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2009年4月

2009年4月28日 (火)

ベストリーダー【新書編】

図書館では年度替わりに昨年1年間の統計資料を作成します。

その一つがベストリーダー。

いわゆる一番読まれた図書リストです。


どんな分野の図書が好まれたのかheart

図書館ではこの傾向を選書の参考にもします。


その一端をご披露しますね。

今回は「新書」のベストリーダーです。


1位は断然でshine
伝える力 : 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!  池上彰著 PHPビジネス新書 学長が推薦された図書です。

2位も話題になった図書です
女性の品格 : 装いから生き方まで 坂東眞理子著 PHP新書

3位以降は・・
・「子どもたちはなぜキレるのか」 斉藤孝 ちくま新書
・「日本は世界で第何位?」  岡崎大五 新潮新書
・「すべらない敬語」 梶原しげる 新潮新書
・「大学アドミニストレーター論」 篠田道夫 学法新書
・「痴呆を生きるということ」 小沢 勲 岩波新書
・「社会的ひきこもり : 終わらない思春期」 斎藤環 PHP新書
・「日本の漢字」 笹原宏之 岩波新書
・「人はなぜ太るのか : 肥満を科学する」 岡田正彦 岩波新書
・「悩み」の正体 香山リカ 岩波新書
・「『尊厳死』に尊厳はあるか : ある呼吸器外し事件から」 中島みち 岩波新書
・「発達障害の子どもたち」 杉山登志郎 談社現代新書
・「疑似科学入門」 池内了 岩波新書

やはり “医療” “福祉” 関連が読まれているようです(フムフムsmile

Photo


新書といっても扱っている内容は様々ですが、専門的な事項を比較的読みやすくしているのが特徴。

手に取りやすくなっていますgood

本学では岩波新書、中公新書、ブルーバックスは刊行の都度、継続的に購入している他に、関連分野、話題の新書も購入していますsign01

新書コーナーは図書館1階、以前に紹介した文庫コーナーの裏。


いざdashrun                                         (ほ)

2009年4月23日 (木)

パソコン支援センター

毎週水曜日のお昼に図書館2階で開催されている催し、ご存知でしょうか?

その名も・・・・・・・bomb そうです、パソコン支援センター


決してsecretではないのですが、あまり知られていないのが残念sad

この機会にご紹介します。

1.場所:図書館2階のLANコーナー
2.期間:長期休業期間を除く毎週水曜日
  前期 4月8日  (水)  ~  8月5日 (水)
  後期 9月30日(水) ~  12月16日(水)
      1月6日  (水) ~    2月24日(水)
  ※ 但し 4/29→4/30  5/6→5/7
3.時間:毎週水曜日の11時30分~13時30分
4.対象:全学年(大学紹介のパソコンに限定せず対応)
5.内容
 ①トラブル相談:トラブルの切り分けと簡単な場合の即時対応
 ②OS(Windows)の基本操作
 ③学内でのLAN接続に関すること
 ④学内からのインターネット接続に関すること
 ⑤インターネット接続に関すること
 ⑥Office(Word,Excel)の使用方法
 ⑦Utilityソフトの使用方法(ウィルス駆除ソフトなど)
 ⑧ウィルス感染の駆除
 ⑨ハードディスクなどの故障
 ⑩周辺機器の選択相談(プリンター、ケーブルなど)
 
 ※アドバイスを行う形で対応します。
  実際の操作はご自身で行っていただきます。
 ※LANケーブルや電源コンセントは各自で用意してください。


ちなみに、とある日の相談ごとをのぞいてsearchみると
 ・ウィルスソフトをインストールしたい
 ・印刷がうまくできない
 ・パソコンが遅い
 
upwardrightというような問題をパソコンのプロ集団が即解決しますgood

但し、ホントに壊れてしまったものの修理は出来ませんwobbly 

その場合は学生係に相談して下さい。修理に出しましょう。

downwardright この見出しが目印です。

Pc               (ほ)

2009年4月20日 (月)

今週のお勧め本

今回はお勧め図書の紹介ですhappy01

bookまずは、本学副学長@山本正治先生の近著new 

この度、図書館に3冊ご寄贈いただきましたhappy01happy01

Photo_2

「どうなる日本の医学・医療 : グローバル化を体感した医学研究者の随想」
出版者 新潟 : 新潟日報事業社
出版年 2009.2
大きさ 244p ; 20cm
配架場所開架(2階) 490.4-ヤマ (しばらくは1階@階段脇の新着コーナーに配架)

~現代の医療が直面する課題をいま新潟から考える~
医療に40年関われている山本先生の研究生活や思いが凝縮されています。



book2冊目は8日の入学式にて学長の祝辞に登場しました図書です。

「生きがいについて」

神谷美恵子著(神谷美恵子コレクション)
出版者 東京 : みすず書房
出版年 2004.10
大きさ 353, 16p ; 20cm
開架(2階) 493.7-カミ-1

ハンセン病患者の治療に生涯を捧げた精神科医。
美智子皇后の相談役としても知られ、その生涯はどこまでも愛と優しさに包まれています。


eyeglass この機会に手にして下さい。

また図書館ではお読みいただきました感想や、推薦図書(書評)なども随時受け付けていますpen

是非!                                      
                                               (ほ)

2009年4月16日 (木)

情報検索講習会開催しました

去る4月9日(木)の2限、健康栄養学科4年生を対象に、文献検索講習会を開催。

学生48名、教員10名にご参加いただきましたsign01

Photo_10
講習会風景(熱心に聴いてくれましたcrying


図書館では、卒業論文の作成にとりかかる主に4年生を対象に、

「卒論作成に際して必要な文献を、効率よく収集するための知識と技能の習得」

を目標に、こういったガイダンスを実施しています。

内容の一端を披露しますと・・

  ・論文の作成手順
  ・情報源の特性
  ・書誌の参考例
  ・文献取得までの流れ
  ・医学中央雑誌の紹介と実践
  ・CiNiiの紹介と実践
  ・PubMedの紹介と実践
  ・Google Scholarの紹介
  ・検索ツール比較
  ・電子ジャーナルについて
  ・OPACと電子ジャーナルAtoZ
  ・相互利用(ILL)について

そして、最後にちゃっかりと、このブログの宣伝もさせてもらいましたpig

図書館では、ゼミ単位、学科単位、グループ単位での各種ガイダンスを承っています。

時間、内容、場所も相談に応じます。「一人ですけど・・・」も大丈夫sign03

対応しますので、ご相談くださいgood
                                                (ほ)

               

2009年4月13日 (月)

新潮文庫100冊

今回もコーナーネタを。

文庫コーナーをご紹介します。(1階カウンターを正面として、その奥~にあります)

本学図書館では専門知識を習得するための専門図書を重点的に収集していますが、
大学生というみずみずしい感性を持っているこの時期にこそ、医療福祉専門職として
必要な技術だけでなく、人間尊重の精神を涵養して欲しい!と考えています。

そのための読書推進は学長、図書館長、図書館職員一同に共通した考えです。

その一つの試みとして、新潮文庫の100冊を購入しました(オトナ買いdash
http://100satsu.com/


知っていました?新潮文庫の100冊とは言っても、実際は100タイトルの109冊。
そのうえ1976年以来、33年目を迎えるとのこと(・・パンダが愛らしいheart02

Photo

筆者も図書館司書のはしくれ、さてどれだけ読んだことかと勘定しましたが・・・

(トホホ・・)37タイトルでした。shock


読書の習慣が無いというあなたsign01
読み始めると眠くなってしまうというあなたsign03

まずはTVや映画など映像化されたものから手始めにしてはどうですか?
題名だけ聞いたことがある古典に挑戦でも、良いと思います。
性に合わなければ途中でやめても全然OK dashrun

肩に力を入れずに、手に取るところから、始めてみてください。
何か普段と違う景色や、人間の心根みたいなもの・・・が見える瞬間flair
     
     ・・・・・あると思います
     

「吟じます」の人のマネではありませんので、念のため。      (ほ)                                    

2009年4月 9日 (木)

これから論文を書く若者のために

新年度を迎え、大学としては1年で最も活気のある季節がやって来ました。

そんな雰囲気をガンガン醸し出してくださる新入生や、新しい年度を迎えて「心を新たに」と誓われている上級生の皆さんに、図書館内にあるコーナーをご紹介します。

その名も・・・

論文支援コ~ナ~~

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実は公式にコーナーを設けているわけではないのですが、数年前から関連書籍を別置※1している習慣(というかほったらかしweepスミマセン)から、時期が来れば案内するようにしています。

1階の階段脇にある書架※2の真ん中の中段??にあります。

その上段には本学卒業生の論文集もあります。
(来ていただければ分かります。こうとしか書きようが無いんですホント・・・・)

“大学”といえば“レポート”、“レポート”とえいば、“卒業論文”。

大学生活を始める新入生の皆さんに、また、卒業論文作成に取り掛かる上級生の皆さんにも、オススメです。

在学中にこの手の図書を一読しておくことは将来非常に役立つことと思います。


ちなみにタイトルにある“これから論文を書く若者のために”は実際にある図書の題名です。(「少年を大志を抱け」的な印象を受けますね~)


  「これから論文を書く若者のために」 酒井聡樹著 共立出版 2006年
  ・・・・・実は意外や意外shine、相当に人気のある良書なんですヨbook
  

※1 別置(べっち・・別の場所に置くという意)
※2 書架(しょか・・本棚のこと)

                                               (ほ)

2009年4月 6日 (月)

製本について

さて今回は、図書館のお仕事、“製本”作業についてご紹介します。

雑誌は本学のような保健医療福祉系大学にとっては大事な資料です。

というのも、特にSTM分野(Science / Technology / medicine)の研究成果はまず雑誌に掲載されるからです。

本学では紙媒体に限らず、電子媒体の雑誌いわゆるEJ(Electronic Journal)の収集にも力を入れています。知っていましたか~?ear

は~い、良いお返事が聞こえてきました(常日頃の図書館職員の指導の賜物でしょうかpig

電子媒体のご紹介は後の回に譲るとして、紙媒体はそれはそれで良さがあります。

例えば・・・

 ○パラパラとめくり読みができる(思わぬ発見も)
 ○読み取るのに装置を必要としない(pc要らず)
 ○持ち運びが出来る(カバンに入れ、trainの中でも)
 ○線が引けるpen(図書館の資料にこれは・・・絶対×)

そして紙媒体の雑誌の散逸を防ぎ、将来にわたり保存するための手段として“製本”作業があります。

大抵の大学では利用が少なくなる春や夏の長期休業期間に行うのが主流。本学でも2月から順次、業者さんに作業を依頼しています。

仕上がりまで凡そ1ヶ月。

その間、その雑誌は利用できず、皆さんにはご迷惑をかけているのですが、大学図書館にとって必要不可欠の仕事。許してくださいdog


現在、正に製本が仕上がり、戻ってきているところ。

もう少しで書架に並びますので、しばしご猶予をsweat01

ちなみに具体的な作業は、巻とか号とか、年度とか、まとまりの良い単位で“くくり”、まさしく“本”にする作業です。

こんな感じ。

↓製本前(バラバラ)

Photo

Photo_2
↑製本後(シャキ!)                       (ほ)
            

2009年4月 1日 (水)

ブログ、始めます!

ついに・・・この日を向かえることが・・crying

長年の課題であった図書館の広報的活動を、このブログで実現したいと思います。

このブログは、現在の図書館利用者(学生、大学院生、教職員の皆様)を主な対象に、図書館活動や出版事情、医療福祉に関連する情報などを発信することにより、図書館をより身近に感じてもらい、利用を促進し、そして、そして、結果として利用者の皆さんの学習や研究成果が上がるupことにつながればと考えています。

図書館からのお役立ち情報満載というキャッチコピーと、図書館司書ながらもブックワーム(本の虫)とは言いがたい身の上の筆者によるつぶやき。このギャップをどのように埋め、克服するのかdash・・・

たとえ、今は色合いが地味でも、たとえ、今は絵文字がうまく使えなくてもsweat02

たとえ、何時までも中身がemptyっぽでも・・・


・・・どうか見捨てないでください。

コホン、え~具体的には下記のような企画を考えています。

  • レファレンス事例集
  • My Favorite Book~オススメの1冊~
  • 私の図書館活用術
  • 一歩先行く○○
  • 講習会の案内
  • データベースはこう使え!
  • 出版業界の裏事情
  • 知っていますか?図書館の仕事

乞うご期待                        (ほ)