医療漫画
リアル医療漫画が人気らしいです。(2010年8月5日 読売新聞)
少し抜粋しますと・・
「医師や看護師らが活躍する医療漫画が、漫画の一ジャンルとし
て定着してきた。テレビドラマ化される作品も多いうえ、いまや学術
研究のテーマになるほど注目されている」
「医療漫画は1980年代後半から徐々に増え始め、これまで約1割が
テレビドラマや映画、アニメへと映像化された。岸さんは「患者意識の
変化で、医師が従来の聖職者から身近な存在となり、医療がだれでも
関心を持ちやすいテーマになっている」と指摘する。最近の傾向は臨
床心理士や理学療法士など医師以外の医療従事者を主人公とする
作品が出てきたことだという」
「最近では医師不足や医療事故をテーマに採り入れた「医龍」「麻酔科
医ハナ」「最上の命医」などが「医師が見てもリアリティーがある」と評判
だ。それもそのはずで、昨今の医療漫画は医師が監修したものが多く、
内容も専門分化してきた。漫画研究家のヤマダトモコさんは「大人が漫
画を読む時代になったのに合わせ、内容の方も本格的でリアルさが追
求されるようになった。このため、専門家が監修したり、実態を詳細に
調べたりして描かれた作品が増えている」と説明する」
本学図書館にも数冊の医療漫画がありますが・・ご存知でしたか![]()
収集の趣旨は授業に関連し、教材の一つとしてという側面がメインです。
担当の先生からは以下のコメントをいただいています。
「家族関係論(社会福祉学科 1年生 選択科目)や社会病理学(社会
福祉学科3年生の選択科目)の授業にて紹介された漫画です。
これらの漫画には児童虐待や高齢者虐待、家族の孤立化など、現代
社会におけるさまざまな問題が描かれています。家族問題や社会問題
に関心を高め、発展的に学ぶための契機にしてください。」
一例としては
「どんぐりの家 それから」 山本おさむ著 小学館(コミック)
配架場所は図書館1階の文庫コーナーの脇。
貸出はできませんので館内でご覧ください。
シリーズモノは全巻所蔵はしていませんが、タイトル数などは今後も
増やしていきたいと思います。
その意味で面白いものがありましたら是非、リクエストしてください![]()
では
(ほ)
