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2010年1月

2010年1月26日 (火)

開館時間延長など

朝の寒さは相変わらずですが、明るくなるのが少しづつ早まっている
ように感じる今日この頃。後期試験までわずか。図書館の入口には
開館時間前から行列ができています。

行列に並んだ方は、お正月恒例西宮神社の福男選びレースよりは
静かに・・・開館と同時にダッシュdash
9時台には200人超の入館者をカウントしています。

さて、そんな勉強熱心な皆さんにear耳寄りな情報を!

その後期試験対策のため、この時期の図書館では土日の開館時間の
延長
をしています。そして何よりも、休業期間中といえども、国家試験を
間際に控えた皆さんのために、時短は行わず、22時までの開館を維持
します(例年通りですがgawk)。

でも、がんばってるでしょ、図書館good

で、そんながんばってる図書館では、今後、春休みの長期貸出(卒業予
定者の返却期限は別途設定)や蔵書整理による休館など、変則的な運
営が行われるほか、年に一度の製本作業がなされます。

以下これらの「お知らせ事項」を列挙しますが、詳しくはHPなどで確認して
くださいね。
http://www.nuhw.ac.jp/~library/index.html


sharp土曜日の開館延長(9:00~19:30まで)
  1月23日、1月30日、2月6日

sharp日曜開館(10:00~17:00)
  1月24日、1月31日、2月7日

sharp春季の長期貸出(卒業予定者は除く)
  開始2月5日(金)~返却期限4月9日(金)
  この間、貸出冊数は倍になります。

sharp卒業予定者に貸出について
  春季長期貸出開始後の卒業予定者の返却期限は3月1日(月)です。
  但し、進学や留年で4月以降も本学に在学される方や、国家試験対
  策等で引き続き貸出を希望される場合は申し出てください。

sharp製本作業
  2月上旬~4月中旬までを予定。
  製本作業については↓過去の記事も参考に
  http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/04/post-af10.html

sharp蔵書整理による休館
  3月23日(火)~26日(金)

以上です。
よろしくご承知おきくださいね。                 (ほ)

2010年1月22日 (金)

新学科関連資料

現在、図書館では次年度設置される
「医療経営管理学部 医療情報管理学科」関連資料の整理を進めています。
http://www.nuhw.ac.jp/dept/informatics/hi/index.html



どんな新しい資料が準備されているかというと、図書館のOPACの左上
にある「新着図書案内」をクリックすることで、ご覧いただけます。
請求記号の1桁目単位ですが、一覧が展開します。
http://library.nuhw.ac.jp/opac-new/book1/newindex.html




新しい学科といえども、もちろん既存の学科との関連性もあり、共通して
活用できる図書などもあります。しかしこの学科の特性上、「数学(分類
番号410)」や「経済・経営(336)」、「情報(007、548)」といった、これまで
にない(少ない)分野の資料が必要とされるのも確か。
そんな資料を重点的に収集しています。


図書館としての幅だけでなく、利用者皆さんの選択肢も増えるということで、
嬉しいこと限りなしhappy02

Cimg0392

upwardrightぜひ、ご活用くださいね。                      (ほ)

2010年1月19日 (火)

第142回直木賞

新聞、ニュース、ネットでご覧になった方も多いと思いますが、去る1月14日、
第142回の直木賞受賞作品が発表されました。

 『廃墟に乞う』  佐々木譲(文藝春秋)
 『ほかならぬ人へ』  白石一文(祥伝社)


今回直木賞は2作品が選ばれましたが芥川賞は受賞作なし。
直木賞は短編および長編の大衆文芸作品で優秀なもの、芥川賞は純文学
短編作品中で優秀なものを対象にしていますが、後者の候補作には大変ユ
ニークな作者・作品も含まれていたので、少し残念ですthink

受賞作品に対し、少し付帯情報を。

佐々木譲さん:
私も読みましたが『警官の血』はスリリングな展開、意外な結末で、とても面白
かったです。“このミス1位”ともなり、ドラマ化もされました。
伊藤秀明、吉岡秀隆、江口洋介が三代続く警察官(主役)を演じましたのも記
憶に新しいところです。

白石一文さん:
『一瞬の光(角川文庫)』を読んだことがあります(内容は喪失しましたgawk
新しいところでは『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(講談社)』という印象
深いタイトルの本も上梓されておりましたが、筆者、手に取ったものの未購入。
ちなみに白石さんのお父さんは白石一郎。『海狼伝(文春文庫)』で第97回の
直木賞を受賞しておられ、初の親子受賞だそうです。


どなたか読まれた方、いませんか~sign02
おられましたら、ぜひ、感想をお聞かせください。              (ほ)

2010年1月12日 (火)

新年のご挨拶②

あけましておめでとうございます。
本年も図書館をよろしくお願いしますhappy01

まだお正月気分が抜け切らない(抜けたくないgawk)筆者。
一方、図書館は大繁盛。
学生さんたちは試験対策でしょうか?大いに賑わっています。


ということでお正月ネタを披露することで、もう少しお正月気分をsweat02

我が家ではお正月の三が日を過ぎてもお雑煮を食します。
今年はご近所の和菓子屋さんと八百屋さんから、お餅を購入しました。
きなこを塗したり、粒餡と絡めたり。これがまた美味しいんだhappy02

でもお正月の定番といえば、お雑煮。これは各ご家庭の味があることと
推察します。筆者の周りを見渡しても、ベースが“澄まし”の場合と、味噌
仕立ての場合。具材も“のっぺ”なんだけどサケやイクラの魚介系のお家、
鶏肉を入れるお家など様々なようですね。

Cimg0391

ちなみに我が家のはupwardleft


昨年は沖縄のお雑煮をいただきました。
湯飲茶碗に小さな豚肉が入った“澄まし汁”と記憶していますpig


こういった機会に日本国内のお正月料理や世界各国のふるさと料理など、
比較するのも面白いですよ。
その場合、ハイ活用してくださいね、本学図書館sign01

食文化は立派な研究テーマとなりうる分野。
本学図書館でも沢山の資料を所蔵しています。中でもお勧めはというと・・・

 『聞き書ふるさとの家庭料理』シリーズ
 「日本の正月料理」 農山漁村文化協会(596.21-キキ-20)

その他にもシリーズものがありますshine
 
 『講座食の文化』シリーズ
 『日本の食生活全集』シリーズ
 『世界の食文化』シリーズ

実際調理して食するところまで行えば、もっと楽しいかもですrestaurant


というようにupwardright今年も図書館に関係する情報を沢山記事にして
いきますので、どうぞご贔屓にsign03 
                                    (ほ)

2010年1月 1日 (金)

新年のご挨拶

新年、おめでとうございます。

学内の皆さん、旧年中は図書館をご利用いただき、ありがとうございました。
今年もご支援をどうぞよろしくお願いします。

新入学予定の方、これから受験する方、日ごろお世話になっている実習指
導者の方、その他図書館を利用してみようと考えている方・・・、図書館では
皆さんのご利用をお待ちしています。お気軽に図書館をお訪ねください。


さて新年にあたり、若い皆さんにひとつの提案をしたいと思います。
それは今年の抱負に、「活字に親しむ」ことを加えては?という提案です。
若者の活字離れということが言われて久しくなりますが、皆さんに、ぜひ読書
の楽しみと大切さを知ってもらいたいのです。

私たちは、大きく分けて以下の三つの目的で読書をしています。

ひとつは、仕事・勉強のための読書
専門分野の新しい情報を仕入れたり、先達の業績を学んだりするために、
文献や本を読む必要があります。皆さんも、試験やレポート作成のために
文献や本をあさることがあるでしょう。

二つ目は、いわば教養のための読書
直接仕事や勉強には関係しないけれど、視野を広げたり、自分の生き方を
振り返ったりするために、読書が役に立ちます。対人援助者は、読書を通じ
て視野を広げ、自己理解を深めていくことが望まれます。

三つ目は、ひたすら楽しむための読書
ミステリーや冒険小説などを、時を忘れて読みふけるのは、人生の大きな
喜びです。結果として気分転換や、いわゆるストレス解消に役立ちます。
これを逃す手はありません。


活字になじみがない人は、硬い専門書や分厚い教養書には抵抗があるかも
しれませんね。まず楽しみのための読書として、文庫版の小説や新書版のベ
ストセラーなどに挑戦してみてはいかがでしょうか?図書館では、このような
手に取りやすい本もできるだけ購入して、皆さんをお待ちしています。

もちろん保健・医療・福祉の各分野の専門書や学術雑誌は、学科の先生方と
ご相談して、しっかり取り揃えています。電子ジャーナルやデータベースも充実
してきましたし、当館にない文献は他の図書館から取り寄せることもできます。
ぜひお気軽にご相談ください。


それでは皆さんと図書館でお会いすることを楽しみにしています。

図書館長 伊東正裕