看護学部 2021年基礎ゼミⅠ
基礎ゼミⅠとは
基礎ゼミは、本大学1学年の必修科目で大学生活への適応とマナー、大学での学びの基礎を習得することを目的としています。7名程度の少人数のグループに分かれ、メールの送り方や文章の書き方、図書館の利用方法などを学ぶとともに、各グループで興味のあるテーマについて調べ、発表します。
今回は、1つのグループを例に基礎ゼミの様子をお伝えします。
緊張の初回
A先生とB先生の2名で担当するのは新入生7名。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ゼミはすべてオンライン上で行われました。初回は自己紹介と履修登録の確認。学生は寮や一人暮らしのアパート、実家など、それぞれの家から参加しました。
自己紹介では、「〇〇です。出身は△△で、趣味は□□です」と短く伝えるのが精いっぱい。初めて顔を合わせた学生も多く、緊張の表情が続く初回となりました。
写真はオンラインゼミの様子。画面上で顔を合わせながら会話します。
テーマの決定
学生が選んだテーマは、「大学生活をより豊かにするおすすめのカフェやご飯屋さん」。ゼミでは、各自が調べて作成したチラシ風資料の発表と意見交換を繰り返しました。文字の種類や大きさ、色はどうするか、写真の枚数や載せる情報はどうするかなど。オンラインで共同作業をする難しさはありましたが、この作業から情報のまとめ方や伝え方、メンバーシップを学んだという感想が聞かれました。
教員を含め9人9色のファイルに綴じ、渾身の1冊が出来上がりました
オンラインでお茶会
最終日には”オンラインお茶会”を開催。初回とは異なるリラックスした表情で会話を楽しみました。最後に締めの言葉を任された新入生のCさんは、
「初めはみんなとうまく話せなかったけど、段々と週1回のこのゼミが楽しみな時間になっていきました。参加できて本当によかったと思います。リストに載っているお店にぜひ行きたいです。今後、講義とか演習で一緒になることがあったらよろしくお願いします。」
と笑顔で語ってくれました。
この基礎ゼミⅠが大学生活に適応していくための第1歩となった様子でした。