本が濡れてしまったら…
こんにちは
先週末からの寒波で大学構内も一気に雪景色となりましたね
この季節は天候が安定せず、晴れていたと思ったら雪が降ったり
突風が吹いたりします
そんな時に気をつけていただきたいのが
図書の水濡れです
雨天の時ももちろんそうですが、案外少しくらいの雪だったら
傘をささなくてもいいやと思って油断していると……
なんてことになるかもしれません
本にとって水は大敵です
↑ ↑ ↑
こちらの図書ですが、一部分が波をうってしまっています
濡れてしまった紙はふやけてシワシワになり
そのまま乾かしても元には戻りません
しかーし!!!!
乾いてしまう前に対処することによって
完全に元通り……とまではいきませんが(笑)
被害をできる限り抑えられるのです
まず用意するのは『白い紙』
一般的なコピー用紙で構いません
くっついて無理にはがすと破れてしまいそうな時は
広げられるページのみで大丈夫です
また、濡れ具合によっては最初にタオルで軽く叩いて水分量を減らし、
コピー用紙は吸水できなくなるまで交換を繰り返してください
次に
平らな場所で辞書など重石になるものを上に乗せて変形を防ぎます
図書と重石の間にも紙を入れることを忘れないでくださいね
この状態で乾くまで数日プレスさせると
濡れた図書もある程度修復させることが可能です
雨や雪などの天候以外にも
「鞄に入れたペットボトルの水滴が…」
「家に置いていたら結露で…」
なんてこともあるかもしれません。
思いがけず借りていた図書を濡らしてしまった場合に
ぜひ参考にしてみてください!
でもこんなに長々とめんどくさい説明をしておきながらなんですが
一番は濡らさないように大切にしてくださいね
ということです
それではまた
(み)