秋田モダンダンスコンクールへ出場
12月12日、13日に秋田全国モダンダンスコンクールが秋田市文化会館で開催されました。本ダンス部からは以下の3名が出場しました。
シニアソロ部門
作品:『Empty』
出演:萩原舞子(健康スポーツ学科2年)
群舞部門
作品:『飛べない鴉』
出演:安藤美和(社会福祉学科3年)、近藤来実(健康スポーツ学科2年)
シニアのソロ部門は全部で56名が参加し、群舞は19チームが参加しておりました。残念ながら本学ダンス部は入賞することができませんでしたが、審査の結果より、あと一人という惜しいところで入選を逃していたことなど、少しずつ力の積み重ねが感じられました。
この大会は日本における現代舞踊(モダンダンス)の第一人者とされる、舞踊家・石井漠の故郷という縁があるモダンダンスのコンクールであり、モダンダンスの全国コンクールでは3番目にレベルが高いとされ、受賞に至るまでには非常に厳しいコンクールです。
参加者たちは幼少よりコンクール漬けで闘ってきた現役ダンサーも多くおり、その激戦の中で競うには、「技術力」だけでなく「芸術性」が強く求められることを実感しました。
以下、出場した選手たちのコメントです。
萩原舞子(健康スポーツ学科2年)
「今までしたことのないモダンのコンクールに出ることはかなりの挑戦でしたが、とても勉強になり刺激を受けました。モダンはアクロバットな技が多くて、自分もいろんな技ができるように練習しないと...と思わされました。そしてみんな柔らかすぎて驚きました。自分の足りないものに多く気づくことができたので、これから足りないものを練習しつつ、自分の強みもさらによくできるように頑張ります!」
安藤美和(社会福祉学科3年)
「今回のコンクールでは、群舞部門での出場でした。悔しい結果ではありましたが、2人で何度も意見を交換し、納得いくまで作品と向き合ったことはとても良い経験となりました。エキシビション公演で受賞作品を見る中で、技術の高さや振り付けの工夫、構成の変化などにとても衝撃を受けました。今後、新しい作品を作っていく上で創作ダンスの枠にとらわれず、広い視野を持って様々なことに挑戦していきたいと思います。応援ありがとうございました。」
近藤来実(健康スポーツ学科2年)
「今回初めてモダンダンスのコンクールに出場してみて、感じたことが本当に多くあります。その中でも一番強く感じたことは自分が今までどれだけ狭い領域でダンスをしていたのかということです。会場へ行くと見たことのない世界が広がっていました。小学生でも全員自分より柔軟性があり、表現力があり、すごいとしか言いようがありませんでした。
コンクールに出場してみて、モダンダンスの凄さをとても強く感じました。これからは今回のコンクールで学んだことを創作ダンスでも生かし、人々を感動させることのできるような作品を作っていきたいと思います。応援ありがとうございました。そして、誘ってくださった美和さん本当にありがとうございました。」
参加した本人たちは、自分の想像を絶する世界に大きな衝撃を受けたことと思います。ですが、その世界に飛び込んでみなければわからない「スタンダードの高さ」は、きっと現地まで足を運んでステージに立ち、強者ダンサーたちと同じ土俵で闘った彼女たちだからこそ、初めて気がつくものだったのではないかと思います。確実に成長したはずです!!
今回の結果にめげずに、むしろ闘志を燃やして今後も頑張ってもらいたいと思います。お疲れ様でした!!
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