の新潟医療福祉大学に入学しました。

入学当初、新潟の大学を出て教員として働いている人が周りにいなかったので本当に教員になれるかどうか不安でいっぱいでしたが、講義や勉強会に出ていく中で、知識も身につき、共に夢に向かって努力できる仲間と巡り合うことができ、不安もなくなっていきました

そうした大学で仲間や先生方と出会った結果、時間はかかってしまいましたが教員になるという夢を叶えることができたので、スポーツについて深く学びたいという人だけでなく、教員になりたいという人も選択肢の一つに考えてみてください。

 

健康スポーツ学科の後輩へ

学校現場で働いていると、いろんなところで新潟医療福祉大学の名前を聞くことがあります。

特にスポーツの分野では各競技の全国大会で目にすることがあり、いちOBとして誇りに思います。

そういった活躍が刺激になり自分も負けないよう頑張れるところがあるのでこれからも埼玉から応援しております。

また、教職に関しても、毎年のように新卒で教員として採用される人が出てきており、新潟県で教員になるという夢を叶えるための1つの選択肢となりつつあるのかなと思います。

その中で、なかなか採用されず苦しんでいる学生の方もいるかと思いますが、個人的には諦めず粘って勝負してほしいです。

もちろん、人それぞれ金銭的な状況や家庭の状況というのは異なりますが、教員というのは講師として働きながらでも挑戦する価値のある職業だと思っています。

一人で頑張り続けることはなかなか難しいと思うので同期の仲間と励ましあいながら挑戦してほしいと思います。


以上、髙橋さんからのメッセージでした。

新潟医療福祉大学では、教員採用試験へ向けた様々な取り組みが学内で行われています(写真をクリックすると記事に移動します)

Kyoshoku

「教職実技(体育)」の授業風景(2019年8月29日)

 

Jisshu

小学校教育実習を終えて ~4年生 牧野健吾君~(2018年12月26日)

 

Orientation

小学校教諭免許状の取得に関するオリエンテーション(2018年10月26日)

 

教員養成課程の様子は以下のブログから見ることができます。

新潟医療福祉大学 教職支援センターブログ(クリック)

 

 

新潟医療福祉大学では、教員採用試験に向けたサポートが充実しています!


健康スポーツ学科

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