卒論発表会1

部活とは直接関係ありませんが、下山ゼミの卒論発表会がありました。

本学健康スポーツ学科、初の卒業生たちの発表です。(西原先生ゼミと合同で行ないました)

下山ゼミでは、ほとんどが水泳または水中運動に関する分野の研究をします。

発表風景などは後日、また載せます。

その中で競泳に関係するものを紹介します。

澤田涼が行なったドルフィンキックの研究です。

彼女自身が上向きドルフィンキック(いわゆるバサロキック)と下向きドルフィンキックのスピードが明らかに違うのでその要因を画像解析から探りました。

ちなみに彼女の場合は、スピードが・・・

「上向き>下向き」

でした。

【下向きドルフィンキック】

Photo

【上向きドルフィンキック】

Photo_2

【このカメラを水中に沈めて撮影】

Yamaha

その結果、上半身の上下動などはほとんど一緒でしたが、上向きが腰から蹴っているのに対し、下向きはいわゆる「膝蹴り」になっていました。

スロー再生では見分けがつかなかったのですが、画像解析で明らかにすることが出来ました!

こういう、「現場に生きる研究」をどんどんしていきたいですね!

(ちなみに・・・今回の結論は、あくまで彼女の事例ですので、一般論ではありません)