めっきり寒くなりました
暖房控えめといえども、館内は温かです
これからの季節、どうぞ図書館活用くださいね
で、全く別の話になりますが、
図書館では受け入れした雑誌に本学所蔵の証として、
日付入りの蔵書印を押しています。
こんな感じ。
少し前のとある日のこと。
良く見ると、む・・ むむ・・・あれぇ
こ、これはっ
「イチ並びました」
2011年11月11日は「イチ」揃い。
「お目出度い」いうことで、「婚姻届をこの日に提出」という
カップルも多かったと耳にします
この「11.11.11」の蔵書印を発見すると、よい事が起こるとか
起こらないとかまことしやかな噂も
もしかしたら雑誌架の最前列で見つけられるかもです。
皆に幸あれ
では、また
(ほ)
昨年に引き続き、本学図書館で中学生の職場体験学習が行わ
れました(×4人)
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2010/08/post-0fed.html
日目
大学の施設見学→館内案内→カウンター業務→雑誌受入作業
カウンターにて貸出業務を経験
雑誌の受入作業~特集記事の入力作業
日目
図書返却作業→カウンター業務→図書受入作業→情報検索紹介
図書のブッカー作業。皺にならないように慎重に・・
お疲れ様でした。
慣れない場での2日間の作業は非常に緊張を強いられたことと
思われます。ましてや今年は節電対策で館内も暑い中、よくがん
ばってくれました
願わくば、今回の体験が職業選択の際に少しでも役立つことを
祈ります
これからも図書館応援団でいてくださいね~
(ほ)
後期の授業が始まり1週間。
学生さんは既に授業モードのようで図書館の利用も活発
嬉しい限りです。
さてこの度、図書館では後期1・2年生の選択科目「QOLの世界」に
関連したコーナーを設置しましたのでお知らせします。
シラバスによりますとこの科目の目標は以下の通りです。
ひとの生きがい、人生の幸福・満足感を知るために、社会の発展に
貢献したモデル事例の行動を調査し、一般的なQOLを理解する。
広い年齢層にわたる患者、対象者の問題を認識するために、非健
康関連QOLと健康関連QOLとの相違を学習する。
そのモデル事例としては具体的な人物が取り上げられています。
マザー・テレサ
レイチェル・カーソン
クリストファー・リーブ
ロバート・キャパ
高木兼寛
神谷美恵子
ロジャー・バニスター
マジック・ジョンソン
福沢諭吉
ガンジー
特設のコーナーは図書館の1階の入り口すぐ右。
授業担当教員の推薦図書を並べています。
授業を履修していなくても利用可能です。
ぜひ、一度ご覧ください
※このコーナーの配架場所は「開架(1階QOL世界)」です。
他にも関連資料はありますので、人物名を入れるなどして
OPACで検索してみてください。
(ほ)
去る7月21日~22日の2日間、本学図書館では職場体験学習の
場として5人の中学生を受入しました。
我々にとっては初めての経験。
大事な学生さんを預かる身としてしっかりと事前準備はしたものの
当日の初顔合わせでは少し緊張しました
スケジュールは以下の通りです。
日目(21日:水曜日)
09:00 施設見学
10:00 業務説明館内案内
12:00 休憩・昼食
13:00 カウンター対応と資料整備
13:45 資料整備とカウンター対応
14:30 質疑応答
15:00 解散
日目(22日:木曜日)
09:00 返本・書架整理
10:15 カウンター対応と資料整備
12:00 休憩・昼食
13:00 資料整備とカウンター対応
14:30 質疑応答
15:00 解散
日目の資料整備では、雑誌の装備や図書のラミネートコーティング
に挑戦。初めてにしてはすばらしい出来栄えでしたよ
1日目@雑誌資料の装備作業
1日目@カウンター業務を経験
日目の資料整備では図書館システムへのデータ登録を経験。
ボーンデジタル世代ですからオンラインの目録にも違和感は無い
ようです。
2日目@図書館システムへのデータ登録を経験
良い経験でした。
自分たちの「しごと」を説明することを通じて「大学」「図書館」を司るにあたる
意味合いが再確認できました。ホント、初心に戻った気持ちです
中学生のキラキラ光る目を前に、ごまかしは利きません。
あるがまま、お話させていただきました。
でも時々寄せられる鋭い質問には冷や汗が
「なぜこの仕事についたのですか?」
「やりがいは何ですか?」
「苦しいことはどういう時ですか?」
最後に
「お給料はいくらですか?」
「・・・・・・・」
前言撤回
この質問のみ「大人の回答」をさせていただきました
(ほ)
「1Q84」に個人中傷落書き 大阪市立図書館所蔵、府警に被害届
という記事がネットに掲載されていました。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/property_damage/?1279493350
(2010年7月19日 13時アクセス確認)
記事によれば「ベストセラーの「1Q84」に特定の個人を中傷する落書
きが見つかり、図書館が器物損壊容疑で被害届を出した」そうです。
また、記事はこう続いています。
「貸し出した本に対する破損行為や落書きには、多くの図書館が頭を
悩ませている。大阪市立中央図書館でも、雑誌で韓流スターの写真が
切り抜かれたり、写真集で水着の写真が数ページにわたって切り取ら
れたりする被害が相次いでおり、担当者によると、正確な数は把握して
いないが「年間で相当数に上る」という」
「日本図書館協会の担当者も「どの図書館も落書きなどの被害に悩
んでいる。公共の財産を傷つけるのは悪いことという意識が希薄に
なっているのではないか」と指摘している」
残念ですが本学の図書館でも、上記ほど意図的で悪質ではないにし
ても大学共通の財産とも言うべき資料が破損したり汚れたり、書き込
みをされたりすることがあります。年々多くなってきた印象も
多分飲み物をこぼしたのでしょう。
ヨレヨレで表紙もベタベタ。紙は濡れると元に戻らないので修復の方法がありません
マーカーが引かれた本と、角がギザギザなった本
複数の利用者が「普通」に使用していても、若干の汚れやヨレなどは
出てきます。利用が多くなれば、これはしょうがない事。
でも図書館のカウンターでは、「普通」に使用してはこうならないという
状況で本が戻ってくることがあるんです。
意図してはいなくとも、うっかり汚してしまうことはあります。でもできるだ
け大切に利用して、なが~く利用に供することが大切なんです。
そうしないと、品切れや絶版で代替本が入手できないことが多いので、
図書館から過去の英知がドンドン失われていきます。
あ~なんという損失
本学ではこういうことが無い様にお願いします
本日は少しのお話でした。
(ほ)
有川浩のベストセラー「図書館戦争」シリーズ執筆のきっかけ
にもなったという「図書館の自由に関する宣言」
http://www.toshokan-sensou.com/yougo.html
本学図書館の入口にも掲示してあります。ご存知でしたでしょうか?
筆者も司書資格取得の勉強中に初めて目にしたときは「ぎょっ」とし
ました。改めてみましても、この仰々しい印象は変わりません
ましてや、図書館を利用する側の人はそうでしょう。
しかしこの宣言、戦前の思想善導機関として機能した図書館の歴史の
反省の上に掲げられた、いたってまじめなものなのです。
現在ネット上では自由に発言できる反面、人権侵害や個人向けの
誹謗中傷、裏サイトなどがまかり通っています。
行き過ぎた規制には反対ですが、こういったものへの線引きも必要
です。バランスなのでしょうが、難しい問題ですね。
さて、話は少しそれますが、図書館の入口にはよく銘文が掲げられてい
ます。図書の中に込められた人間の知恵や真理を称えるものとして、
その宝庫である図書館の建物そのものに刻んだり、パネルを掲げたり。
例えば国立国会図書館では・・
「真理がわれらを自由にする」
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/shinri.html
そのほかにも心揺さぶられる文章が結構あります。いくつか紹介しますと
・実践女子大学図書館
「一つのことに向けられた不断の努力は、往々にして天才の技巧に
勝る」(キケロ)
・早稲田大学図書館
「読むことによって知の何たるかを学べ」(カトー)
・明治大学図書館
「肝心な点は感動すること、愛すること、望むこと、身ぶるいすること、
生きることです」(ロダン)
・武蔵野学院大学
「叩けよ、さらば開かれん」(新約聖書マタイ伝)
等々。
あ~、なんででしょうか?
がんばろ!という気持ちになってきましたよ
図書館の入り口には新着案内や、お知らせ、そして、こういった銘文まで
あります。本学だけでなく他の図書館に行かれたときなど、ぜひ注視してく
ださい
(ほ)