インターンシップ実習で自分自身の進路と向き合う

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科では、3年生以上の学生を対象に、

地域スポーツやプロスポーツクラブの現場、

あるいはスポーツ業界以外の様々な企業での就業体験を行う

「インターンシップ実習」という授業が開講されています。

 

2016年度には、140名の学生が受講し、公共スポーツ施設や

プロスポーツクラブ、民間フィットネスクラブ、その他の一般企業や

行政機関など、様々な場所でのインターンシップが行われました。

 

特に3年生にとっては、就職活動や卒業後の進路を見据え、

たくさんの希望や悩みが生まれる時期。

インターンシップ実習は、実際の就業体験を通して、

自らの希望する進路、自分自身の強みや弱みを見極めるための

重要な機会となっています。

今年度も様々な業界で「プロフェッショナル」として

お仕事をされている方々の姿を目の当たりにする中で、

仕事に対する真摯な姿勢や細やかな心遣い等、

たくさんの学びを得ることができたようです。

 

 インターンシップ実習の受講者である斎藤大輝さんは、

Jリーグクラブのフロントの方々がどのようなお仕事をされているのかを

知りたいという思いから、自分自身の力で受入先を探して回り、

J3の福島ユナイテッドFC(株式会社AC福島ユナイテッド)での

インターンシップを実現しました。

 

3月26日(日)のホームゲーム開幕戦に向けた準備は多忙を極めたそうですが、

その中で、プロスポーツの現場で働くことの魅力や大変さを、

身をもって知ることができたようです。

以下は、インターンシップを終えた斎藤さんから寄せられたコメントです。

 

「ホーム開幕戦までの5日間、株式会社AC福島ユナイテッドの皆様に

お世話になりました。試合の運営、ホームタウン事業、広告など、

主にフロント業務として、通常のインターンシップではできない事業の内部まで、

幅広く経験させていただくことができました。

現場での発見や、社員の皆さん一人ひとりとの会話を通じて得られた

気付きはすべて新鮮で、5日間の濃いインターンシップは、

私にとって人生の宝となりました。」

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斎藤さんに限らず、インターンシップ実習を受講した多くの学生たちが、

自らの進路と向き合いながら、社会人としての自覚と自信を身につけて

大学に戻ってきてくれました。

目の前に迫った就職活動に向けて大きな弾みをつけるだけではなく、

卒業後の人生をより豊かなものにしていくために。

健康スポーツ学科としても、学生たちの「やってみたい!」や

「知りたい!」を全力でサポートしていけたらと思います。