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2009年11月

2009年11月23日 (月)

女性作家

気がつくと女性作家の本を続けて読んでいることがあります。
それも筆者お気に入りの重鎮@宮部みゆき@高村薫など
社会派ミステリ作家ではなく、比較的“まったり“とした小説をですcat

例えばここ最近では下記を読破dashしました。

・朝倉かすみ 「田村はまだか」 光文社 

・中島京子 「ハブテトルハブテトラン」 ポプラ社 
・中島京子 「桐畑家の縁談」 マガジンハウス
・中島京子 「さようなら、コタツ」 マガジンハウス
・中島京子 「イトウの恋」 講談社
・中島京子 「Futon」 講談社

・中島たい子 「漢方小説」 集英社
・中島たい子 「建てて、いい?」 講談社



特に上記“W(ダブル)中島”はオススメですpaper
機会があれば是非!
                              (ほ) 



   

2009年11月19日 (木)

新潟県大学図書館協議会研修会

去る11月10日(火)、新潟県大学図書館協議会(新大図協)の
研修会が開催されました。

以前記事にしましたが新大図協では年に1回、総会と研修会を
開催しています。
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/07/post-7cf1.html


今回の研修会は新潟大学の駅南キャンパス「ときめいと」が会場。

Cimg0347
プラーカ1の2階という好立地



Cimg0345
おお~、電子掲示版



今回の研修内容は「共同リポジトリ」について。
これも以前記事にしましたが「学術機関リポジトリ」のひとつのカタチです。
本学もこの“共同”で学術機関リポジトリを“実現”しています。
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/06/post-9388.html


この研修会の真の狙いは、
『「共同リポジトリ」の参加館を増やして新潟を盛り上げよう』

内容はというと、事例報告が中心でした。
まず「新潟県共同リポジトリ(NiRR)」に参加している4機関が発表。

 ・新潟青陵大学図書館
 ・新潟医療福祉大学図書館
 ・新潟国際情報大学情報センター
 ・新潟大学付属図書館


その次に福井県と広島県の事例報告と続きます。

Cimg0348
県内ある機関の事例発表


最後はいつものごとく懇親会へwinerestaurantcafebeer
意見交換、口も滑らかでしたcatface
                              (ほ)

2009年11月10日 (火)

読書週間③

前々回書きましたように10/27-11/9は読書週間。
本記事もなんとか期間中に書いていますが、掲載は終了後になりそうsweat02

ということで読書週間の最後を飾るべく?
筆者のおすすめ図書(作家)を紹介させてください。


宮本輝 「錦繍」 新潮文庫

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で」の一
始まる物語。全編が往復書簡でのみ構成されているのに、物語として成り立っ
ているのがスゴイ!いろんな書評欄でも恋愛ものの古典として取り上げられ、
その地位は定着しつつありますので、お読みになった方もいるのでは?

タイトルの“錦繍”とは「刺繍した織物」ということだけでなく「美しい紅葉のたと
え」でもあります。紅葉の季節にご案内できればよかった・・・ですthink


実は筆者、昔からの宮本ファン。長編も良いですが、お勧めとしては短編集delicious

「五千回の生死」 新潮文庫
「星々の悲しみ」 文春文庫



その他に“カワ”三部作も良いですよgood
「泥の河」「道頓堀川」「蛍川」

今回ご紹介の図書は全て文庫にて入手可能ですし、
カワ3部作は映像化もされています。

本学では「錦繍」のみ所蔵。
公共図書館には上記以外も多数所蔵していることでしょう。
「全集」もあるはずsign01   
                                          (ほ)


館長から情報いただきましたsun
新潟ではこの先、舞台講演もあるようです↓
http://www.nsttv.com/event/stage.php#ev_3719

    

2009年11月 2日 (月)

読書週間②

読書週間真っ只中。
そんな中、読売新聞社が世論調査で気になる記事を掲載しています。
(2009年10月25日(日)朝刊14面)

「時間がない」・・・・本離れ

「1ヶ月間に本を読まなかった人は70歳以上で7割にも上り、全年代で
前年調査よりも読まなかった人が増えた。趣味や娯楽が進む中、多く
の人が「時間がなかった」ことを理由にしている」

「景気の影響で新刊書の売れ行きも悪く、一人当たりの本購入額も
減少傾向にある・・・また高速道路料金の割引で、休日を行楽に費やす
人が増えたことも・・・」

う~んdown
図書館としては、この業界が元気であることが望ましく、残念な傾向です。


●本を読む理由(複数回答)も様々です。

 「知識や教養を深める」(46%)
 「面白い」(33%)
 「趣味に活かす」(28%)
 「仕事に役立てる」(19%)


●本を読んで人生観に影響を受けたことがあるか否かの質問には、

 「ある」が66%
 「ない」が31%


皆さんには、人生観に影響を受けた本、ありますかsign02

筆者思うに、本との出合いも一期一会。
手に取った瞬間が読み時restaurantです。

本学図書館は学術の専門図書館。
医療福祉従事者として働くであろう皆さんに向けて、ず~と傍においておく
専門書との出会いが演出できれば・・・嬉しいですhappy02 


●その他好きな作家・著者の調査結果も。
参考まで。

 one司馬遼太郎
 two村上春樹
 three東野圭吾
 four松本清張
 five宮部みゆき
 six太宰治
 seven夏目漱石
 seven西村京太郎
 nine赤川次郎 
                                 (ほ)