陸上関連の小説
「最近読んだ本」の流れを汲んだ話題を一席。
コレも最近、公共図書館から借りて読みました。
「チーム」 堂場瞬一著 実業之日本社 2008年
箱根駅伝の、それも母校としての出場を逃した学連選抜チームがメインの話です。
一度も箱根にチームを導くことのできなかった名匠、個人の記録以外に関心のない天才ランナー、個性あふれるチームをまとめようとする故障上がりのキャプテン。
周りは伝統も実績もある伝統校がズラリ。シード内の熾烈な戦いが予想される中、もちろん下馬評は低い。が、目指すは優勝。1回限りのチームは文字通り“こころ”の襷(たすき)もつなげることができるのか。。。
最後までハラハラとさせてくれる駅伝小説です。
そういえば、昨今、陸上を取り上げた小説をよく見かけます。例えば・・
「Run! Run! Run!」 桂望実著 文藝春秋 2006年
「風が強く吹いている」 三浦しをん著 新潮社 2006年
「一瞬の風になれ(3冊セット)」 佐藤多佳子著 講談社 2007年
「ランナー」 あさのあつこ著 幻冬舎 2007年
懐かしいところでは・・
「ららのいた夏」 川上健一著 集英社文庫 2002年
現在、マラソンブームだそうです。読めば、皆さんも走ってみたくなるかも
(ほ)