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2008年11月

2008年11月27日 (木)

「卒業研究」

この科目は4年後期に行われます。

3年次に学生は、自分の興味のある研究課題を設定します。

例えば・・・・

○高齢者の転倒予防について

○利き手交換訓練の効果

○自助具の開発

○筋電図を使った実験

○発達障害に関する研究

などなど、教員の専門領域に分かれ少人数で開始します。

学内の情報検索システムを利用して文献を集めたり、実験しデータを分析し、論文を完成させていきます。

そして今年から、

卒業研究発表会を実施することになりましたshine

自分が研究した内容を他領域の研究をした学生やこれから研究に取り組む3年生、研究ってどんなことをするの?という2・1年生にも伝わるように発表の準備を進めていますgood

卒業研究発表会は来週開催されるので、その時の様子はまたお伝えしたいと思いますpaper

お楽しみに!

2008年11月17日 (月)

検査道具紹介

遅くなりましたが、11月1日(土)のキャンパスツアーに参加してくださったみなさん、ありがとうございましたshine

その時に、検査道具を展示・体験してもらいましたが、来られなかった人のためにも、今日は一つ紹介したいと思います。

Stef_3

これは「簡易上肢機能検査(STEF)」というものです。

腕や指先の動きの機能を検査します。

大きさ、形の異なるブロックやボール、布、小球、ピンなど決められた物を決められた場所に時間内に移動させます。

右手と左手で比較したり、定期的に検査することで作業療法の治療効果もみることができます。

他にも作業療法の検査に使う道具はた~~~~~~くさんありますが、それはまた紹介したいと思いますpaper

2008年11月12日 (水)

精神障害作業療法評価学・評価学実習

久しぶりの授業紹介sweat01

今回は2年生の後期に行われる授業を紹介します。

精神障害作業療法に関する授業ですが、「評価学」では、精神障害に対する作業療法の評価の目的や方法などを学びます。

一方、「評価学実習」では評価の方法と実施を体験し、知識・技術・態度を身に付けます。

精神障害領域だけに限られたことではありませんが、評価方法にはいくつか種類があり、情報収集・面接・観察・作業面接・検査、測定・調査などの方法で対象者の方の全体像を把握します。

みなさんは面接を聞くと、何か緊張しませんか??面接官がいて、向かい合って座り、質問をされて答える。緊張しやすい人や人見知りをする人は思ったことが言えないなんてことありませんか?

作業療法の面接では、もちろん先ほど言ったような面接もしますが、できるだけ落ち着いた、自由な雰囲気(話しやすい場面)の中で行われます。

ですから、

一緒に作業をしながら。

散歩をしながら。行うこともあります。

また面接で大事なのは、話・言葉だけを聴くのではなくsign01

表情や姿勢、声の調子など、対象者の方のメッセージはさまざまな形で届いてきます。

作業療法士はそれらを理解し、援助していくんですね~。

作業療法学科 詳細リンク