実習風景
臨床技術学科の池上です。1年生後期の実習は4教科。今回は、生理学実習と生化学実習の様子をご紹介します。
生理学実習では、体の中で起こっている生理現象を機械を使い、数値化してとらえてゆきます。まずは、脈拍です。指先に神経を集中して、脈のわずかな動きを感じ取ます。真剣です。
自分の心臓の音と混ざり、時々どこまで数えたかわからなくなります。
こちらは、血圧測定。起立した状態で計測しています。聴診器で拍動が聞こえて始めた値が収縮期血圧です。
座位で測ります。マンシェットをシュコッ、シュコッと押しながら、圧をあげてゆきます。
仰臥位で測定します。この状態が一高いはずです。ごめん、笑わせてしまいました。
こちらは、生化学実習です。今回は、天秤の使い方やピペットの操作を習得します。化学実験の基本です。しっかり付けてゆきましょう。
「多く乗せ過ぎたときは、反対側のスプーンですくうといいですよ」
真剣なまなざしで、ピペットに向かいます。少しの量の違いで、測定値が大きく変わってきます。ここは、集中してね。
今度は、別のピペットです。検査室では普段、こちらを使います。
さてさて今日の実習はうまくゆきましたか? 実習のあとは、レポートを作って、先生に提出します。「起立!礼!ありがとうございました!!」
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