古くて新しい問題①
油断しがちですが乾燥する冬場は水分補給が大切。
「暖かい図書館を活用してください」と前回の記事で書きましたが、
そうなると喉の渇きは深刻。しかし原則館内は飲食禁止。持込も
不可です。
ということで今回の話題は、
「図書館内へのペットボトルの持込(館内での飲食)」
についてです。実は昨今の図書館界でHOTな案件なんです。
標題にも書きましたように、館内での飲食の是非に関する議論は
昔からある問題です。加えて新しい問題であるという意味は、ペット
ボトルが普及し手軽に入手できる上に、持ち運びと保存が可能に
なったという社会的背景があるといえます。
ペットボトル持込を禁止する理由です。
こぼす→資料が汚れる
こぼす→机やカーペットが汚れる
匂いが気になる
ペットボトルを認めると歯止めがなくなる
一方持込を「可」とする見解です。
長期滞在すると喉が渇く→水分補給は大切
蓋付きペットボトルであればこぼさない
ライフスタイルとしてマイボトルなどが浸透している
書店で飲食可能なスペースも存在する
そもそも借りた本は自宅でジュースを飲みながら読む場合がある
中には一笑にふすべきものもありますが、どれも図書館界では大真
面目に議論されておる代表的な意見なんです。
さて、皆さんはどう思われますか?
昔ながらの紙媒体資料が多く存在する図書館。
ライフスタイルや健康観の変貌などなど考慮すべき事項は多数あります。
もう一度問います。
皆さんはどうされたいですか?
次回以降、筆者の個人的な見解も含め、本学図書館の方向性など
ご披露したいと思います
(ほ)