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2018年9月

2018年9月27日 (木)

フィリピン留学生の訪問

ダンス場に、フィリピンからの留学生が訪問されました。

彼らは400年ほどの歴史を誇る、アジアで最も古い大学「サント・トーマス大学」から来た留学生の6名です。

理学療法学科の久保先生がコーディネートされており、学生の活動する様子を見て回る中で、ダンス部へもいらっしゃいました。

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披露したのは2曲。

ここ最近は学園祭新作作品の練習に追われバタバタする中だったため、残念ながら沢山披露することはできませんでしたが…

留学生の皆さんはリフトやビシッとそろったユニゾンを目にすると拍手をして下さったり、目を輝かせていたりして、「スバラシイ~!」と大変喜んでくださいました。

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発表後には少しだけ、英語が堪能な久保先生を介して質問をしたりし、コミュニケーション。

「ダンスは好きですか?」
「好きな日本の食べ物は何ですか?」

そんなシンプルな質問でも、一言二言話すだけでインターナショナルな空間に。

ほんの束の間の国際交流ができました。

また来てくださいね!



2018年9月21日 (金)

富山コンクール結果報告

9月16日(日)~17日(月)に富山県高岡市ふくおか総合文化センターで行われた、
「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2018」
別名を、少人数による創作ダンスコンクール。
別名を、全国大学創作ダンスコンクール。

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このコンクールは高岡市や市教委などでつくる実行委員会によってソロから5名までの少人数専用の創作ダンスコンクールとして実施され始めたもので、今年で21回目。
今年は全国から33大学・短大の57チーム約200人が参加していました。

ここではソロ~5人で勝負をするため、より個々の技術と独創的なアイディアが評価され、プロダンサーを目指す大学生たちの登竜門としても称されるコンクールです。

本学からは2チームが出場しました。

各作品の作者となったのは、加藤愛理(健康スポーツ学科2年)と茂木孝介(健康スポーツ学科2年)。

■加藤愛理率いるイケジョチーム
作品タイトル:『animus』
出演メンバー:
加藤愛理(健康スポーツ学科2年)
阿部栞(健康スポーツ学科2年)
川崎真依(健康スポーツ学科1年)
岩本風花(理学療法学科1年)
の4名。

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この作品では、自分の心の中にある、秘めたる熱い思いをテーマに表現していました。

2年生二人は昨年度に引き続き挑戦するメンバーだけに、1年生を引っ張りながら、富山のコンクールステージを想定した見せ方、作品テーマをいかに深めるところまで意識がいっており、昨年とは一皮向けたリーダーシップを発揮している姿に成長を感じました。

1年生は先輩についていくので必死だったものの、少しでも作者のイメージに寄り添おうと研究して取り組む誠実さがありました。技術的には、伸びやかさや動きのつなぎ方など、振りの1つ1つを味わって動くことが今後の課題ですが、今後鍛えていく際の伸びしろが楽しみな部分とも感じました。

イケジョチームは残念ながら受賞は逃したものの、今回の悔しい思いは必ずや自分たちを強くすると思います。謙虚に結果を受け止め、かつ分析することが大切と感じています。

作者である加藤は「もう一方のチームの存在が、もっといい作品を創ろうと動機づけとなった」と素直な気持ちを打ち明けてくれましたが、こうしたライバルを見つけ闘志を燃やせる気持ちは自分を鼓舞してくれるし、その気持ちを自覚し、かつ言葉に出せる素直さはとても大切なことだと感じました。
同じ2年生として支えてきた阿部は、象徴的な存在として作品で表現していましたが、彼女の何かを観客へ訴えかけようとする表情は引き込まれるものがあり、昨年にはない空気感を出すことができていました。


■作者の加藤愛理(健康スポーツ学科2年)のコメント

「今回富山の大会で作者をさせて頂きました。作品内容はひとつの秘を打ち明けられず胸奥で叫び続ける私の心をテーマに創作しました。
創作過程では一人一人の見れなかった姿などを見る事ができ、お互い尊重し合う大切さを改めて感じる事ができました。そして何より、沢山の方々に支えられチームのメンバーにも支えられ自分自身成長する事ができました。
賞を受賞する事はできませんでしたが、チームが目標にしていた、見ている人の心を感動させることができました。一人の力では叶う事ができなかったのでこのメンバーでその目標を達成する事ができ非常に嬉しかったです。
これからは更に作品に向き合い追求し、春に行われる単独公演では沢山の方々に観に来て頂きたいです。
これからも医福ダンス部に貢献していけるように頑張ります。応援の方宜しくお願い致します。」



■茂木孝介率いるパンパースチーム
作品タイトル:『訝しげ』
出演メンバー:
茂木孝介(健康スポーツ学科2年)、
中林みなみ(健康スポーツ学科2年)、
菊池綾(看護学科2年)、
箱岩輝(健康スポーツ学科1年)、
斎藤汐音(健康スポーツ学科1年)

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この作品では、疑と信の思いが交錯し混乱に引きずり込まれていく様子を表現しました。

作者の茂木は初作品づくり&初富山参加でしたが、経験者の周りに支えられながら、模索し、工夫を凝らしていました。

初めのテーマ決めの段階から自分の表現したい世界を持ちながら取り組んでいましたが、きっとスムーズにいくことばかりではなかったことと思います。チームに所属する出演メンバーの個性も様々で、背丈や個の得意分野を活かし、振りづくりや構成に反映していました。

結果、一握りが受賞を受けるこのコンクールにおいて、パンパースチームは3位に相当する審査員賞を受賞することができました。
本学ダンス部では初の受賞ということで快挙です。

今まで大人数の群舞での受賞経験はあったものの、少人数の個の技術や表現で見せる本コンクールでは一度も受賞することがなかったため、「富山コンクールでも狙える!」という他の部員への励みにも繋がったのではないかと思います。

ただこの受賞とともに機会が与えられた「座・高円寺ダンスアワード」(平成31年1月)の公演出演においては更に2倍3倍の長さにリメイクすることが求められるため、更なる未知なる挑戦となります。
ここで完成ではなく、生まれ変わらせる位の意気込みでより一層頑張ってもらいたいと思います。


■作者の茂木孝介(健康スポーツ学科2年)のコメント

「今回初めて作者を務め『訝しげ』という作品をつくらせていただき、審査員賞を受賞することができました。疑い深い様子や関係性をテーマにしました。
踊りで表現することは難しい内容でしたが、動物的な動きを取り入れたり仕草など動きの幅を広げたりすることで作品を作っていきました。
メンバー間の雰囲気もとても良く、練習では試行錯誤することもありましたが、笑いが絶えず明るいムードで練習をすることができました。
踊りの技術はもちろん大事ですが、チームワークの良さも大事ということをこの大会期間中に学べました。色々と支えてくれたメンバーには感謝しています。
そして応援して下さったダンス部の皆さんにも感謝しています。皆さんありがとうございました。」

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いずれのチームも8月の神戸コンクールの練習をしながら同時に富山作品の構想を考え、テーマや選曲、衣装や振付けなど着実な準備を行い、創作過程と向き合っていました。

バタバタと追い込まれて投げ出すこともなく、最後の最後まで作品を追求し続け諦めない気持ちは周りから見ても感じ取ることができました。

そして両チームとも本番では練習の成果を十分に発揮し、ミスのない素晴らしい発表ができました。

富山コンクールでは本選一発勝負であるため、唯一現地入りするまでに調整することができない照明が懸案事項でもありましたが、本学を応援して下さる多くの方のアドバイスの甲斐あって、今年は照明効果によってより惹きつける魅力を生み出すことができました。


今回の富山コンクールに向けて多くのサポートや応援をしてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

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手前に映る、
吉田萌(理学療法学科1年)、板垣莉子(健康スポーツ学科2年)はずっと付き添いとして選手たちを支え続けてくれました。彼女たちが一番大変だったことと思います。

ありがとう!!

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2年生、結集!

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1年生、結集!若い!

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応援にも駆けつけてくれた先輩たちの姿に、実は一番感動!!
出演者たちの大きな支えになったと思います。ありがとう!!



この2演目が再演される学園祭学内パフォーマンスは、10月6日(13:00~)、7日(12:30~)です。
今後ともダンス部への応援をどうぞよろしくお願いいたします。



2018年9月20日 (木)

田村興一郎さんダンスワークショップ開催

今日は、振付家:田村興一郎さんにお越しいただき、部員たちへダンスワークショップをしていただいたときの様子をご紹介いたします。 


田村さんは、新潟出身のダンサー兼振付家です!

新潟商業高校ダンス部 ⇒ 京都造形大学 ⇒ ダンス活動を現在も続けていらっしゃいます。


今までにも様々なアーティストの方々をお招きしてWSを開催して参りましたが、今回のような「作品創作(クリエーション)」に焦点を合わせたWSは初めてです。

WSでは、まず全体の空気・空間を崩すためのワークが行われ、初めは控えめだった部員たちも徐々に引き込まれるように「崩し」ができるように。

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男子部員の武田慎吾(健康スポーツ学科)もいつも以上に興奮して集中している様子。

アシスタントで田村さんと来てくださった、涌井さん。
涌井さんはかつて新潟南高校ダンス部で活躍をしていました。
オールジャンルのコンテンポラリーが専門のため、多様に縦横無尽に動くからだ。

後輩が部員の中にもおり、いい刺激をもらうことができています。

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田村さんも体を張って、エネルギーをどんな風に高めていくのか、動きの速さとの関わりの話を交えながら実践してくださいました。

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時折求められる質問に、真剣に答える部長の風間ひかる。

後半は、実際に道具を使って「空間をデザインする」ワークを行いました。

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シュールすぎる世界観に…この先の発展はどこに向かうのかと戸惑いも少しありましたが…斬新なワークに胸は躍っているようでした!

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田村さん自身が高校ダンス部出身だけに、今までの自分のダンス人生を振り返ってみんなへのメッセージも熱くいただきました。
創作ダンスをつくる過程の哲学もお話してくださいました。

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今回のWSも自分の肥やしにして、次のステップアップへ向けていきたいと思います。
京都よりお越しいただき、ありがとうございました!!



2018年9月14日 (金)

アーティスティックムーブメント・イン・トヤマ(ダンスコンクール)へ出場します!

告知です!

ダンス部では、富山で開催される「アーティスティックムーブメント・イン・トヤマ」に出場する2チームの部員らが、一生懸命本番に向かって頑張っています。

それでは出場メンバーのご紹介!

「パンパース」 チーム
◎作者・出演:茂木孝介(健康スポーツ学科2年)
・箱岩輝(健康スポーツ学科1年)
・斎藤汐音(健康スポーツ学科1年)
・中林みなみ(健康スポーツ学科2年)
・菊池綾(看護学科2年)

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「イケジョ」チーム
◎作者・出演:加藤愛理(健康スポーツ学科2年)
・川崎真依(健康スポーツ学科1年)
・岩本風花(理学療法学科1年)
・阿部栞(健康スポーツ学科2年)

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そして部内では、中間発表と完成披露を行いました。
部員たちからもコメントをもらいつつ…



本番は、以下の期日になっています。
もしお近くにいらっしゃる方々は、ぜひお越しください~☆

「アーティスティックムーブメント・イン・トヤマ(全国大学創作ダンスコンクール)」
期日:9月16日本番、17日受賞者公演
場所:富山県高岡市Uホール

気合を入れて日々特訓に励んでおります。
渾身の作品を、最後の最後まであきらめず納得のいくものにして挑戦していきましょう!

2018年9月 7日 (金)

平成30年度 1年生による学内ソロ発表会

今日はダンス部内で行った「平成30年度ソロ発表会」についてご紹介します!!

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出演側でない先輩たちも、楽しみで仕方ありません!


毎年この9月の時期に行っている一年生が参加する「ソロ発表会」。
今年は以下の一年生5名が出演しました!

箱岩輝(健康スポーツ学科)
川崎真依(健康スポーツ学科)
斎藤汐音(健康スポーツ学科)
岩本風花(理学療法学科)
吉田もえ(理学療法学科)


記録係として活躍してくれた、矢尻真理恵さん。
主務としていつもみんなを支えてくれています!!

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本番に向けて最終調整の一年生たち。
先輩方もみんな経験してきたこの緊張感。

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それでは、発表の様子をご報告します!
とその前に…

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まずは司会として部長の風間ひかるより挨拶。
ちょっと緊張しているでしょうか?笑


それでは発表の様子をどうぞ!!


1、岩本風花(理学療法学科)

「少女」
憂鬱な雨の日にはお気に入りを思い出してみる。
それだけでもうそれほど悪い気はしないのよ

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2、吉田萌(理学療法学科)

「rainy」
雨の日、普通じゃないことしてみたい!

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3、斎藤汐音(健康スポーツ学科)

「 情熱 」
ダンスが大大好き!!
大好きな気持ちを私らしく情熱的に踊りたいと思います。

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4、川崎真依(健康スポーツ学科)

「愛を伝えたいだとか」
今日は日が落ちる頃に会えるの?

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5、箱岩輝(健康スポーツ学科)

「odoru_hikoru」
そいつは踊る。終わるまで、永遠に…

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発表後には、先輩方から出演した1年生へ温かいコメント。
2年生からは、板垣莉子よりメッセージがありました。

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出演した1年生より一人一人の振り返りの言葉ももらいました。

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最後に発表を終えた解放感と共に写真撮影。

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1年生、お疲れ様でした!
中には神戸を終えたのち、ソロ発表準備も富山コンクール準備も控えている、多忙な部員もいたと思います。
しかし、限られた期限の中でものを創り上げるという力も大切なことです。


この「自分で作品をつくりあげる」という経験は「自分に向き合う」作業と似ています。
今回の経験を通してひとつ大人になってくれたら嬉しいです。

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9月15日~の富山コンクールに向けて、次は中間発表&完成披露発表会が控えています!!
皆さん、次々と目標を決めて頑張って行きましょう!!


2018年9月 4日 (火)

第65回栄養改善学会にて出演

今日は、第65回栄養改善学会の懇親会にて披露したダンス発表の様子をご紹介します。
この学会には、本学の健康栄養学科の先生も多く在籍されている会になります。

こちらの学会幹事の方々よりご氏名のリクエストを受けまして、今回踊らせていただくことになりました。

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作品の合間には一年生二人が笑顔でしっかりと自分たちのチーム紹介、そしてダンス部の今後の発表機会の告知をさせていただきました!

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今回披露した作品は、
4年生長谷川紗花(健康スポーツ学科)による『へるたーすけるたー』、
4年生の森山愛弓(健康スポーツ学科)による『チア』
3年生の山田春香(健康スポーツ学科)による『エンディング』
の3曲でした。

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台風も近く外は荒れている中でしたが、こうした社会貢献としてイベントで発表する際の皆の度胸は流石でした。
本番の勢いとパワフルな「本気」ダンスはきっと観客の学会員の先生方にも伝わったことと思います!

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軽食のおにぎりも美味しかったです!
お招きいただきまして、ありがとうございました!!


 

2018年9月 2日 (日)

佐潟まつりへのダンス出演

今日は、赤塚の佐潟地域で行われている、「佐潟まつり」に出演した時の様子をご報告します。

開催されたのは8月25日。
台風の前後で開催可能か?とギリギリまで不安定でしたが、どうにか出演を果たすことができました!

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インターンシップ実習で忙しい中、当日はMC役で駆けつけた部長の風間ひかる。

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4年生を中心に、佐潟を背景に3曲、舞ってまいりました!
こうした地域と繋がれるお祭りでのダンス発表も大切にして、ダンス部は活動しています。

お招きいただいた皆様、ありがとうございました!!