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2011年5月11日 (水)

監督と甲子園

とある練習後、私が読んだ本「監督と甲子園(日刊スポーツ出版社)」のお話を選手に紹介させていただきました。

こういうチームにしたいということではなく、あくまでも高校野球の一例として。

埼玉県U和学院高校のOM監督がおっしゃっていた内容です。

【日頃、選手に掲げる部のモット―】

”自分の為の練習”---レギュラーになる為の向上心を常にもつこと

”チームの為の自分”---組織向上の為に自分ができる役割の認識

”後輩を育てる役割"---上級生になればなるほど、責任が増し、利己主義は許されなくなる

【選手における5段階の成長】

1.そこに自分の考えがない指示待ち族

2.まず自分で考えをもった中で指示を仰いでくる

3.自分の考えを行動に移したうえでそのつど報告してくる

4.自分の行動に対して、そのつどでなく、一定期間を経て報告してくる

5.最後は、自分でこうですと確実な意志となって行動するようになる

このレベルの差は何かといえば、そこに他人の関与があるかどうか。

最初は選手0で監督10だけど、だんだん数字が逆転してきて最後は監督が0になる。

【練習における4つの基本】

一.体調管理

一.技術の向上

一.ゲーム感を養う

一.メンタル強化

【取り組むうえで大事なこと】

一.積極性

一.プラス思考

一.研究心

一.素直さ

以上、部員に紹介させていただきました内容です。

仕事ができる人は、やっている。

人間的な成長があるからこそ、競技力の向上が成り立つ。

私自身、必要なことを再認識させていただきました。

社会に出ても通用することだと思いますので、ひとつの価値観としてこのような高校野球があるんだと頭の隅に残してくれれば幸いです。

(コーチ:馬場)

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