図書館活用術 Feed

2010年6月 7日 (月)

新着図書情報の入手方法①

“購入した図書を最初に手にとることができるshine
図書館職員の楽しみの一つです。

実際納品された図書を目にすると、発注段階で勝手に思い描いて
いたモノとは良い意味で期待を裏切られるもの、悪い方に印象の
違うものなど様々。でもそれがめっぽう面白いsign03


購入した図書を図書館員が最初に手にするのは“仕事”なのでお
許しいただくとして、皆さんは整理された新着newホヤホヤの図書を
借りる術をご存知ですかsign02

そのためにはまず情報をキャッチすることが必要。方法は4つあります。

 
 one図書館入り口掲示板の新着図書案内を見る
 two図書館1階の新着図書コーナーにある展示中図書を見る
 threeOPAC新着図書案内を見る
 fourMyLibraryのSDIサービスを活用する



Photo_4
 ↑①図書館入り口掲示板

配架時には廃棄してしまうカバーを展示しています。
魅力的なものも多く、選択に迷いますsweat01



Cimg0610
 ↑②図書館1階新着図書コーナー

図書館1階の階段脇にあります。
凡そ1週間~2週間展示しています。



あっ、flairそうでした。
もっといい方法がありましたshineshine
既にブログでご紹介済みの、そう、あの方法。

threefourの説明とともに、次回、再度ご紹介しますpaper

                               (ほ)

2010年4月19日 (月)

知ってた?ライブラリコネクト

お久しぶりです。
1ヶ月半ぶりの更新です。すみませんbearing

ブログを開設した1年前の初心に戻り、2年目もがんばりますので
平成22年度も本ブログをどうぞよろしくお願いしますpaper

新年度最初の記事ということで、できたてほやほやriceballのサービスを
ご紹介します。

新潟県の大学図書館はつながっています

というキャッチフレーズを一言で表現して

「ライブラリーコネクト」

という試みを、県内の大学を中心にこの4月から開始しています。

Libraly_banner_small

簡単にいうと
「学生証を持参することで他大学の図書館も活用できますよ」
というサービスです。

「県内の大学に通う学生の支援はきっと自分の大学の学生サービスにも
繋がるであろう」という発想のもとで、共生型の大学連携事業の一環として
発案され、各大学での宣伝が始まっています。

しかし大学によって、設立母体や教育内容、規模は様々。そこで展開され
る図書館サービスもシステムも、当然考え方も千差万別です。他大学の学
生向けに全て共通のルールを提供するのは極めて困難sad
調整はつきません。


ということで提供しているサービスはdownwardleftの2つを除き大学によってバラバラ。
 sharp館内閲覧
 sharp複写サービス

詳しくは館内のポスターを見てください。
また個々の大学図書館の利用案内は下記HPで確認できます。
http://www.n-seiryo.ac.jp:80/alliance/library/index.html
http://www.n-seiryo.ac.jp:80/m_a/index.html


本学でも新入生ガイダンスをはじめとし、機会あるごとに宣伝しようと思い
ます。だって選択肢があることは、良いことでしょ、きっとsign02

ただくれぐれも学生証は忘れずにね~good
                                          (ほ)

2010年3月 8日 (月)

リモートアクセスについて

ご存知のように、図書館で契約しているデータベースや電子ジャーナル
などの電子コンテンツは、学内LAN経由であればどのパソコンからでも
同様に使用できます。サイト契約=IP認証という名称で呼ばれている
仕組みですね。

確かに電子コンテンツsign01便利です。しかし、便利だからこそ、更なる便利
さを享受したいというのが人間の性(サガ)gawk

  学外からでもアクセスできたら良いなぁ~heart02

と皆さんも一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

方法が無いわけではありません。
でもそう簡単ではないのです。

学外から本学のサーバを経由するにはネットワークセキュリティへの十分
な配慮が必要。大きな仕組みを導入するにはコストがかかるしsweat01、そもそ
もそういったアクセスを認めるかどうかさえ出版社によって見解がまちまち。

そこで、登場です。「EzProxy」(イーゼット・プロキシー)

これは学外からの電子コンテンツアクセスのための専用Proxyシステムsign02
sweat01要は、セキュア&低コストで実現できる仕組みのことsweat02を導入しました。

もっと詳しく知りたい人はdownwardleft(英語だけどねpig
http://www.oclc.org/ezproxy/

但し先に話したように、全ての電子コンテンツが許可されているわけでは
ないのです。現在、提供できているのは下の5つ。
残念ながら日本語のコンテンツはゼロ。まだProxyという仕組みに理解が
少ないように感じますthink

 oneWILEY Interscience
 twoScience Direct
 threeEBSCO A to Z
 fourSpringer Link
 fiveCINAHL(EBSCOHost)


操作方法は簡単sign01

http://ezproxy.nuhw.ac.jp/loginにアクセス
Photo_10

IDとパスワード※を入力し
ログインすると・・down

Photo_11

使用したいタイトルをクリックするだけ。



まだ途上のサービスゆえ、IDとパスワードを全面公開していません。
活用したいという場合は、図書館(ほ)までご連絡くださいな。

お待ちしていますpaper

2010年3月 4日 (木)

利用統計(電子ジャーナル)

学術情報収集において、「電子ジャーナルの活用はもう当たり前なのかな」
と想像します。

というのは統計によって、利用状況の活性化が見て取れるからです。

本日は電子ジャーナルの本家本元というべき、ELSEVIRE(エルゼビア社)
のScienceDirect(以下SD)についてみてみましょう。
http://www.sciencedirect.com/


sharpSDは2006年から導入しましたので、この1月で丸4年を迎えました。
下のグラフは全文をダウンロードした回数です。
※2006年から前年比1.8倍、2.0倍、1.7倍とup
このアクセス増に対し、出版社からは「何があったのですか?」と驚きの声。

Photo_7
sharp月別のグラフでは、情報収集が活発に行われている月が見て取れます。
※10月の前に、SDなどの情報検索講習会を行うことが効果的なの
では?と考えることができます。意外なところでは2月の利用が多いですね。
これは忙しい4年次における卒論の締め切りを早めに設定している学科の
3年生が、情報を活発に収集しているためでしょう。春休み期間のこの時期、
時間をたっぷりかけた講習会を催しても面白いかも?


Photo_8

sharp頻繁に使用されるタイトルや、そのパーセンテージです。
※これらを分析することにより次年度以降の契約の参考にもします。
このあたりの戦略はsecret
928タイトル中、1回以上アクセスがあったタイトルは191(20.6%)。
うち4,267回のアクセス中、上位10タイトルで53.5%を占めます。
興味深い数値でしょhappy01


Photo_9
ちなみにダウンロード上位のタイトルは
 one Manual Therapy
 two NeuroImage
 three Journal of Biomechanics
 four Gait & Posture
 five Clinical Neurophysiology


今回は外国雑誌の状況を紹介しました。
今度は国内雑誌や二次資料としての医学中央雑誌の状況など報告しますpaper


最後に。。電子ジャーナルの活用の際は以下にご留意くださいね。
http://nuhw.blog-niigata.net/nuhwlibrary/2009/09/post-8009.html

                                では、また (ほ)

2010年2月25日 (木)

改訂図書について

「標準生理学(医学書院)」
「ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)」


これらの図書、本学でも非常に貸出の多い人気資料ですが、
この度、版が新しくなりました。

標準生理学 第7版 医学書院 2009年4月1日発行
ベッドサイドの神経の診かた 改訂17版 南山堂 2010年2月1日

ちなみに前者についてですが、第6版は2005年1月15日発行。
第7版の序にはこうあります。

「1985年に本書の初版を上梓してから・・・・この間3~4年に一度のペー
スで改訂を重ね・・・」 「今回の改訂では最新の知見を盛り込みつつも・・・
重複する部分を削除または一体化することに留意した」

また

第6版の執筆者のうち15名の先生が後進に道を譲られ、16名の先生に
新たな執筆いただいたとあります。

標準といわれるような定番の図書においても常に見直しがなされるsign01
この姿勢sign03

あぁ、こういうヒトでありたいですsweat02             
                               ・・・ではsweat01rundash

                                        (ほ)

2010年2月16日 (火)

映画をみましょう

みなさん 初めまして (な) と申します。

先週から大雪snowで大変でしたが、みなさん大丈夫でしたか?
試験が終わって一息ついたら、おうちで映画鑑賞はいかがでしょうか?
本学図書館にもビデオやDVDがあります。ほとんどが授業に関係のあ
る学習用の資料になります。

が、一部ですが映画のDVDがあるのですsign01

  「フォレスト・ガンプ」「レナードの朝」「リトルダンサー」
  「12人の優しい日本人」などなど。

残念ながらこれらのAV資料は、著作権の関係で館外へ持ち出すことがで
きません。一階のAVコーナーで視聴していただくことになります。
(利用されたい方は、カウンターで手続きしてくださいね。ヘッドホンとリモ
コンをお貸しします)
ですが、2時間近い映画を図書館でお行儀よく座って干渉するのって窮屈で
すよね。私も映画は、映画館で見るのもいいけど、家で寝転んでリラックス
して見たい方です。


そこでオススメするのが公共図書館ですsign03
公共図書館で所蔵しているビデオ・DVDは著作権処理がされているものが
ほとんどですので、貸出してお家で見ることが可能です。 もちろんタダsign03
レンタル店と違って、最新作の受入はなかなか難しいですが、いわゆる名作
といわれる作品は図書館で所蔵していることが多いので、ぜひ活用してみま
しょうscissors

でも名作ってタイトルは知っているけど見たことない。
古い映画ってとっつきにくい。
そうお思いの方もいらっしゃるかと思います。

私も映画の古典といわれるような名作は、敷居が高そうでほとんど見ていな
いのですが、機会があって見てみると「こんなに面白かったのか」と思う映画
はたくさんあります。

例えば、大学の一般教養でとった「体育学」で紹介された「炎のランナー」
いう作品もそのひとつです。

1981年に公開されたイギリス映画で、アカデミー賞作品賞を受賞しています。
1924年パリオリンピックに出場した実在の選手が主人公で、陸上100m 決勝
出場をめぐり、「なんのために走るのかrun」という主人公たちの葛藤などが描
かれています。

自慢できませんが、私は体育と名のつくものは大の苦手でsad「なんのために
走るか」など考えたこともないですが・・・
(じゃあなんでこの科目選択したんだろう・・・必修だったのかな?)

この映画は、映像もストーリーも音楽(テレビのBGMなどでよく流れるので、聞
いたら「あぁこの曲か~」となるはず。)もすばらしく、後味もよいので機会があ
りましたらぜひどうぞ。

特に健康スポーツ学科のみなさんぜひsign03

子どものころや学生時代に見た映画は本と同じく、いつまでも記憶に残ります
し、人生に影響を与えたりもします。

学生時代、ぜひたくさんの映画を見てくださいね~movie                               

                                           (な)

2010年1月22日 (金)

新学科関連資料

現在、図書館では次年度設置される
「医療経営管理学部 医療情報管理学科」関連資料の整理を進めています。
http://www.nuhw.ac.jp/dept/informatics/hi/index.html



どんな新しい資料が準備されているかというと、図書館のOPACの左上
にある「新着図書案内」をクリックすることで、ご覧いただけます。
請求記号の1桁目単位ですが、一覧が展開します。
http://library.nuhw.ac.jp/opac-new/book1/newindex.html




新しい学科といえども、もちろん既存の学科との関連性もあり、共通して
活用できる図書などもあります。しかしこの学科の特性上、「数学(分類
番号410)」や「経済・経営(336)」、「情報(007、548)」といった、これまで
にない(少ない)分野の資料が必要とされるのも確か。
そんな資料を重点的に収集しています。


図書館としての幅だけでなく、利用者皆さんの選択肢も増えるということで、
嬉しいこと限りなしhappy02

Cimg0392

upwardrightぜひ、ご活用くださいね。                      (ほ)

2009年9月29日 (火)

希望図書(リクエスト)制度について

book読書の秋
noodle食欲の秋
soccerスポーツの秋
maple紅葉の秋

朝夕の肌寒さが気持ち良い毎日catface。筆者、一番好きな季節です。
てなことはさておき、今回は前回の予告どおり、「希望図書(リクエスト)制度」
ご紹介します。

 >関連分野の資料を広範囲&Deepに揃える努力を継続していきます。
 >ただそのために皆さんの声も聞かせてください。
 >次回はその仕組みである「希望図書(リクエスト)制度」を紹介しますね。

いきなり大人の事情を吐き出すのはなんなんですが、
図書や雑誌や視聴覚資料を購入するお金には限りがあります。

図書館は大学内の一組織であり、学生さんの学習を支援したり、先生方の
研究や教育を支援したりすることが使命ですが、あらゆるものを皆の納得の
いくだけ十分に購入することは、多分(いや大いに)難しい。

その意味でどの分野の資料をどの媒体で、どのくらい買うのかは、モット言
えば、どんな資料を買うのかは選択の連続なのです。

その選択は、専門分野の知識豊富な先生方と、図書館職員で構成される
委員会で行われるのが基本です。

でも、皆さん感じたことありませか?

 「俺(私)の必要としている図書がいつも無いんだよねぇ」 って・・

「そんなこと思いませんよ」と言って欲しいのですが、多かれ少なかれそう
感じるのもいたし方ありません。多分、たくさん資料を持っている東大の学生
もそう捉える瞬間があるだろうし、新大の利用者だってそう考えることもあると
思うのです。

そこでです。
「本学図書館の主たる利用者である学生さん自らも、図書館の蔵書を
作り上げて行きませんか」という趣旨で始めたのが
「希望図書(リクエスト)制度」です。

いつものことながら前置き9割、本題1割で申し訳ありませんが、内容はdownwardleft
見てください。
http://www.nuhw.ac.jp/~library/news/rikuesuto.pdf


現在まであまり活用されていませんで、暴露してしまいますが、これまでいただ
いたリクエストの資料購入率。。。。十割です。

(ここまで書いちゃって大丈夫か、俺gawk?)   是非!
                                           (ほ)

2009年9月24日 (木)

実習貸出について

標記貸出制度ご存知でしょうか?
今回は、ここ数日お問い合わせの多い「実習貸出制度」についてお話いたします。

この制度は名前の通り、「実習期間中の長期貸出制度」です。
通常の貸出期間2週間を超えて、例え3週間でも5週間でも8週間でも実習期間中は
貸出OKとし、実習中の課題などを資料面からサポートする制度です。

但し(容易に想像できると思いますが)そうなると学内の図書が品薄になることも
懸念されます。そこで落とし所が肝要。いくつかのルールがあります。


 one貸出冊数は上限5冊のうちで3冊まで
 two期間は実習期間+前後1週間程度
 three指定図書は対象外
 four手続きは「教員のサイン+押印」を必要とした紙ベースの申込制


また、これ以外に通常の貸出ルールも適用されます。例えば、


 five延滞罰則期間中は手続き不可
 sharp現在貸出中の図書をそのまま実習貸出に切り替えることもOKですが、
 six継続は2回目まで
 seven予約者優先
 eightその他の長期貸出資料からの切替(延長)は不可


ということで、現在夏期の長期貸出期間ですが、
「今借りている図書を実習貸出に切り替えたい!どうしらた良いですか?」
という問い合わせが寄せられています。
これはeightで書きましたように不可です

「一旦、返却してください。その図書が書架に並び、それを実習貸出として
手続きするのであれば、OKです」と、図書館ではお答えしています。



皆が順番に実習に出たり、通常の授業期間中だったり。
ということで、このルールの中で資料を共有しましょう。

その意味で、理由無き延滞は自分に唾するようなものng。ご注意くださいね。


オット、声が聞こえてきましたよear
「図書館でもっと図書を揃えてくれ」ってsign03

承知です。
関連分野の資料を広範囲&Deepに揃える努力を継続していきます。
ただそのために皆さんの声も聞かせてください。

次回はその仕組みである「希望図書(リクエスト)制度」を紹介しますね。


●申込書雛形↓
http://www.nuhw.ac.jp/~library/guidance_1/img/application_3.doc

●記入事例↓
http://www.nuhw.ac.jp/~library/guidance_1/img/appl3_sample.pdf

                                          (ほ)

2009年7月17日 (金)

図書館内プリンター故障ですみません

図書館内プリンター、故障ですみません。wobbly

現在、代替機を手配中※です。もう少しお待ちください。

この間、お急ぎの場合は、大学内の他のプリンターを利用してください。
ITマップ(新潟医療福祉大学情報環境)
http://www.nuhw.ac.jp/it/index.html


※22日(水)くらいに用意できそうです。
ただ、機種が変更されますのでプリンタードライバーの再インストールが必要です。

                                              (ほ)