本学科の教員は、学内で活動するだけではなく、学外での活動も積極的に行っています。
その一例が「学会」への参加です。
簡潔にいえば、学会とはそれぞれの領域の研究者が集い、講演や研究発表が行われ、それらの内容を議論する場ということができます。
以下では、アメリカで行われた学会に参加した佐藤大輔先生からの報告を記載します。
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4月14日(土)~16日(月)にアメリカ合衆国・ラスベガスで開催された5th International Conference on Evidence Based Aquatic Therapy(ICEBAT)に参加しました。
(学会の看板)
ICEBATは、有疾患者への水中でのリハビリテーションに携わる医師、理学療法士、作業療法士、フィットネスインストラクターが集まる学会で、2018年度の大会には18ヵ国から約200名が集まりました。
(学会の様子)
(会場となったホテル)
私は、招待講演者の一人として参加し、下記の内容の講演を実施しました。
・タイトル:Does water immersion promote neural plasticity and motor learning?
・日本語タイトル:水に浸かることは神経可塑性を高め、運動学習を促進するか?
私が所属するスポーツ神経生理学Lab.では、どのような環境・状態で新しい運動を学習するとより効率的か? アスリートのように日々トレーニングを重ねることで脳にどのような変化が生じるか? といった研究を進めています。
体を動かすことと脳の関係に興味のある人、ぜひ、一緒に研究しましょう!!
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大輔先生は、健康体力学、運動生理学を専門としています。また、強化指定クラブの水泳部のアドバイザーとしても活動し、高齢者を対象にした健康運動教室も開催しています。
「運動技能」と「脳」の不思議な関係に興味・関心のある在学生のみなさん、ぜひ大輔先生の研究室(J603)に伺ってみてください。
また、高校生のみなさん、健康スポーツ学科で、大輔先生と一緒に「運動技能」と「脳」の関係について学んでみませんか?
「おもしろい」ことを聞くことができるかもしれませんよ。
佐藤大輔先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_d.html