精神障害作業療法評価学・評価学実習
久しぶりの授業紹介
今回は2年生の後期に行われる授業を紹介します。
精神障害作業療法に関する授業ですが、「評価学」では、精神障害に対する作業療法の評価の目的や方法などを学びます。
一方、「評価学実習」では評価の方法と実施を体験し、知識・技術・態度を身に付けます。
精神障害領域だけに限られたことではありませんが、評価方法にはいくつか種類があり、情報収集・面接・観察・作業面接・検査、測定・調査などの方法で対象者の方の全体像を把握します。
みなさんは面接を聞くと、何か緊張しませんか??面接官がいて、向かい合って座り、質問をされて答える。緊張しやすい人や人見知りをする人は思ったことが言えないなんてことありませんか?
作業療法の面接では、もちろん先ほど言ったような面接もしますが、できるだけ落ち着いた、自由な雰囲気(話しやすい場面)の中で行われます。
ですから、
一緒に作業をしながら。
散歩をしながら。行うこともあります。
また面接で大事なのは、話・言葉だけを聴くのではなく
表情や姿勢、声の調子など、対象者の方のメッセージはさまざまな形で届いてきます。
作業療法士はそれらを理解し、援助していくんですね~。