図書館紹介 Feed

2010年11月25日 (木)

次年度雑誌確定!

次年度雑誌の選定作業がほぼ終了しました。
図書館として非常に大きな仕事を終え、ホット安堵ですhappy01

新しい「臨床技術学科」で必要になるタイトルはもちろん、
相互貸借でいつもいつも外部に取寄せをお願いしていた
タイトルなど、約20タイトルが新規購読となります。

一例として・・
  「臨床検査」
  「American Journal of Sports Medicine」

また、パッケージで契約しています電子ジャーナルのタイト
ル数も概ね増加します。

継続的な新刊図書の購入も大切ですが、医療保健福祉分
野の研究者にとって雑誌という文献はまさに生命線sign01また
その卵である学生の皆さんのレポート製作にも大いに役立
つこと間違いなしsign03

ということで雑誌の選定作業は今後の図書館の方向性にも
関わる非常に重要な業務なんです。
それが終了、安堵感一杯ですsun


これらの情報は正式なお知らせとして図書館HPや館内掲示で
案内しますので楽しみにしていてくださいねup

                                   (ほ)

2010年5月12日 (水)

図書館ゲート

先日は図書館入口ゲートのバーが故障してしまい、ご迷惑をおか
けしましたsweat01完全に止まるまでの数日間、動きが鈍くなってはいま
したが、最後にいつもと違うモーター音がしたかと思うと、その後完
全にSTOPdown・・と思いきや復活sweat01・・そしてまたゆっくり停止japanesetea

修理しましたhappy01
気のせいかバーの開く速度も速く、元気upのような気がします。

Cimg0573_4


そもそも、来る日も来る日も、開館日には朝から晩まで働き続け、
はや10年。この間、数回の大病(故障)もありました。

その証拠ですdownwardleft

平成21年度
 sharp年間入館者数は205,539人
  →1日あたり742人
  →学生1人当たり年間82回入館

 sharp平成13年の開学以来の累計入館者数1,198,757人shine


bell本当にお疲れ様です。
これからも末永く利用者を誘導してください。

そして皆さんは今後とも優しく入館してください。お願いですgood

                                  (ほ)

2009年12月 3日 (木)

図書館のし・ご・と 【雑誌契約】

12月に入りました。
先月の話ではあるのですが、どうか聞いてくださいear

実は・・・10月~11月にかけて、どこの大学図書館も繁忙期なんです。
というのも、来年度購読する外国雑誌を決めるのがこの時期だからです。

一口に「雑誌」といっても、契約の際に留意する事柄として、その切り口、
捉え方は様々です。例えばですね・・・

 ・国内雑誌か外国雑誌か?
 ・週刊・月刊・季刊などの刊行頻度は?
 ・刊行タームは4月~3月?それとも1月~12月?
 ・刊行媒体は紙ベース?それとも電子媒体?
 ・書店を通じて購入可能?出版社との直取引?
 ・支払は一括前払いか、都度払いか?

それ以前に、そもそも雑誌なのか図書なのか?
BooKとMagazineを組み合わせてMooKと呼ばれる資料も存在する
今日でありますbook


外国雑誌の価格は外貨での金額表示となりますが、円ベースで計算
する際には外国為替の動向updownが支払に大きく関係してきます。

例えば年間100ドルdollarの雑誌の場合、

 1ドル100円だと仮定すると10,000円
 円高が進み80円だとすると、8,000円となります。

これが図書館全体だと非常に影響が大きいsign01

また雑誌の購読には代理店の手数料が加わります。
故に、どの代理店さんに発注するかの判断は大変重要。
毎年毎年、お見積りをいただいて比較検討しています。

ただ、ここが難しいところでもあるのですが、価格は安いは、モノは
届かないはでは話になりません。特に外国雑誌の場合、欠号が無く、確実に
モノが届くことが最重要事項。さらに電子ジャーナルなどのアクセスのサポートを
丁寧にしてくださる業者さんheart01を選んでいます。

ところで、以前ご紹介しましたが、再度確認です。

紙ベースの所蔵を調べるにはOPACを使用し、
電子ジャーナルのタイトルを調べるにはAtoZを活用してくださいね。
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/06/opacatoz-cd27.html

次年度はトライアルしていますOUPの電子ジャーナルの購読も決定しました。
http://www.oxfordjournals.org/japan/

お楽しみに~。
                                         (ほ)

2009年9月17日 (木)

図書館のし・ご・と 【開館準備】

少し前に「夏休みの図書館」ガランとしているという記事を書いたばかりですが
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/08/post-8333.html

撤回sweat01
数字だけ見るとここ最近は、通常の授業日と同様に学生さん結構来ています。

ただ1点だけ違う点があります。
それは開館時=9時に開館を待っている学生さんの数sign01

試験期になると入館の順番を待つ学生さんが100人も!という日もありますが、
夏期期間は数人。この点だけ、「夏やすみの~」という感じです。

この話題に関してですが、以前、開館時間を早めて欲しいという要望が出たこ
とがありました。そのときは開館準備に時間が必要なため、「不可」というお返事を
いたしました。

図書館はただ“開けていれば良いや”とは考えていませんでdash
気持ちよく使ってもらうために毎日の開館前作業が必須なのですdashdash


具体的にはこんなことしています。

 ・当日の新聞の用意と古い新聞の移動
 ・電灯、PC、コピー機、ゲートなどの電源ON
 ・コピー機の用紙やトナー補充
 ・図書の書架への返却作業と、書架整理
 ・机上の掃除(消しゴムのカスがスゴイんだpout・・)


これらの作業を開館前の30分間で行います。
実はこれが結構あわただしいんです。

ということで、開館前に行列を作ってくださる皆さんには申し訳ないのですが、
しばらくはこの9時開館でお許しください。

                                      (ほ)

2009年8月28日 (金)

図書館のし・ご・と 【蔵書点検】

この春から開始したブログですが、何とか4ヶ月超scissors
これもひとえに図書館利用者の皆さんが存在すればこそです。感謝だす!

ということで、固定客がいるかどうかは定かではありませんが、
もっと図書館を知ってもらい、協力し合って良い“館”にしましょうという思いから、
図書館員が常日頃行っている業務を紹介していくシリーズを始めます。

   図書館のし・ご・と  

1回目の本日は【蔵書点検】です。

ちなみに「蔵書整理」「蔵書点検」。言葉は近いですが、使い分けています。
前者は文字通り書架に並んでいる資料の整理・整頓のこと。
後者は書架に並んでいる資料の棚卸しのこと。

皆さんもお気づきかと思いますが、資料の貸出→返却→書架へのサイクルの中で、
棚は乱れに乱れています。貸出中ではない本が所定の場所で発見できず・・・なんて
のは日常茶飯事。こういった通常の書架の乱れを長期休業期間である、
夏・春2回の「蔵書整理」で一気に取り戻します。

「蔵書整理」は乱れた書架を主に請求記号順に並び直す作業です。
「蔵書点検」はそれにプラスして、“点検”を行います。
“点検”とはつまり、あるべきと資料が確かに存在しているかどうかの確認作業とで
もいえましょうか。

残念なことではありますが、理由もなく?“行方不明”の資料が存在するのですねweep

新聞などでも「○○市の財産、◎億円散逸。○○市立図書館の蔵書点検によって発覚」
なんて記事が出たりします。


「蔵書点検」の原理は簡単。
one貸出中ではなく、書架にあるべき資料を洗い出します=A。
twoハンディターミナルで書架にある資料のバーコード読み取り=B。
threeそうflair、そうしてこのAとBを比較するのです。

  もしAにあってBになければ→これは現物が無いということ=すわっ!!紛失か?sweat02

  もしBにあってAになければ→これは登録漏れか?sweat01

いずれにしてもアンマッチの理由を探らなければなりません。
実はこれが大変。「ないものはない」なりの対応が必要ですが、
これ以降の仕事はまた別の機会にお話します。


Cimg0325_2
ハンディターミナル(上)


実はその他に、閉館時だからこそ可能な作業も行います。
 ・通常の使用により痛んでしまった図書を引き抜き=買い替えの検討
 ・はがれそうなラベルの補強
 ・普段は掃除が行き届かない箇所に掃除  等々。

今年は8/31~9/4まで作業します。
この間休館しますが、図書館運用上必要な作業ということで、お許しください。
                             
Cimg0326_2
おまけ。ハンディ(裏)                                 (ほ)

2009年7月10日 (金)

過去最高!

6月の利用統計結果が出ました。

 貸出冊数3,540冊 貸出者数1,862人


なんと、月ベースでは開学以来過去最高scissors

確かに手ごたえはありました。

筆者夜間カウンター業務担当のある日などは、晩の7時8時を超えても利用者がひっきりなしsweat01。その上、仕事を終えた学外の方も多く来館され、カード作成やら利用案内やらで大わらわ。

「こりゃ大変だわい」と感じたものでした。
その結果がこの数値です。

4~6月の第一4半期のペースで利用が継続すれば、昨年比1.5倍の利用が想定されます。
良い意味で悲鳴~coldsweats01

7月は過去の経験上、年の中で一番利用が多い月です。

今年も前期試験対応として土曜日の時間延長と日曜日開館を実施しますsign01
http://www.nuhw.ac.jp/~library/schedule/index.html

もしかして2ヶ月連続過去最高数値を更新?かもですねsign02    (ほ)

2009年5月12日 (火)

ある平均的な一日

図書館が年度統計を取っていることは以前お話しました。

2008年の開館日数は274日。

各種数値をこの日数で割ると、図書館の日常が見えてきます。



以下、図書館の平均的な一日です。

  675人が入館し、

  それ以外に学外者2人が利用。

  また46人の利用者88冊の図書を借り受けする。


(・・・フーム)

  
  また職員は21冊の図書を受入・整備し、

  7件の相互利用を学外に依頼し

  学外からは12件の依頼を受ける。



・・・もしかして・・・・

図書館の仕事ってなんてspaぬるいんだsign01

なんて、思ってません??


他との比較はなかなか難しいですが、本学図書館の利用数値や学外からの評価はそこそこなんですよ~。

例えば相互利用を年ベースで見れば県内私学いずれもTOP。

どういうことかというと・・・

本学の利用者(皆さん)が、学習・研究熱心であり、

そして・・・

学外からも大いに期待され、利用されているということ。


ホ、ホントなんだから                     (ほ)

2009年4月13日 (月)

新潮文庫100冊

今回もコーナーネタを。

文庫コーナーをご紹介します。(1階カウンターを正面として、その奥~にあります)

本学図書館では専門知識を習得するための専門図書を重点的に収集していますが、
大学生というみずみずしい感性を持っているこの時期にこそ、医療福祉専門職として
必要な技術だけでなく、人間尊重の精神を涵養して欲しい!と考えています。

そのための読書推進は学長、図書館長、図書館職員一同に共通した考えです。

その一つの試みとして、新潮文庫の100冊を購入しました(オトナ買いdash
http://100satsu.com/


知っていました?新潮文庫の100冊とは言っても、実際は100タイトルの109冊。
そのうえ1976年以来、33年目を迎えるとのこと(・・パンダが愛らしいheart02

Photo

筆者も図書館司書のはしくれ、さてどれだけ読んだことかと勘定しましたが・・・

(トホホ・・)37タイトルでした。shock


読書の習慣が無いというあなたsign01
読み始めると眠くなってしまうというあなたsign03

まずはTVや映画など映像化されたものから手始めにしてはどうですか?
題名だけ聞いたことがある古典に挑戦でも、良いと思います。
性に合わなければ途中でやめても全然OK dashrun

肩に力を入れずに、手に取るところから、始めてみてください。
何か普段と違う景色や、人間の心根みたいなもの・・・が見える瞬間flair
     
     ・・・・・あると思います
     

「吟じます」の人のマネではありませんので、念のため。      (ほ)                                    

2009年4月 6日 (月)

製本について

さて今回は、図書館のお仕事、“製本”作業についてご紹介します。

雑誌は本学のような保健医療福祉系大学にとっては大事な資料です。

というのも、特にSTM分野(Science / Technology / medicine)の研究成果はまず雑誌に掲載されるからです。

本学では紙媒体に限らず、電子媒体の雑誌いわゆるEJ(Electronic Journal)の収集にも力を入れています。知っていましたか~?ear

は~い、良いお返事が聞こえてきました(常日頃の図書館職員の指導の賜物でしょうかpig

電子媒体のご紹介は後の回に譲るとして、紙媒体はそれはそれで良さがあります。

例えば・・・

 ○パラパラとめくり読みができる(思わぬ発見も)
 ○読み取るのに装置を必要としない(pc要らず)
 ○持ち運びが出来る(カバンに入れ、trainの中でも)
 ○線が引けるpen(図書館の資料にこれは・・・絶対×)

そして紙媒体の雑誌の散逸を防ぎ、将来にわたり保存するための手段として“製本”作業があります。

大抵の大学では利用が少なくなる春や夏の長期休業期間に行うのが主流。本学でも2月から順次、業者さんに作業を依頼しています。

仕上がりまで凡そ1ヶ月。

その間、その雑誌は利用できず、皆さんにはご迷惑をかけているのですが、大学図書館にとって必要不可欠の仕事。許してくださいdog


現在、正に製本が仕上がり、戻ってきているところ。

もう少しで書架に並びますので、しばしご猶予をsweat01

ちなみに具体的な作業は、巻とか号とか、年度とか、まとまりの良い単位で“くくり”、まさしく“本”にする作業です。

こんな感じ。

↓製本前(バラバラ)

Photo

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↑製本後(シャキ!)                       (ほ)