地域作業療法学実習
3年後期に実施される授業で、地域作業療法を実践するために必要な評価法、支援技術を習得します。
今回は、福祉用具・住宅改修の評価・指導・援助法の実習風景を紹介したいと思います
これはリフター(リフト)という移乗・移動動作を補助する福祉用具です。
自力で移乗・移動ができない人の体をスリングシートという青いシートで包んで吊り上げ、ベッドから車椅子、トイレ、浴室への移動を補助します
これを使うことで、対象者・介助者の負担はかなり軽減されます。
しかし薄いシートで自分の体を包み吊り上げられているわけですから、中には恐怖に感じる方もいらっしゃると思います。
(↑写真の彼らはとても楽しそうですが・・・・・)
作業療法士は双方の方が心地よく自宅で一緒に生活をして頂く為に、対象者の方にもご家族方にも援助・指導をしていきます
続いては・・・・・・
車椅子が学生に囲まれていたり、長さを測られてりしています
これは、住宅改修の実習です。住宅改修(改造)とは・・生活をより容易にするため、自宅の改善・新たに設置することです。
例えば、移動には車椅子が必要な方が自宅に戻るとなると、家の段差が障害になります。
車椅子が通れる廊下、トイレなどの入り口の幅が必要です。
そのために、車椅子の寸法を細かく測り住宅を改造します。
他にも手すりをつけたり、段差を解消したり、病院や施設を退院・退所されて地域・自宅に戻られても作業療法士は関わってます