IPSO(国際義肢装具学会)訪問最終回です
2日間,数百ページにもわたる英語の資料をもとに質疑応答を繰り返しました
今回の訪問の目的に学生へのインタビューがあり,
新4年生のサイさんと西澤さんに参加してもらいました
すごく的確な回答をができていて,とても感心しました
アンソニー先生は本学の教員が実施する研究についても興味を持たれていて私が開発したトランクソリューションもつけていただきました”It's nice development!"とのことでした
ISPOの先生方の訪問を受けて総じて本学科の教育水準は高いとお褒めの言葉をいただきました
国際水準の義肢装具教育施設として年内に認証が受けられるように学科一丸となって頑張ります
今日は「ミシンの調整」のお話し
後期授業も終了し、これから新学期の準備が始まります。
義肢装具自立支援学科でも、新学期に向けて工作機械などの設備メンテナンスを行っています。
調子の悪い機械を学生さん達が使ってケガをしないようにと、授業の進行に支障をきたさないようにするためです。
L棟2階の縫製室には、工業用ミシンが10台あります
1台何十万円もするとても高価なミシンなんですよ
今日はそんなミシンの調整とメンテナンスのお話です
まずは、空になったボビンの糸巻きからスタート
そのあとには、針のチェックを行います。
先がつぶれていたり、曲がってしまっているものは新しい針に交換します。
下糸の調子(ボビンケース)をい合わせていていくと。。。
なんと ⇩⇩⇩ 。。。
釜に糸が絡んでいる
ハンドルも回らないし、こうなると分解しないと絡んだ糸がとれないのです。。。
小さい部品をはずして、ようやく絡んでいた糸がとれました
しかししかし、はずしたまではいいのですが、この後の工程が大変なんです。。
ミシンはとっても繊細な機械でちょっとでも位置がずれたり、糸の通し方が間違っていたりするときちんと縫うことができないばかりか、ミシン自体を壊してしまう恐れがあります。
ここから慎重に。。
針と釜と呼ばれる部分のタイミング合わせていきます
このタイミングがずれると勿論、縫うことはできません。
しかも針が釜に当たってしまい、折れてしまいます
そして。。。
試し縫い
順調順調
しっかりと縫うことができました
残りの9台も調整完了
これでミシンは、新学期の準備OK
と思ったら、3年生が練習会の準備で。。。
何かあったらすぐに知らせてくださいねー
では、今日のお話はここまで
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