3学科連携講座を実施しました。
新潟医療福祉大学では、多職種間連携の学びに力をいれておりますが、本学教職課程では、教職に特化した「体育・健康に関する指導における学級担任・養護教諭・栄養教諭の連携に向けて」と題した健康栄養学科・健康スポーツ学科・看護学科の連携講座を12月17日(火)に実施し、各学科から4年生が参加いたしました。
教員養成を行う本学では、各学科で各学科に紐づく免許状に特化した学びを行ってきましたが、実際に現場に出た際には、学級担任や栄養教諭・養護教諭等が単独で児童・生徒の対応にあたるわけではありません。様々な事案が起こりうる実際の学校現場では、まさに「連携」が必要であり、各役割を各学科ごとに発表した上で全体理解を行い、次にどのように連携しうるのかについて、今回は具体的な事例を2件提示された上でグループにわかれて検討しました。
事例1:風邪予防のための方法として6年生への指導(A・Dグループ)
事例2:児童にアレルギーと思われる症状(身体の痒み)が発生した際の対応(B・Cグループ)
その後3学科が入り交じり、各事例についてそれぞれの専門知識を活かし検討しました。
2事例について各グループが発表し、教職担当教員がそれぞれコメントを行いました。
対象となる児童生徒について加味した上で指導におけるまとめを行う必要性や、専門家の活かし方、更には実際の現場においてエピペンの投与を行う際の留意事項やその際の動き、
更に実際に学校現場を経験されている教員からの「現実」や担任の補助的テクニックまで。
中には春から教壇に立つことが決まっている学生も複数、その意味でも今回の連携講座は非常に重要な教職課程としての最後の学びになったのではないでしょうか。
今回の連携講座での学びを糧に、今後現場で役立ち、更なる発展を願います。
参加された4年生のみなさん、大変おつかれさまでした!
by N