新潟県大学図書館協議会
去る7月8日(水)、新潟経営大学図書館にて、「新潟県大学図書館協議会」の
総会が開催されました。
この会の構成員は県内の大学、短大、高専の図書館23校。
会の発足は平成7年。今回で15回目の総会となりました。
設立の趣旨は「会員相互の緊密な連絡と協力により、図書館の充実発展を図る
ことを目的とする」(協議会会則 第2条(目的)から)とあります。
参加は各大学の館長+図書館職員1名が基本。
小雨の振る中、今年は伊東正裕館長+筆者の2人が参加してきました。
今年の総会は盛りだくさん。
まずは、「新潟県立大学図書館」と「新潟リハビリテーション大学院大学図書館」の
加盟が申請され、認められました。
その後、1年間の活動報告やら設置母体(国立、私立、高専など)単位の全国大会の
報告やらが行われた後、本日のメイン協議事項です。
今年の協議事項は「新潟県地域共同リポジトリの発足について」
ソウ以前、このブログでも紹介しました学術機関リポジトリ、そのNiRRについです。
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/06/post-babd.html
いや~久しぶりに議論が飛び交いました
以前にも説明しましたが、この学術機関リポジトリは今後の大学もしくは大学図書館の
トレンドとなるであろうことには疑問の余地は少ないのですが、大学によっての対応が
様々なのです。
新潟県内の協議会参加大学を見渡しても、総合国立大学の新潟大学、
本学のような中規模私立大学など、設置母体が違い、利用対象人数や専門とする分
野が違うと、図書館の運営方法も全く異なります。
余力があるから“する”。余力がないから“しない”ということではないのですが、始めて
みたものの続かないではうまくないので、スタートに躊躇していしてしまう気持ち、分から
ないではありません。
結局、“可能な大学によって、可能なコンテンツから”ということで、正式スタートすること
が決定し、作業部会が発足しました。
本学も、もっと、モット勉強しなければなりません。
総会終了後は図書館見学。他大学の図書館見学は楽しみです。
それぞれのディスプレイや配架の工夫が参考になりますし、運用に苦慮しているあたりが
同じだと、安堵したりもします。
こんなサービス、良いですね
広々と清潔な閲覧室。天井も高く開放感がありました。
その後は・・・・懇親会で親睦を深めてきました。
決して・・決して湯田上温泉には浸かっていません。 (ほ)