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2012年7月 2日 (月)

デンマーク研修関連講演会

梅雨のはずですが、相変わらずさわやかな晴天が続く新潟です。

先日、本学社会福祉学科で企画されたデンマーク研修旅行の報告会の記事をアップしましたが、今日は、その研修旅行でお世話になっている、小島ブンゴード孝子氏をお招きしての講演会が開催されたので、ご紹介しましょう。小島先生は、日本生まれ日本育ちの日本人ですが、30数年前にデンマークの方と結婚され、それ以来デンマークに在住しておられます。長年の実生活での体験に基づいて、インターネットや本では得られない、目には見えにくい事柄を語ってくださいました。

「日本とデンマークの医療・福祉はここがちがう」と題して、70分ほどの講演でした。
主に、学習の進んだ3年生を中心にした社会福祉学科の学生たちが、講演を聞きました。
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小島先生から、福祉先進国と言われているデンマークの、教育や医療、福祉の制度についてお話いただきました。そして、その制度を支える税制、税金を払う国民の考え方や生活の仕方などもお話いただきました。いずれも、確かに日本とはだいぶ違うようです。
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「総選挙の投票率が86%」だとか「納税は義務であり権利でもある」という考え方だとか、「介護される側だけでなくする側にも負担のない介護法」だとか、日本では、理想ではあると思いながらなかなか実現出来ていないことが、デンマークでは実行されているようです。学生たちはみんな、小島先生のお話に引き込まれていました。

そして小島さんは講義の最後に、「では、日本はどのような医療・福祉をめざすのですか」という問いを投げかけてくださいました。デンマークがいいからそれをただまねるのではなく、自分たちが何をめざすのかをしっかり考えることが大事だということですね。あらためてそう問われて、これからの日本の福祉を担う学生は、今後どんな答えを模索するのでしょうか。

興味深い内容を、とてもわかりやすくお話してくださったので、時間はあっという間に過ぎました。きっと聞いていた学生も、もっといろいろなことを知りたいという好奇心を刺激されたことでしょう。また、日本と大きく違う、デンマークの制度や国民の意識には、日本の福祉を勉強中の学生も、考えさせられるところがあったと思います。

こういった講演やボランティア活動など、普段の授業とは別に、知的好奇心をくすぐられる出来ごとはたくさんあります。

大学って、楽しいですよー!

(あ)

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