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2015年7月

2015年7月23日 (木)

2014貸出ランキング3

学科別貸出ランキングもラストsign01

社会福祉学科・医療情報管理学科の貸出1位をどどーんと発表しますbell

社会福祉学科note

1位 貸出回数:13回

てんかんテキスト : New Version(アクチュアル脳・神経疾患の臨床 ) 中山書店 2012

2014sw

医療情報管理学科note

1位 貸出回数:6回

コンパクト生理学 医学書院 1997

2014hi

2位、3位はコチラ

さらに身分・所属を問わない、総合貸出ランキング20位コチラ

みなさんの借りた図書はありましたか?

図書館ヘビーユーザーの方はお気づきかと思いますが、このランキングは

入口掲示板に先月から掲示していますwink

文庫、新書コーナーではそれぞれの貸出ベスト3位を展示していますので

こちらも手に取ってみてくださいねnote

P1010149 (文庫は票が分かれる印象ですが人気作品です!)

P1010150 (新書ベスト3はランキング常連!)

定期試験が終わったらいよいよ夏休みwave
今本を借りると返却期限は10月1日sign03

しかも学生のみなさんはいつもの上限7冊から10冊まで増大happy02
(大学院生・教職員は20冊まで)

昨年ランキングにあがった図書を借りてもよし、新着図書を借りてもよし
たくさん借りて有意義な夏休みをおすごしくださいheart01

2015年7月16日 (木)

2014貸出ランキング2

白い紫陽花は土の酸度とは無関係だったことを最近知った(な)です。
梅雨は明けたんでしょうか?sprinkle


さて前回に続いて学科別貸出ランキングを発表しますcatface

今回は健康科学部編ですbell

健康栄養学科note

1位 貸出回数:16回

一品料理500選 : 治療食への展開 第2版第6刷 (補訂) 医歯薬出版 2006

2014hn

健康スポーツ学科note

1位 貸出回数:16回

下肢 (スポーツ外傷学 ; 4) 医歯薬出版 2001

2014hs

看護学科note

1位 貸出回数:84回

ウエルネスからみた母性看護過程+病態関連図 医学書院 2009

2014nr

2位、3位はコチラ

次回は社会福祉学科と医療情報管理学科+αを紹介しますね~happy01

2015年7月 9日 (木)

2014年貸出ランキング1

館内では7月に入り、課題レポートの印刷をする学生さんの姿を
よくみかけるようになりましたpencil

さて、本日の話題です。
図書館では例年、4月から5月にかけまして前年度の統計をまとめています。

昨年何冊の図書や雑誌を受入したのか、また何人の方が入館されたか等々。
統計の一部は図書館ホームページでも公開しています。
詳しくはコチラ

過去には、本学全体の貸出ランキングをこのブログでも何度かご紹介していますが、
今年は趣向を変え、学生のみなさんに一番貸出された図書を
”学科別”に発表いたしますsign03
各学科の特徴が見られて面白い結果となりましたhappy02

今回は医療技術学部bell

理学療法学科note

1位 貸出回数:77回

図解理学療法検査・測定ガイド 第2版 文光堂 2009

2014pt

作業療法学科note

1位 貸出回数:29回

2014年  国試の達人 : 運動解剖生理学編 アイペック

2014ot

言語聴覚学科note

1位 貸出回数:42回

高次脳機能障害学(標準言語聴覚障害学) 医学書院 2009

2014st

義肢装具自立支援学科note

1位 貸出回数:40回

新編装具治療マニュアル : 疾患別・症状別適応 医歯薬出版 2000

2014at

臨床技術学科note

1位 貸出回数:42回

血液(病気がみえる v. 5) Medic Media 2008

2014ct

視機能科学科note

1位 貸出回数:16回

視野のすべて(眼科診療プラクティス ; 28) 文光堂 1997

2014co


どうですか?当該学科の学生さんは納得sign02でしょうか。
多くの方が借りられている図書には、きっと何等かの魅力や
理由があることでしょうsign03

ちなみに2位、3位はコチラ

次回は健康科学部のランキングをご紹介しますね~scissors


(な)

2015年7月 3日 (金)

ヒューマンライブラリー

今回は、現在図書館1階の企画コーナーに展示している
「ヒューマンライブラリー特集」を紹介したいと思いますpaper

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「ヒューマンライブラリー(Human Library)」とは、社会において誤解や
偏見、差別を受けやすい人(例えば障害や疾病、依存症や、ホームレスや
ニート、不登校、性的なマイノリティ、移民・難民、ユニークフェイス、
様々な宗教の信者etc )を「本」として招き、「読者」となる人が「本」との
”対話”を通して自分の固定観念に気づいたり、新たな視点を持つことで、
多様な在り方に対して開かれた社会の実現を目指す試みのことです。

2000年にデンマークのNGO「Stop The Violence」により、ロックフェス
ティバルの一企画として開催されたのが始まりで、このNGOは
“現在世界で起きている暴力行為や武力侵略は、人々がお互いのことを
理解し合っていないから”という思いのもと、5人の若者たちによって結成
されました。

その後欧米を中心に世界各国で開催され、日本でも大学やNPO法人など、
多様な団体や個人が開催しています。

この取り組みは”人間図書館”、“生きている図書館”などとも呼ばれ、語り手を
「本(生きている本)」、聴き手を「読者」、本と読者をつなぐ主催者(スタッフ)を
「司書」と呼んでいます。
ココロのバリアを溶かす:ヒューマンライブラリー事始(ことはじ)め』参照。


実は本学でも、この「ヒューマンライブラリー」を、今年の【伍桃祭】(10/12)で
開催する準備が進んでいますear
健康スポーツ学科の佐藤裕紀先生と学生有志が中心となって行います。
現在はこの“生きている図書館”を一緒に企画し、「本」との交渉や当日の
運営を担ってくれるスタッフ(司書)を募集中とのことです。
参加されたい方は是非sign03佐藤先生に問い合わせをしてください。

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さて、「ヒューマンライブラリー」の「司書」は主催者であり編集者、「本」を守り、
「本」と「読者」をつなぐ重要な役割を担いますが、まず語り手である「本」の
一番の理解者になる人です。
本学は保健・医療・福祉・スポーツのプロフェッショナル、
優れたQOLサポーターを育成する大学です。
本学の学生であることが、「本」の方に参加して頂く際の安心につながれば、
とても素敵なことですねhappy02

当日、「読者」として参加することも貴重な体験になると思います。
今回の特集企画を通してたくさんの方に興味を持ってもらえたら嬉しいですshine
(※図書はブクログで紹介しています)

並べている図書は「ヒューマンライブラリー」に関連する一部でしかありません。
他の図書をOPACで検索してみたり、インターネットを活用して自分なりに
知識を深めるなどしてください。

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蛇足ですが、
日本図書館協会で定められている図書館員の倫理綱領の中に、
“図書館員は利用者を差別をしない”というものがあります。
”利用者をその国籍、信条、性別、年齢等によって差別してはならない”、
など図書館員の利用者に対する責任を明確にしたものです。

今回、「ヒューマンライブラリー」という取り組みを筆者も初めて知りましたが、
図書館や図書館員の在り方と共通するものがあり、とても共感できました。

「本」との”出会い”と”対話”は、私たちの何を変えてゆくのでしょうか。
図書館も一緒に学んでいきたいと思いますsign01

                                           (さ)