前回、「アスレティックトレーナーってどんな職業なのか?」(クリック)といった記事を掲載しました。
アスレティックトレーナーになるには、多くの知識、正確な技能を身につけなければなりません。
健康スポーツ学科では熊崎昌先生がアスレティックトレーナー関連の授業を担当しています。
熊崎先生はアスレティックトレーナー関連の授業を担当するだけではなく、毎週月曜日の18時からアスレティックトレーナーの知識、技能を深めるために勉強会を開いています。
この日、勉強会には40人もの学生が集まりました。
熊崎先生は、この勉強会を「学生主体」で進めたいと考えています。
勉強会に来たからいいのではなく、この勉強会で「何を学んだか」がとても重要であり、その学びを「現場で生かせるか」が重要であると考えています。
そのためには,発表者には資料を調べ、それを整理するだけではなく、それをより深く理解し、熊崎先生の質問にも答えられるようになることが求められます。
一方で、発表を聞いている学生には、他の学生の発表をじっくり聞き、なぜその資料を持ち出したのか、他にもっといいリハビリはないのか、といった質問をすることが求められます。
そして、この勉強会では、アスレティックトレーナーについて学ぶ仲間同士、気兼ねなく議論できることを目指しています。
熊崎昌 先生
この勉強会には2~4年生が参加しています。
数人でグループを作って、各グループがそれぞれの課題を調べ、発表しています。
そして、発表後には質疑応答があり、勉強会の最後には熊崎先生がその日の勉強会をまとめています。
勉強会が始まる前に、学生たちでプロジェクターの準備をしています
他のグループの発表を真剣な表情で聞き、質問をしています
熊崎先生からも質問がありました
学生が発表した後、熊崎先生がその内容を解説しています
この時(写真の時)、熊崎先生が学生に対して
「左バッターがバットを振る時に右の股関節は外旋しますか? それとも内旋しますか?」
と質問して、それについて解説していました.
答えはどっちでしょう!?
発表した学生も実演して他の学生に解説しています
大腿部(太ももの)の打撲(いわゆる「ももかん」)にも、重症度のレベルがあり、そのレベルごとに復帰に向けての道筋が異なります。
勉強会の最後に、熊崎先生がリハビリの手順を解説していました
みなさんは、ケガをしてから現場に復帰するまでの「正しい」処置の仕方を知っていますか?
「ケガが治ったからそれでOK!!」ではないんですよ!!
治療をしている時から競技に復帰した後のことを考えてリハビリを行うことがとても重要なんです。
さて、さっき「左バッターがバットを振る時に右の股関節は外旋しますか?それとも内旋しますか?」と問いかけましたが、みなさんは答えがわかりましたか?
答えは・・・・・・・・・・「内旋」だそうです!!
ぜひ、熊崎先生からアスレティックトレーナーの役割やその魅力を教えもらってください!!
・・・ちなみに、このポロシャツにはかわいい○○が描かれています。
さて、なんでしょう?
熊崎昌 先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/kumazaki.html
【今年度の熊崎先生の活動】
佐渡トキマラソンEXPO2018への参加
http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/05/expo201857-6bfa.html
2018年春 アスレティックトレーナー見学実習
http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/05/2018514-ab70.html