映画紹介(「ただいま それぞれの居場所」)
今回は、映画の紹介
大宮浩一監督「ただいま それぞれの居場所」
http://www.tadaima2010.com/ です
介護保険の導入から10年、介護サービスの数が増える一方、その制度の枠組みから漏れてしまう人々も多数存在するという現状があります。
そういった方々に自ら理想とする介護をしようと、施設・事業所を立ち上げた人達を映すドキュメンタリー映画です
介護の現場で、まさに人に向き合うスタッフ、利用者の皆さん、利用者のご家族の姿は、一見の価値ありです
(蛇足ですが、映画館の会場では、利用者さんとのほっこりしたエピソードに笑い声、そして鼻をすする音がしばしば)
病気や怪我で障害を負った方の生活を支えるのは、作業療法の一つの大切な仕事です。
そして、それぞれの生活へ還っていくプロセス、そして再び始まるそれぞれの生活を支えていくには、介護の現場と作業療法の連携は欠かせません。
自分たちが提供する作業療法が、きちんと利用者さんの生活に役立っているか、ひとりひとりの利用者さんときちんと向き合うことの大切さをあらためて考えさせられました。
作業療法士を目指す皆さんや、作業療法士の皆さんにも、おすすめの映画です
新潟市での上映はこちら
http://www.wingz.co.jp/cinewind/