健康スポーツ学科では、卒業後に行政職(市役所の職員など)、消防士や警察官といった「公務員」として活躍する学生たちもたくさんいます。
11月15日(木)には、今年度の公務員試験(一般行政、消防士、警察官)で現役合格した4年生たちが公務員志望の後輩たちに向けて自らの経験談を語るといったイベント、
「2018年 公務員試験合格者トーク」が開催されました。
本企画はパネリストとなった学生たちが「後輩たちの力になりたい」という思いをもって、自ら就職センターに働きかけ、実現された企画でもあります。
健康スポーツ学科からは、以下の4名がパネリストとして登壇しました。
太田伶さん(千葉市・一般行政)
小林卓弘さん(西会津町・一般行政)
福田竜之介さん(金沢市・消防士)
建原駿介さん(新潟県・警察官)
第一部のシンポジウムでは、それぞれのパネリストが公務員を目指した理由や時期、本気で目指そうと思った経緯から、具体的な学習方法、使用教材、人物試験対策に至るまで、様々な経験談が語られました。
一日の勉強時間の目標を設定し、部活の練習が終わってからも大学の図書館で夜遅くまで勉強をするといった毎日を過ごす中で行われてきた創意工夫。
3年生時に「インターンシップ実習」を活用して、第一線で活躍されている先輩方とのネットワークを築けたことが重要な契機になったというお話もありました。
大学の授業や部活動と両立しながら試験勉強を進め、その目標を見事に達成した先輩たちから発せられる言葉は非常に説得力がありました。
第二部のトークセッションでは、一人ひとりの後輩たちが抱く疑問や悩みに対して、
パネリストの学生たちが丁寧に答えていくといった時間が設けられました。
和やかな雰囲気の中にも先輩たちからは力強いアドバイスが投げかけられており、
予定の終了時刻を大幅にオーバーしても後輩たちの相談に熱心に対応しつづけるパネリストの姿がとても印象的でした。
公務員試験の合格を目指す過程では、本人の努力はもちろんのこと、同じ目標をもった仲間との助け合い、
さらには先輩方からのアドバイスなどが大きな支えとなってきます。
試験合格のための知識だけではなく、誰かのために仕事をしていく上で求められる「心」を学ぶ。
「後輩たちの力になりたい」という学生たち自身の思いからスタートしたこの企画は、
「すぐれたQOLサポーター」を目指す学生たちならではの取り組みと言ってもよいでしょう。
健康スポーツ学科でも、こうした先輩・後輩や仲間同士の素晴らしい関係性がひろがりを見せています。
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