伊坂作品お勧め
本学図書館に短い間でしたがお勤めいただいたMさんに
お勧めの本をご紹介いただきました
オーデュボンの祈り/新潮社/伊坂幸太郎
あらすじ:
目を覚ましたら不可思議な孤島にいたコンビニ強盗の主人公。
島には不思議で奇妙な人々が生活していた。とくに風変わりなのは
未来が見えるというしゃべる案山子の存在だ。その案山子が何者か
によって惨殺されてしまう。いったい誰に?そしてなぜ案山子には
自分の未来が見えなかったのか??
感想:
読み始めたときは変な話だな、と思いましたが魅力ある会話や個性
的な登場人物など物語の世界に引き込まれていって一気に読み終え
ました。とても面白かったです。未来が分かるってどういうことなの
かなと考えさせられました。
伊坂幸太郎といえば筆者も結構読んでいます。お勧めは初期の作品
ですが、現在映画が公開されています「ゴールデンスランバー」は展
開がとてもスピーディで、あっという間に読み終えてしまいました。
映画の方も好評のよう。早くも今年の最優秀作品かと言われています。
ちなみに伊坂さんの作品は多数映画化されていますよ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」
「陽気なギャングが地球を回す」
「フィッシュストーリー」
「重力ピエロ」
「ラッシュライフ」
最近は本屋さんに行っても映画化された本のコーナーがあったりし
ますよね。映画が先で本が売れるケース、本が人気で映画化される
こともありますが、双方を比べるのも楽しいですよ。
(ほ)