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2019年5月

2019年5月20日 (月)

総合実習

みなさんこんにちは、教員の山内です。

今回は3年生の実習をご紹介します。総合実習はこれまでに学んだこと全てを凝縮した内容となります。さらには実習後に事例検証を行い、自分達で振り返り、その後は教員から助言・指導を受け、課題を見出し次の実習までに再度シミュレーションすることで症例への理解を深める、というPDCAサイクルを回して成長していくことを目指しています。

状況もリアルな現場を想定できるように、色々と工夫しています。

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これは熱傷傷病者です。ガソリンが引火して服が燃えて重傷熱傷を負ったところです。

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現場の状況を確認したかな!?むやみに突入しないで冷静に確認すべきことを整理して・・・

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慌てずに、頚椎保護を行いながら、まずは初期評価(生理学的徴候)から・・・

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優先すべきことは何か、それはなぜか、次は何をすべきか・・・回転の速い思考が求められます。

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実技を行なったら、学生中心でデブリーフィングです。きちんと自分の意見を出せるようになろう!

いよいよ大詰め!頭も体もフル回転で頑張れ!

高度実習Ⅰ(外傷)2

みなさんこんにちは。教員の山内です。

先日行われた実習をご紹介します。

いよいよ外傷想定は最後のシナリオトレーニングです。次回が効果測定となります。

今年度から自主トレーニングの時間を設けて、やらされるのではなく「自らがやる」体制作りを目指しました。みんな頑張っていますよ!

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先週より迅速な活動ができるようになったか!?外傷は時間との闘いでもあります。

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一刻も早く現場を離脱するためにも、車内搬入急げ!

次に待っているのは、ファーストコール(病院連絡)!端的かつ明確に!

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家族や関係者への接遇も大切です。頭の中でいかに現場をイメージしてトレーニングできるかが、効果的な実習となる鍵です。

次回の効果測定頑張って全員クリアするんだぞ!最後まで諦めるな!

体育基礎

みなさんこんにちは、教員の山内です。

1年生も少しずつ慣れてきたようです。厳しい世界を目指す学生たちは規律や集団行動も習得すべきことの一つです。

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救急現場で、傷病者にとって救急救命士は「助けにきてくれたヒーロー」です。ヒーローに男性も女性もありません。女性も男性と変わらず頑張ってます!

まだまだ序の口!これからどんどん厳しくなるから負けずについてこい!

2019年5月11日 (土)

高度実習Ⅰ(外傷)

皆様お元気でしょうか!?教員の山内です。

なかなか更新できずに申し訳ありませんでした。

救急救命学科も1.2.3年生まで揃いました。来年はいよいよ完成年度となります。年々教育内容をブラッシュアップしていき、よりよい学びとなるように頑張っております!目指せ日本一の救急救命士養成校!

さて、今回は2年生の実習の様子をご紹介します。

高度実習Ⅰでは、外傷や内因性疾患をテーマとして、活動全般を学習します。この実習は続く高度実習Ⅱや総合実習などにも大きく影響するいわば「核」となる内容です。

Cimg6790 これは頭部外傷でしょうか。出血が見られますね。学生救急隊はきちんと観察・評価(判断)・処置できるでしょうか!?

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状況評価しながら関係者へ接触!何が起きたのか確認します。

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傷病者に接触!初期評価で生理学的徴候を診ていきます。呼吸や脈拍から何かわかるかな!?

Cimg6785 全身観察中!これまでの情報や初期評価内容と結びつけて、傷病者の身体に起きていることを見抜きます。迅速に観察!・・・できたかな!?

Cimg6789 背面観察も忘れてはいけません。隠れている損傷があるかも!?

Cimg6800 二次損傷を防ぐために全身を固定していきます。脊椎保護をやりながら身体を動かすのはなかなか難しい!

Cimg6784 全身固定ができたら急いで救急車内へ搬入!医療機関の選定と搬送中の管理をします。ちゃんと医療機関に情報伝達できるか!?

Cimg6798やりっぱなしは厳禁!きちんと振り返りをして、次に向かって課題を抽出していきます。実習前の予習と実習後の自主学習も忘れずに行って、次の実習に備えます。

次週はさらに活動のクオリティーを向上させて、いよいよ効果測定です。傷病者を救えるか!?

少しずつ学生達の目の色が変わってきました。頭の中で現場を想像しながらシミュレーションできているように感じます。まだまだこれからですが、一歩ずつ高みに登れるよう導いていきたいと思います。みんな頑張るぞ〜!

それではまた次回!

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