第42回日本臨床神経生理学会学術大会 参加報告
11月8日~10日に行われた日本臨床神経生理学術大会にOT学科教員と学部生,大学院生が参加しましたので,ご報告します.
学会には本学科准教授である桐本先生,鈴木先生,大学院修士課程2年の吉田君,学部4年の松本君が日本臨床神経生理学術大会で研究成果を発表してきました.
演題は以下の通りです.
■桐本光「静的筋収縮時の運動負荷形式による感覚運動調整様式の違い -筋力制御と肢位制御-」
■鈴木誠「連合性対刺激を用いた相反筋における脳可塑性の誘導」
■吉田翔太「補足運動野に対する経頭蓋直流電流陰極刺激が先行随伴性姿勢調節機能に及ぼす影響」
■松本卓也「目的的な手の運動課題が対側脊髄前角細胞の興奮性に及ぼす影響」
松本君は,2年生後期よりUndergraduate Research Opportunities Program;UROPを履修し,桐本ゼミでコツコツと努力を重ねた結果,学部生ながらに学会発表をするという快挙を達成しました.発表態度も落ち着いていて,他施設の研究者達からも「立派」「えらい!」とお褒めの言葉を頂きました.
鈴木先生,桐本先生は運動機能医科学研究所にも所属され,効果的なニューロリハビリテーション・パラダイムの構築を目指して研究を行っています.ご興味のある方はぜひ運動機能医科学研究所のHPもご覧ください.http://www.ihmms.jp/
吉田君は,本学卒業後,関連病院である新潟リハビリテーションに作業療法士として勤務しながら,勤務終了後の夜間や休日の時間を使って大学院修士課程で研究を続けています.
松本君は今春卒業後,そのまま大学院修士課程に進学し,フルタイムでの研究を継続します.ご興味のある方はぜひ大学院のHPもご覧ください.http://www.nuhw.ac.jp/grad/