« あけましておめでとうございます | メイン | 学生選書コーナーの新刊情報 »

2017年1月18日 (水)

本が濡れてしまったら…

こんにちはnote

先週末からの寒波で大学構内も一気に雪景色となりましたねsnow


この季節は天候が安定せず、晴れていたと思ったら雪が降ったり
突風が吹いたりしますbearing

そんな時に気をつけていただきたいのが

図書の水濡れですdanger

雨天の時ももちろんそうですが、案外少しくらいの雪だったら
傘をささなくてもいいやと思って油断していると……shock

なんてことになるかもしれませんsweat01


本にとって水は大敵ですsign03

Dsc_0116↑ ↑ ↑
こちらの図書ですが、一部分が波をうってしまっていますsign04

濡れてしまった紙はふやけてシワシワになり
そのまま乾かしても元には戻りませんcrying

しかーし!!!!

乾いてしまう前に対処することによって
完全に元通りgood……とまではいきませんが(笑)

被害をできる限り抑えられるのですflair


まず用意するのは『白い紙』

一般的なコピー用紙で構いません

Dsc_0120_4
これを濡れてしまったページの間に挟んでいきます

Dsc_0118 こんな感じ

くっついて無理にはがすと破れてしまいそうな時は
広げられるページのみで大丈夫ですgood

また、濡れ具合によっては最初にタオルで軽く叩いて水分量を減らし、
コピー用紙は吸水できなくなるまで交換を繰り返してください

Dsc_0119
次に
平らな場所で辞書など重石になるものを上に乗せて変形を防ぎます

図書と重石の間にも紙を入れることを忘れないでくださいねwink


この状態で乾くまで数日プレスさせると
濡れた図書もある程度修復させることが可能ですshine

雨や雪などの天候以外にも

「鞄に入れたペットボトルの水滴が…」

「家に置いていたら結露で…」

なんてこともあるかもしれません。

思いがけず借りていた図書を濡らしてしまった場合に
ぜひ参考にしてみてください!


でもこんなに長々とめんどくさい説明をしておきながらなんですが

一番は濡らさないように大切にしてくださいね

ということですconfident

それではまたpaper

(み)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog-niigata.net/t/trackback/236611/34029641

本が濡れてしまったら…を参照しているブログ: