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2010年9月

2010年9月21日 (火)

福祉用具のショールームをみてきました!!

障害を持ったり、高齢になり身体が不自由となった場合、生活の中で福祉用具を使うことがあります。

その方にあった福祉用具を提案するのも、作業療法士の役割の一つdiamond

今回、3年生が日常生活活動学実習という授業の一環として、福祉用具のショールームでの講習会に参加してきましたdenim

場所はユニゾンプラザclub
さくらメディカル株式会社さんのご協力を得ての開催となりました。

さくらメディカルのスタッフの方より、3モーター式のベッド、ベッドマット、エアマット、車いす、歩行器、ポータブルトイレ、シャワーチェアー、バスリフト、リフト、自助具などをとてもわかりやすく説明していただきましたhappy01

downwardrightモーター式のベッドの体験info01
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講習はギュギュッと中身の詰まった内容で,、1時間半はアッという間sign01
みんな真剣な眼差しで説明に耳を傾けていました。
予定時間を過ぎても、スタッフの皆さまのご協力のもと、学生達は福祉用具を見たり聴いたり触ったり。
この機会を大事にしようという姿勢が伝わってきました。
質疑応答タイムでは、一生懸命理解しようと熱心な学生もclip

downwardright元気よく質問paper
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学生の感想ですeye

chick“ショールームという言葉は知っていましたが、実際に出向いたことはなく、講習会に参加する前から楽しみでした。福祉用具の貸与・購入についての説明や、介護保険制度,需要の高い福祉用具の説明などが聞けて勉強になりました。個人的にも様々な福祉用具店やショールームに行ってみたいと感じました。”

penguin“福祉用具やメーカー・ショールーム、福祉用具店の方との密接な関わりについて学ぶ機会が持てたことは,すごくプラスになったと思う。実際に触ったり使用したりでき大変貴重な体験ができた。実際に使用してみて、適応性や耐久性、デザイン、操作の難易度を一人一人の能力に合ったものにしなければ対象者の方のADLやQOLを低下させてしまうことが分かった。一人一人のニーズにあった福祉用具を、対象者の方と選択し、本当に対象者の方に合ったものかを検討していきたいと考えた。”

よい体験になったみたいですねshine

このような貴重な機会を提供して下さいましたさくらメディカル株式会社の安田さん、立石さん、長谷川さんおよびスタッフの皆さま、大変お世話になりましたconfident
ありがとうございました。sign03

2010年9月10日 (金)

第11回日本QOL学会、第68回QOL研究会 ~参加記~

9月4日~5日にかけて東京の国立感染症研究所でQOL学会が開催されましたsun

downwardright会場です。
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QOLというのは、diamondQuality of lifediamondの略で、“生活の質”や“いのちの質”と訳されます。
さらに噛み砕いていうと、 “その人の幸せ度” だと思います。
医療や福祉分野ではこのQOLが向上することがとても大切なことです。

この学会は医師や看護師、リハビリスタッフなど多職種から構成されている学会で様々な意見をもらうことができます。
学会は“日本”と付いていながらも、国際QOL学会(世界で行われる学会で、今年度はロンドンairplane)で採択された演題を英語で発表するセッションがありますeye

今回は、私、“Ⅰdog”も英語で発表をしましたsign04 
英語が非常に苦手なのですが、さすがQOL学会sign03
先輩の先生方が優しくわかりやすいように助言をしてくれましたhappy02

また、特別講演ではあの有名な聖路加国際病院の日野原重明先生からお話を聴くことができましたhappy01 99歳現役医師、日野原先生のQOLの講演は非常に説得力があり、さらにはユーモアを交えつつのお話であっという間でしたnote

その中で、特に先生が強調されていたのは “達成感”sign01

ひとのQOLを維持・向上するためには必須のものであるとおはなしされていました。

普段の生活の中のちょっとしたことでも、達成感を持つことがあると良いそうですflair
 
作業療法は日野原先生がおっしゃっていた“達成感”を対象者さんと共に味わえる職業であり、さらに作業療法が好きになった学会でしたshine

downwardright学会の抄録集ですspade

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2010年9月 1日 (水)

作業療法の作業って!?

作業療法の「作業活動」とはeye

日常生活の諸動作や、仕事、遊びなど人間に関わるすべての諸活動を「作業活動」と呼び、治療や援助、指導の手段としています。
(日本作業療法士協会の作業療法ガイドより)pencil

病気や怪我によりそれまで行っていた作業活動ができなくなった方、生活に支障をきたした方に、様々な作業活動を用いて、再び生き生きと豊かに生活していくことを援助しますdiamond

作業活動として、創作活動が用いられることがありますclip
気持ちを表現したり、気分転換をしたり、趣味を広げたりといった場合や、創作に伴う身体や心の働きが、緊張をほぐしたりします。

陶芸は、そのような作業活動の一つ。

9月4日のオープンキャンパスでは、この陶芸の体験コーナーがありますsign03

陶芸は1年生の基礎作業学実習という科目で習います。
オープンキャンパスで高校生のみなさんをお迎えするため、ちょっぴり復習中clover

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さてさて、何を作っているのでしょうsign02

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手つきが本格的sign03と思ったら、先生でしたhappy02

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マグカップができたようですcafe

陶芸活動では、身体と心にどんなことが感じられるでしょうかsign02
ぜひ、体験してみてくださいbud

みなさんをお迎えする準備はばっちりですscissors
お申し込みはまだ間に合いますdownwardleft もちろん当日参加もOK!!
9月4日オープンキャンパス

作業療法学科 詳細リンク