こんにちは。
STkouhouです。
本学では4/6(火)から、前期授業が開始になりました。
しかしコロナ流行の影響で、最初の2週間はすべてオンライン形式での授業となってしまいました。
今年も学生の姿のない、ちょっと寂しい新学期となりました。
4年生は5月から臨床実習が始まります。
例年ですと検査練習など、実習の準備に来ている学生がいるものですが、
それも今はストップしています。
実習準備で不安になっている4年生の心中を思うと心配です。
(実習の準備は検査練習だけではないのですが…)
写真は2年前に撮影した、実習前の学生の検査練習の様子です。
このように2人一組になって、一方が患者さん、一方が検査者として、
検査練習を行います。
対面授業が開始となり学生の入構が可能になるのは、4/19(月)の予定です。
それでまでは卒業研究ゼミや基礎ゼミごとに、
オンラインでの指導を行っています。
皆が元気で再会できるのを楽しみにしています!!
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]]>こんにちは。
STkouhouです。
4月になり、本学科にも新入生が入学してきました!
しかし入学式はコロナ流行の煽りでwebでの開催となってしまいました。
また、学科主催のオリエンテーションや、
英語などのクラス分けの参考として実施するプレイスメントテストも、
web上で実施することとなってしまいました。
4/5(月)に開催された新入生向けの学科オリエンテーションの様子
学科長の挨拶ののち、
教務担当の内山信講師から、履修上の注意についての説明がありました。
田村俊暁助教からは、講義係の業務について説明がありました。
本学科では講義係という当番を、学生が週替わりで担っており、
講義の準備や後片付けを行います。
他にも、個人情報の取り扱いや、進級後の学外実習についての説明、
今は実施が難しいですが海外研修についての説明もありました。
新入生はこの学科オリエンテーションで、
初めて学科教員の顔を見ることができました。
しかし同級生同士の交流の時間は取れませんでした。
4/17(土)に開催される大学全体のオリエンテーションでは、
新入生は初めて大学に来て、対面で説明を受けます。
ここで初めて同級生全員と顔を合わせることになります。
無事に開催できますように!!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回はその最終回、富澤ゼミの発表を紹介します!
富澤晃文准教授は、 難聴小児・成人への補聴とリハビリテーションを
ご専門とされています。
ゼミ生の発表も、難聴に関係する検査や補聴器に関するものとなっています。
富澤ゼミの学生の演題
この中の「聴性行動」とは、音に反応する行動を指します。
生まれたばかりの赤ちゃんの場合ですと、音にびくっとしたり、目をぎゅっと閉じたりする反応が挙げられます。
それが半年もすると、音のした方に振り向くようになり、
さらに生後1年にもなると、簡単ないいつけに応じて行動したり、
目や耳などの場所を尋ねると指で指し示すなど、
「聴性行動」は発達していきます。
今回の研究では、0歳の乳児の「聴性行動」を評価するのに用いられる、
3種類の質問紙の妥当性について検討・確認しています。
言語聴覚士は小児の聴覚障害の評価や訓練に携わります。
今回検討した質問紙は、臨床で言語聴覚士が聴覚障害を評価するのに用いるものであり、
言語聴覚士は質問紙の内容について深く精通している必要があります。
また、言語聴覚士はこれまでの評価方法の不十分な点を明らかにし、
新しい評価方法を開発していく場合もあります。
以上が今年度の本学科の卒業研究でした。
内容は非常に多岐にわたり、言語聴覚士の関係する領域の広さが垣間見える会でした。
学生たちの演題の中に、皆さんの関心を引くものがあったでしょうか?
少しでも関心のあった場合はぜひ、本学科への入学をご検討ください!!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は内山ゼミの発表を紹介します!
内山信講師は、 神経心理学 行動神経学をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、神経心理学に関するものとなっています。
内山ゼミの学生の演題
脳の構造と心の働きの関係を学ぶ学問である神経心理学では、
脳の損傷によって生じる、人の認知、行動、感情、思考の障害を扱います。
これらの障害の中には、症状が進行するものがあります。
視覚失認とは、目の前にある物を見ても、それが何であるか認知できない状態を指します。
視覚失認は、一酸化炭素中毒や脳血管障害、頭部外傷によって生じることが知られていますが、
近年はアルツハイマー病などの神経変性疾患でも生じることが報告されています。
神経変性疾患は進行性の病気ですので、病気の進行とともに、
視覚失認の症状も進行していきます。
これが進行性の視覚失認です。
言語聴覚士は「言語」と名前がついていますが、
言語に限らない幅広い認知機能についての知識を身に着けており、
視覚失認のような言語が直接関与しない障害も、臨床の対象としています。
言語聴覚士は患者さんの認知機能の評価を行って残存している機能を明らかにし、
今後の進行を見越した支援方法を検討することによって、
患者さんの病棟や家庭での生活をサポートしていきます。
次回は富澤ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は佐藤ゼミの発表を紹介します!
佐藤克郎教授は、耳鼻咽喉科学、頭頸部腫瘍学、音声言語医学、
中耳感染症学をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、耳鼻咽喉科の疾患に関するものとなっています。
佐藤ゼミの学生の演題
難聴に関する用語が複数出てきています。
難聴には伝音難聴と感音難聴があります。
伝音難聴とは、耳の穴から比較的近い場所が担っている、
音を伝える機能に障害が生じたものです。
一方で感音性難聴は、耳の奥の場所が担っている、
より複雑な音の分析を行う機能に障害が生じたものです。
突発性難聴は、原因不明の突然生じる難聴であり、
感音難聴に含まれます。
また、加齢性難聴は老人性難聴とも呼ばれ、
年齢があがるとともに音の聞こえが低下する難聴です。
これも感音難聴に含まれます。
急性難聴も感音難聴も、聴覚障害の分野に携わる言語聴覚士が、
聴力検査をはじめとする評価や、
補聴器や人工内耳を導入する際の訓練を行います。
言語聴覚士は、難聴の原因となった疾患や、
難聴の種類によって異なる、聞こえ方の特徴に精通している必要があります。
次回は内山ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は今井ゼミの発表を紹介します!
今井信行教授は、高齢者の口腔機能解析、摂食嚥下障害における評価法・訓練法の開発
をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、口腔機能や摂食嚥下障害に関するものとなっています。
今井ゼミの学生の演題
QOLとは、Quality of Life 、「生活の質」のことであり、
心身共にいかに満足できる状態であるかを指します。
本学では障害者、高齢者などのQOLを高めることを支援する(サポート)人材を育成することを
重要視しています。
また、咬合支持とは、上下の顎が嚙み合わさっていることを指し、
咬合支持数とは、歯が欠損などにより口腔内で嚙み合わさっている場所が複数ある場合の、
その場所の数を指します。
摂食嚥下機能のリハビリテーションに携わる言語聴覚士は、
口腔ケアや咬合支持の状態を適切に評価できる必要があります。
さらに、摂食嚥下機能の改善だけでなく、患者さん自身のQOLも高めることを目指した
リハビリテーションの実施が求められます。
次回は佐藤ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は吉岡ゼミの発表を紹介します!
吉岡豊准教授は、言語発達障害児の語彙獲得および語彙特徴に関する研究、
機能性構音障害児における語彙能力に関する研究、聴覚機能検査をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、小児の言語発達や聴覚機能検査に関するものとなっています。
吉岡ゼミの学生の演題
機能性構音障害とは、口唇や舌といった発声発語に関係する器官の形状や動きに、
明らかな異常がなく、また、聴力障害がないにも関わらず、
適齢になっても発音が正しくできない状態を指します。
また、小児失語とは小児期に、
怪我や病気によって大脳の言語中枢を損傷することで生じる失語症のことを指します。
機能性構音障害も小児失語も、小児を対象とする言語聴覚士が携わる言語障害であり、
成人の構音障害や失語症とはまた異なる評価や訓練を行うスキルが必要となります。
次回は今井ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は今村ゼミの発表を紹介します!
今村徹教授は、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、
認知機能障害、家族・介護者支援に関する研究をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、認知症に関するものとなっています。
今村ゼミの学生の演題
レム睡眠行動異常症とは、レム睡眠中における睡眠随伴症状のことで、
夢の内容に一致した行動が出現します。
行動の内容は、手足をごそごそする小さい動きから、
患者さん自身が怪我を負ってしまうような大きな動きまで、現れ方は様々です。
近年、レム睡眠行動異常症は、パーキンソン病やレビー小体型認知症などの神経変性疾患との関連
が注目されています。
神経変性疾患では、言語障害や嚥下障害、記憶障害などを呈することがあり、
言語聴覚士はその評価やリハビリテーションに携わります。
次回は吉岡ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は大石ゼミの発表を紹介します!
大石如香准教授は、脳血管疾患による失語症および読み書き障害の研究、
脳血管疾患や変性性認知症における視覚認知障害および質感認知障害に関する研究をご専門とされ
ています。
ゼミ生の発表も、失語症や読み書き障害、視空間認知に関するものとなっています。
大石ゼミの学生の演題
PI20とは、先天性相貌失認のスクリーニングに用いられる質問紙です。
先天性相貌失認とは、脳の器質的な障害を認めないにもかわらず、
顔の認識能力が著しく低い状態を指します。
この失認がある方は、家族や友人など親しい間柄の相手でも、その顔を覚えられず、
生活に支障が出る場合があります。
また、失音楽とは、後天的な脳の障害により様々な音楽能力が障害された状態を指し、
歌唱や楽器の演奏などが困難になることが報告されています。
このうち失音楽は、稀な症候とされていますが、
失語症と共に生じる場合があるため、
言語聴覚士は失音楽を正しく理解し、評価できることが望まれます。
次回は今村ゼミの発表を紹介します!
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STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は石本ゼミの発表を紹介します!
石本豪講師は臨床心理学における実践研究および理論研究をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、臨床心理学に関するものとなっています。
石本ゼミの学生の演題
発達障害とは、自閉症や学習障害、注意欠陥・多動性障害などを指します。
発達障害における二次障害とは、発達障害そのものの症状によって、
社会で生きていく上で様々な困難に直面してストレスを感じ、
その結果生じる抑うつや家庭内暴力などを指します。
発達障害の症状の一つに、コミュニケーション面の問題があり、
言語聴覚士は、発達障害児・者のコミュニケーション訓練に携わります。
次回は大石ゼミの発表を紹介します!
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