新潟医療福祉大学大学院Academic Interview 第2回 ~小林量作理学療法学分野長編~ その②
皆さま、ごきげんいかがですか? あかねぇでございます
本日は、小林量作理学療法学分野長Interviewその②をお送りいたします
(そのからの続き)
小林量作先生(以下、小): コロコロボールは、佐藤(成登志)先生と私とで考えたオリジナルのマッサージアイテムです。靴下の中にテニスボールを入れたものなので、自宅で簡単に作れますよ
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注1: 左は実際のコロコロボールの写真と、
小林先生が新潟市秋葉区との共同事業で作成した
「ロコモ予防事業 地域活動マニュアル」です。
コリを感じる箇所等にコロコロボールを当てて、
「痛気持ちいい」程度に押したり、転がしたりして使います。
(上記マニュアルより)
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小: アメリカでは昔からPorky Ball(ヤマアラシボール)と呼ばれるボールをマッサージアイテムとして使用しているので、それを応用したのがコロコロボールというわけです。
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注2: 実際のPorky Ballの写真。
確かに、どこかでみたことがあるような・・・
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小: 慢性的な痛みには、こういったマッサージボールを使って筋肉を揉みほぐすことや、それからもちろん日頃の運動
も大切ですね。しかし、慢性腰痛・肩こりなどはその部分が原因のものは15%、それ以外の85%はストレスが原因で、脳が痛みを学習してしまっているためだと言われています。つまり、その対処を行わないと完治は難しいということなんです
あ: え~ 肩こりや腰痛にもストレスが関係しているなんて・・。うぅむ、恐るべしストレス
それでは最後に、大学院を目指す方にメッセージをお願いします
小: 大学院というとハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、今後も多くの方に臨床経験をもって入学してきてほしいと思います。違う職種の人と話したり、違う施設の人と交流することが違う視点を与えてくれるので、非常に刺激になることでしょう。
あ: 小林量作先生、ためになるお話をありがとうございました
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次回のAcademic Interviewもどうぞお楽しみに
それではみなさま、ごきげんよう
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