2018年11月21日 (水)

山代幸哉先生の論文が国際誌に掲載されました!!

 

 

なんと!

山代幸哉先生の研究論文が国際誌に掲載されました!!!

 

だから、論文は英語で書かれています。

 

「論文って何?」って思う人もいるでしょう。

論文とは、簡単にいえば、「研究の成果」です。

 

実験や調査、理論的考察(論理的に考えること)などを通して、今までわからなかったことを発見する、解き明かす、新たな考え(理論、思想など)を呈示するといったことが、研究です。

 

つまり、今回、山代先生は「あること」を解き明かすことができたのです!!

 

ちなみに、論文が掲載されるまでの大まかな流れは以下になります。

 

論文の執筆 → 学術誌へ投稿 → 審査(論文の妥当性などの検証)

→ 審査結果の通知 → ①掲載可となれば学術誌へ掲載決定!!

          → ②修正の指示があれば修正

→ 再審査 → 再審査の結果の通知 → ① or ②へ

          → ③掲載不可(研究に問題あり)

 

 

海外の学術誌に投稿したので、山代先生は論文が掲載されるまでに海外の人と英語でやりとりをしていました。

 

 

山代先生が解き明かした「あること」は以下に「日本語で」書かれているのでぜひ読んでみてください。

もしわからなければ、ぜひ山代先生を訪ねて「直接」話を聞いてみてください!!

 

と、その前に、山代先生のコメントを載せますね!

 

 

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みなさんこんにちは。

今回の論文はこれまでで一番苦労しました(笑)

そのため喜びは大きいものでした。

最初に学会誌に投稿したのが2017年の8月、

そして4回も審査員とやりとりをし2018年の11月に論文が採択されました。

 

私は研究」と「コーチング」の合わせ技で「世界一」を目指しています。

それぞれの道では世界一は無理だと認識しています。

 

でも、世界的に見ても2つのことを世界レベルで両立できている人はあまりいません。

論文と日本代表をコンスタントに輩出できるようにこれからも修行に励みます。

 

先日、1年生対象の「コーチング論』という授業の中で、研究やコーチングについて話をしました。

興味を持ってくれた学生はぜひ研究室に遊びにきてくださいね。

  

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山代幸哉先生@J604

 

 

 

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山代先生の研究室①

 

 

 

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山代先生の研究室②

 

 

 

 

ここからは研究論文の紹介です。

 

ヒトの刺激変化の「認知」は二次体性感覚野が担っている!

 

【研究概要】

ヒトの生存にとって身の回りに起こる「刺激変化」をいち早く捉えることは非常に重要です。

本研究では、ヒトの変化認知に関わる脳活動が刺激からどのくらいの時間帯で起こるのかについて点字様の刺激を使って検討しました。

その結果、ヒトの変化認知は刺激から約100ミリ秒で成立し、その脳活動は二次体性感覚野(S2)が担っていることを明らかにしました。

 

【研究者のコメント】

本研究は、体性感覚領域に起こる変化を認知した際の脳活動について「刺激変化前の長さ」をコントロールすることで検証しています。

その結果、刺激変化前の長さに関わらず一次体性感覚野(S1)の活動は同様に起こり、二次体性感覚野の活動のみ刺激変化前の長さに依存して大きくなることがわかりました。

この手法を用いることで、将来的には運動学習などに関与する体性感覚の記憶機能などを評価できると考えています。

 

【研究のポイント】

①一次体性感覚野(S1)の脳活動は、刺激変化前の長さが0.5秒から3秒に変化しても一定である。

②二次体性感覚野(S2)の脳活動は、刺激変化前の長さが長くなるについて大きくなる。

③二次体性感覚野の脳活動は体性感覚記憶を含む脳活動である。

http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/181113.pdf (21.2KB)

 

【原論文情報】

Koya Yamashiro, Daisuke Sato, Hideaki Onishi, Kazuhiro Sugawara, Naofumi Otsuru, Hikari Kirimoto, Sho Nakazawa, Yudai Yamazaki, Hiroshi Shirozu and Atsuo Maruyama

Change-driven M100 component in the bilateral secondary somatosensory cortex: a magnetoencephalographic study(in press)

 

 

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山代幸哉先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yamashiro.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2018年11月20日 (火)

保護者会が行われました

先日、本学で保護者会が行われました。

健康スポーツ学科でも、多くの保護者にご参加いただきました。

誠にありがとうございました。

 

健康スポーツ学科では、学生生活や就職に関してなどの説明がありました。

その後、保護者との個別面談や施設案内が行われました。

 

施設案内では、教職支援センター、第3体育館、トレーニングセンター、ダンス場、プールを案内いたしました。

その際に、保護者の方から「施設が綺麗だし、整っている」「(知人に)子どもが新潟医療福祉大学に入ったって話すと、いいとこに入ったねって言われる」「施設の充実ぶりが伺える」といったご意見をいただきました。

そのようなご意見をいただけたことを大変嬉しく思います。

 

本学本学科は、まだまだ改善の余地を残すものの、ソフト面、ハード面ともに徐々に充実してきています。

保護者の方が大学を訪れることはあまりないと思います。

今回のような機会、また、高校生の保護者の方はオープンキャンパスにぜひご参加いただきたいと思っております。

そうしていただくことによって、大学の施設の充実ぶりを見ることができ、教員や在学生と話をすることで悩みや不安も解消されることと思います。

 

最後に、「大学生」の成長においても、教員だけではなく保護者のお力が必要です。

僭越ながら、今後も健康スポーツ学科の「大学生」を温かく見守っていただければ幸いです。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

健康スポーツ学科

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2018年11月19日 (月)

11月オープンキャンパスの様子

 

先日、11月のオープンキャンパスが行われました。

  

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大学全体の説明会では、1、2年生を対象にした説明会と3年生を対象にした説明会が行われました。

 

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1、2年生を対象にした説明会の様子

 

 

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3年生を対象にした説明会の様子

 

 

 

大学全体の説明会の後に、学科ごとの説明会が行われ、35名の方が参加して下さいました。

 

 

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学科説明会の様子

 

 

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学科説明会を担当した杉崎弘周先生

 

 

学科説明会の後には、施設見学が行われました。

 

 

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この日、第一体育館でユニファイドサッカーの練習を行われていました。

 

 

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佐近慎平先生からユニファイドサッカーに関する簡単な説明がありました。

 

 

 

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施設見学を担当した下門洋文先生

 

 

施設見学の後、学科別プログラムを体験した参加者もいらっしゃいました。

 

 

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動体視力の測定

 

 

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全身反応時間の測定

 

 

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体組成の測定

 

 

健康スポーツ学科の学生や教員から大学生活について話を聞く方もいらっしゃいました。

 

 

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今回のオープンキャンパスでも、学生に手伝ってもらいました。

 

 

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体験プログラムの準備の様子

 

 

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学科説明会の準備の様子

 

 

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学生が体組成の測定結果を説明してくれました

 

 

 

健康スポーツ学科を受験するみなさん、ぜひ、受験勉強を必死にやってください。

その先には「楽しい」大学生活が待っていますよ!!

 

どの大学を受験しようか迷っている、あるいは健康スポーツ学科を受験しようか考えているという高校1、2年生みなさん、ぜひ一度オープンキャンパスに足を運んでください。

「どんな大学なのか」「どんな学科なのか」、その一端を自分の目で確かめることができますよ!!

 

また、このブログ(いきいき放送局)の過去の記事には、学科の授業の様子や学生、教員の活動を知ることができます。

ぜひ、過去の記事も見てください!!

 

 

「面白い学生」との出会いを、学科の教員一同楽しみにしています!!

 

 

 

 

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健康スポーツ学科

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佐近慎平先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sakon.html

 

 

杉崎弘周先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sugisaki.html

 

 

下門洋文先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/shimojo.html

 

 

2018年11月16日 (金)

国際学会での発表!! ~ おまけ ~

 

 

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学会会場

 

 

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ポスター発表の会場

 

 

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プールサイドでのセッション

 

 

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ランチの様子

 

 

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夜に行われたパーティーの様子

 

 

 

 

健康スポーツ学科

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新潟医療福祉大学水泳部ブログ

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新潟医療福祉大学水泳部(強化クラブ特集)

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2018年11月14日 (水)

国際学会での発表!! ~奈良梨央先生の巻~

 

 

連載企画の最終日にトリを務めるのは奈良梨央先生です!!

 

 

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写真右:奈良梨央先生、写真左:安井俊太君(2017年度:健康スポーツ学分野修了)

 

 

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私は、The 13th International Symposium on Biomechanics and Medicine in Swimming 2018という水泳の国際学会でポスター発表をしました。

 

タイトルは「The optimal timing of knee extension in backstroke start」で、ポスターセッションの前にはMini Oral Presentationsとして、2分間口頭で発表をしました。

 

 

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私は新潟医療福祉大学の水泳部でコーチとして携わっているため、現場で感じた疑問について、研究を通して明らかにしたいと考えています。

私自身、この大学の水泳部出身で、大学4年生まで選手を続けてきました。

水泳では速くなるために、練習のみならず頭を使って考えることも大切だと感じたことから、水泳の研究を進めています。

 

 

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今回学会で発表した内容は、「背泳ぎのスタートに着目をし、パフォーマンスを高めるにはどのようなスタートをしたらいいのか」という疑問から始まりました。

 

これまでに、私たちが取り組んできた研究では、膝関節伸展し始めた際、股関節角度が大きい人ほどより高いパフォーマンス(ここでは、5m通過時間)を発揮することができているということを明らかにしてきました。

 

そこで、今回の研究では、「高いパフォーマンスを発揮するためには、各選手で膝関節の伸展には適切なタイミングが存在するのでは?」という仮説のもと、適切な膝関節伸展のタイミングが存在するかどうか評価することを目的としました。

 

結果として、各選手によって適切な膝関節伸展のタイミングは異なるものの、適切なタイミングが存在することが示されました。

 

しかし、まだこの研究には不足している情報があるので、これからも1つずつ解明できるように取り組んでいきたいと思います。

 

 

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写真前列左から

奈良梨央先生、野村武男先生(筑波大学名誉教授)、下山好充先生、安井俊太君

写真後列左から

佐藤大輔先生、下門洋文先生、市川浩先生

 

 

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奈良先生は水泳のコーチングに関する研究を行っています。

水泳のコーチとしても日々奮闘しています。

現役時代には、背泳ぎで国体4位の成績を収めるほどの実力者です!!

また、健康スポーツ学科のなかでは水辺実習の補助なども行っています。

 

2018年度水辺実習の様子①

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/07/part1-1cbe.html

2018年度水辺実習の様子②

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/07/part2-e776.html

 

 

 

奈良先生は、コーチング現場で日々、「どうすれば速く泳げるのか?」「どうすれば勝てるのか?」といったことを「追究」しています。

 

研究によっては実験室で行われる研究もありますが、奈良先生の研究では「現場」が極めて重要になります。

水泳の指導現場をより良くするために、常に現場に身を置き、現場から問題点を見つけ出し、それを改善・解決するための方策を考えています。

 

新潟医療福祉大学水泳部は、下山好充先生を筆頭に、馬場先生、奈良先生の指導力によって全国に名を馳せるほどに飛躍しましたが、各先生のたゆまぬ努力の成果だといえます。

 

 

今後も、新潟医療福祉大学水泳部の各先生は「コーチング」と「研究」の両輪を回していくことでしょう。

それらを回し続ける限り、本学の水泳部はさらに飛躍することでしょう。

 

 

泳ぎ方のこと、水泳の指導法など、どんな小さな疑問にでも、奈良先生は優しく答えてくれるはずですよ!!

 

 

 

 

奈良梨央先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/nara.html

 

 

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2018年11月12日 (月)

国際学会での発表!! ~馬場康博先生の巻~

 

 

今日は、馬場康博先生の発表内容を紹介します!!

 

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筑波大学にて開催されたBiomechanics and Medicine in Swimming 2018に参加させていただきました。

 

この学会は、4年に1度開催される水泳関係の国際学会です。

 

4年前にオスロで発表された指導教員の姿を拝見していたので、私は、初めての英語でのOral(口頭)発表に挑戦しました。

「習うより慣れろ」の精神で、「出来るようになってから発表するというより、発表しながら出来るようになるといいな」と考えました。

 

私は水泳部に所属し、屋外での長距離泳(オープンウォータースイミング)競技を専門にしています。

今回は、海でのクロールを慣性センサの角速度情報を用いて定量化する内容で発表しました。

具体的には、海で5kmを泳いだ際に何掻きストロークをしたのか? 計測した角速度情報をもとに抽出データから推測しました。

 

 

【タイトル】

Stroke time estimate in 5 km open water swimming using a tri-axial inertial sensor device: Pilot study of sensor availability

 

【概要】

海での泳動作情報が少ないが、プールでの泳動作情報抽出で妥当性が確認されている慣性センサを使用することでオープンウォータースイミングの泳動作を定量化した。

その結果、体を回転させるローリングの回数(2、334ストローク)をカウントすることができた。

また、局面毎に分けることで泳いでいない局面や前方確認をしている局面を推測することができた。

慣性センサは、長距離水泳のオープンウォータースイミングの泳動作情報の一部推測に適した道具である。

 

 

 

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馬場康博先生

 

 

発表準備までの時間に限りがあったものの、ポスター発表よりも丁寧に方法論を説明できたので、より多くの方に耳を傾けてもらいました。

 

今回の口頭は、発表10分、質疑応答4分で構成されていました。

 

発表練習では何度も10分をオーバーしていた上、発表の際に頭が真っ白になって沈黙になることもあったので、発表中は、「丁度10分くらいかな」と感じていましたが、私の発表は8分で終わってしまいました。

 

10分の時間を知らせるベルの音が鳴らないまま、質疑応答に入りました。

 

しかし、私の長所は「英語が通じなかったり、分からなくても大丈夫!」という、根拠のない、理解しがたい自信です。

「(一人で発表する)口頭発表よりも(相手と会話できる)質疑応答の方が聞き返すこともできるし、安心だ」と思っていました。

 

また、私の稚拙な英語発表にも関わらず、聴講してくださったフロアのみなさんも理解しようとしてくれた印象だったので、発表を終えて(勝手に)周囲の研究者が見守ってくれるような温かい気持ちになりました。挑戦することで多くの経験値を獲ることが出来ました。

 

さらに、発表に至るまで、多くの方々にお手伝いいただきました。研究の打ち合わせ、実施、抽出情報の解釈、発表内容の相談etc…

この場をお借りして、現在の環境に感謝を申し上げます。

 

そして、今後も学生指導の力をつけるために、自分自身の能力を高めていきたいと考えています。

 

 

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今年度も馬場先生はオープンウォータースイミングの国際大会に帯同したり、今回とは異なる国際学会で発表をしたりと、水泳に研究に日々奮闘しています。

 

FINA/HOSA Marathon Swim World Series 2018 #3 Setubal への参加(クリック)

(オープンウォータースイミング国際大会の様子)

 

ECSSに参加しました!!(クリック)

(国際学会の様子)

 

 

馬場先生は、いつも学生と仲良く戯れていますが、学生が普段目にしないところでは、国際大会に帯同したり、国際学会で発表したりと、大活躍しています。

 

健康スポーツ学科には国際的に活躍する先生が多数在籍しています。

身近に、そんな先生がいるんです!!

 

在学生は、そんな環境をどう生かしますか?

 

 

馬場康博先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/baba.html

 

健康スポーツ学科

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2018年11月 8日 (木)

国際学会での発表 ~下門洋文先生の巻~

 

今日は

下門洋文先生の発表を紹介します!!

 

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2018年9月17日~21日にかけて、4年に1度開催される水泳の国際学会が筑波大学にて行われました(The 13th International Symposium on Biomechanics and Medicine in Swimming 2018 (BMS2018) at Tsukuba)。

 

世界中から約200人の水泳研究者が集まり、水泳に関する最新研究を発表して英語で議論します。

7つのシンポジウム、85の口頭発表、82のポスター発表が行われました。

私はその内、バイオメカニクスのセッションで口頭発表させていただきました。

 

 

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下門洋文先生

 

 

 

【発表タイトル】

水中ドルフィンキック中の足部周りの圧力と剥がれていく渦

 

競泳では、スタート後とターン後に用いられる水中ドルフィンキックという潜水泳技術があります。

これはイルカが泳ぐように、スイマーが足を上下に振って水中を進む泳法です。

 

競泳では「いかにタイムを縮めることができるか」が勝負のカギとなります。

 

実は水中ドルフィンキックはクロールよりも速く泳げるため、ルール上は壁から15mまでしか使用を許されていません。

面白いことに、最近の国際大会を調べると決勝に進むような速いスイマーほど、ドルフィンキックで潜る距離が長く、1,2秒を争う競泳の世界では水中ドルフィンキックがタイムを縮める当たり前の泳技術となってきているんです。

 

では、どうすればドルフィンキックが速くなるか?

不思議なことに、単にスイマーの筋力が強ければ速いというわけではなく、最近では「渦の作り方」が速く泳ぐために大きな役割を果たすことが分かってきました。

 

この研究では、水中ドルフィンキックしているスイマーの通った後にできた渦を見える化しました。

さらに足に働く流体からの力を計測しており、力と渦との関係を調べました。

 

その結果、けり下ろし中に最もスイマーは加速するのですが、足を上下に振るという単純な膝の曲げ伸ばしだけではなく、実は足のひねりが加わった複雑な動きで足の表と裏に圧力差を生じさせ、周りの流体に渦を作って進んでいることが分かりました。

 

近い将来、スイマーの渦の作り方を評価できるようになり、キックしているけど進まないのは実は渦の作り方が非効率的だった、ということが分かるかもしれません。

 

発表後は色々な先生から英語で質問を受け、うまく答えることができず英語の必要性を強く感じ、一方で多くの研究者に興味を持ってもらえたことを嬉しく思いました。

 

 

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下門先生の専門はスポーツバイオメカニクス、運動疫学です。

また、栄養士、健康運動指導士、水泳コーチといった資格も保持し、大学では健康運動指導士、健康運動実践指導者関連の授業も受け持っています。

 

「どうすれば速く泳げるようになるの?」「どんな泳ぎ方がいいの?」とったように泳ぎ方に疑問を抱く人、「健康のためにはどんな運動がいいの?」「どれだけ運動をすれば健康の維持、増進につながるの?」といった健康の維持、増進に関わる運動の仕方に興味関心のある人は、ぜひ、下門先生に聞いてみてください。

 

博識な下門先生から、水泳のこと、健康運動のこと、その他いろんなことを聞くことができますよ!!

 

 

下門洋文先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/shimojo.html

 

健康スポーツ学科

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2018年11月 6日 (火)

国際学会への参加!! ~下山好充先生の巻~

 

 

今週、国際学会での発表を続けて掲載していきます。

 

先陣を切るのは下山好充先生です。

以下、下山先生からの報告です。

 

 

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2018年9月17日~21日、4年に1度開催される水泳の国際学会が筑波大学にて行われました。

 

 

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下山好充先生

 

 

この学会に私は1998年から5回連続で参加しており、この学会に参加し続けていることで他の国々の水泳研究者と知り合いができました。

また、今回はコーチングのセッションで、座長とポスター発表(ショートプレゼン含む)をさせていただきました。

 

私自身、国際学会での座長は初めてで、緊張もありましたが、直前の発表キャンセルというトラブルにもどうにか対処でき、無事役目をこなすことができました。

 

 

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 座長を務めた様子

 

 

 

ポスター発表では、水泳中、呼吸制限しながらトレーニングすること(ハイポキシックトレーニング)が身体にどのような影響を与えるのかについて調べたことを発表しました。

 

 

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呼吸を制限した場合、制限しなかった場合と比べ、全身の代謝特性にはほとんど影響はなかったのですが、活動筋の代謝特性に影響を及ぼしていることがわかりました。

さらに研究を進めて、ハイポキシックトレーニングについての効果を検証していきたいと思います。

 

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以下の記事でもお伝えしましたが、下山先生は新潟医療福祉大学水泳部を躍進させている立役者です。

SHAIN プロジェクト キックオフ・シンポジウム 健康スポーツ学科のシンポジスト紹介

(クリック)

 

日々、コーチング現場に身を置き、選手の競技力向上を図っています。

研究と現場は切り離されるものではなく、現場から問題点を抽出し、それを研究によって改善、解決を図り、再度現場に還元する。

 

下山先生は研究と現場の懸け橋となっている先生です。

本学の水泳部の躍進の裏側には、研究しながらコーチング力を高めるという取り組みがあるのです。

 

研究も指導も、「なぜ?」「どうすれば?」といった疑問からスタートし、それを追究することになります。

 

物事を深く探究することは、研究も指導も同じです。

 

水泳、コーチングに興味関心のある人は、ぜひ下山先生の研究室へ訪れて、深い話を聞いてください!!

 

 

 

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2018年11月 1日 (木)

ダンス領域指導実習:「ちびっこハッピー☆ダンス教室」開始!

今年も始まりました、「ちびっこハッピー☆ダンス教室」

これは今年で7年目の開催となります。

このダンス教室の特徴は、教室での練習を積み重ねた最後には、3月に「ダンス部自主公演」のステージにて子どもたちだけでダンス演目を踊る、という目標があることです!

衣装を身に付け照明を浴び、人前でダンスを踊るという体験は、子ども達にとっても「自信」となり、かけがえのない思い出になると思います。

このダンス教室の初年度は
「ダンス指導に興味がある」「ボランティアがしたい」「子どもと接したい」
そんな学内の一般学生と共に始まっていたこの教室ですが、指導内容の変化と共に、
ここ数年ではダンス部が中心となって全体的な活動を担っていました。

そして更に進化し今年は初の試みとして!
健康スポーツ学科スポーツ教育コースに所属し「ダンス領域指導実習」を受講する学生たちが教室の前半期(10月~12月、隔週土曜)を実習としてダンス指導を担うことになりました。
※後半期は昨年同様、ダンス部が指導。


スポーツ教育コースに所属する彼らは専門種目が陸上、野球、といった様々なバックボーンを持っています!
ダンスのプロではないものの、指導法について様々な視点から知識や実践を積んで経験を積んでいる最中の学生たちです。

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どのような活動の流れにするか、彼らなりに準備を積み…迎えた第一回目!

今回指導側として教室参加にあたったのは健康スポーツ学科3年の5名、
三原瑞佳、畠山章吾、松田雄樹、福井環貴、田村理沙。

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始めは手遊びや身体をつかった遊びから入り、ジャンケン入りジェンカを楽しみ、円形の親子リズム遊びやストレッチ、リズムダンスへと入っていきました。

初めは子ども達との距離感に戸惑いもあった学生たちですが、
教室開始前の「だるまさんが〇〇した」の遊びでリラックスし始め、実際の指導が始まると落ち着いた話しぶりと笑顔、必死に伝えようと誠実な姿と指導者役として学生自身が楽しむ姿が印象的でした。

練習の模擬の時とは見違えるほどの堂々した指導に、保護者の方々も時折うなづいたり微笑んだりして見守って下さいました。

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最後に、初回教室の指導役を務めたうちの2名からのコメントです。

畠山章吾(健康スポーツ学科3年)

「私は教育コースに所属しています。指導者になる事を目指して指導について学び実践を積んでいます。
今回は子どもたちの運動教室ということで、私にとっては初めての経験をさせて頂きました。

特に小学校入学前の子どもが多く、また、今年は例年とは違って私たちスポ教の学生が【前半期】は主体となり開催させて頂きました。

今回が今年1回目の教室ということもあり、子ども達はもちろんですが私たち学生にとっても緊張感があり少々ぎこちなさが残るスタートとなったように感じています。

そんな中子どもたちの中には何度も参加してくれている子も多く、教室では明るく元気にリズム遊びやダンスをしている姿が見られた場面も印象に残った様に感じます。

これからのダンス教室がより楽しいものになるように、学生一同一生懸命に取り組んで行きたいと思います!」

■三原瑞佳(健康スポーツ学科3年)

「今回、ちびっ子ダンス教室に初めて参加させていただきました。
子供たちにダンスを指導することは初めてで、子供たちの雰囲気はどんなのだろう、この教材はあっているのか、上手く指導できるのか、など不安でした。

実際に指導してみて率直な感想はとても楽しかったということと、想像以上に難しいということです。どういう言葉で伝えたら理解してもらえるのか、楽しんでもらえるのか、子供たちの反応をみながら対話しながら指導することは、まだ、私自身にとって余裕と経験が少なく学ぶことがたくさんでした。

次回も子供たちに楽しんでもらえるように精一杯頑張りたいとおもいます。」


実習は今後も続きます。

今回の反省や課題を反映して次に生かしつつ、彼らがこの経験を糧に成長していくことを願っています!!




2018年10月31日 (水)

全日本大学駅伝へ向けてトレーニング

 

 

皆さんこんにちは。

 

陸上競技部長距離ブロック、健康スポーツ学科3年の田中優人です。

 

現在、長距離ブロックは11月4日に行われる全日本大学駅伝に向けて練習に取り組んでいます。

 

全日本大学駅伝は名古屋・熱田神宮から三重・伊勢神宮まで計106.8kmを8人の合計タイムで競う大会となっています。

1人に換算すると10kmから20km走ることになります。

 

普段の試合では5000m、10000mがメインになっていたので試合で10km以上を走るとことはほとんどありません。

そのため、私達のチームはスタミナの強化が課題だと感じています。

 

これまでの練習では朝夕合わせて20km前後走りますが、最近は30km走なども練習に取り入れてスタミナ強化を図っています。

 

また、9月13から9月18日には長野県の菅平高原へ合宿に行ってきました。

 

菅平高原は標高の高いところにあり空気が薄く、平地と比べて心肺機能を鍛えることができます。

その環境下で1日40km前後走り込みをしてきました。

 

練習はとてもきついものでありましたが、それ以上に仲間と過ごす時間がとても楽しく充実したものになりました。

 

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9月29日には十日町で5000mまたは10000mの記録会に参加してきました。結果は出場者の半数ほどが自己ベストを更新することができました!

練習の成果が徐々に現れてきました。

全日本大学駅伝への良い弾みになったと思います。

  

 

 

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写真中央付近の紺色のゼッケンが新潟医療福祉大学

 

 

しかし、全国との力の差はまだまだ大きいものがあると感じています。

 

この差は簡単に埋まるものではないですが、私が高校生の頃、監督にこんな言葉を言われたことがあります。

 

「駅伝は足し算ではない。掛け算だ」

 

この言葉の意味は駅伝のチーム力とういのは走る選手の自己ベストを単純に足したものではなく、選手同士の信頼関係やサポートが100%以上の力を発揮してくれるということです。

 

全日本大学駅伝に出場する選手8人、補欠選手5人の計13名のメンバーエントリーは既に完了したのですが走る選手、走らない選手、全員チーム一丸となって戦えるようにしていきたいと思います。

 

最後に駅伝の魅力は何が起こるかわからないところにあります。

優勝候補が破れたり、誰も予想していなかったチームが優勝することもあります。

駅伝当日はテレビ放送もされるので応援のほどよろしくお願いします!

 

 

 

 

2018年11月4日(日)朝7時45分~:テレビ朝日系列で放送

 

 

 

健康スポーツ学科

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新潟医療福祉大学 陸上競技部HP

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秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会

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第50回 全日本大学駅伝

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