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2015年4月21日 (火)

日本選手権総括 

日本選手権が終了して1週間が経ち、総括を書いてみました。

創部から10年経ち、創部当初に立てた目標であるユニバーシアード大会日本代表選手を輩出することができましたので、簡単に10年間を振り返ってみたいと思います。

本学水泳部では、男子は、創部2005年から6年間、インカレで得点が一点も取れませんでした。2010年インカレ後のミーティングで馬場康博コーチが「来年のインカレまで365日、毎日努力してもまたインカレで得点取れないかもしれない。でも努力し続けなければ、我々はいつまで経っても1点も取れないぞ!」と言ったことが昨日のことのように思い出されます。2011年インカレで見事、大友瑛史さん(6期生)が男子初得点を取ってから3年半、2つ下の後輩:松井浩亮(理学療法学科,埼玉県出身)がユニバーシアード日本代表になってくれました。

女子に関しては、創部2005年、先輩も誰もいない状態で、全国(熊本・和歌山・静岡・石川)から全く知らないこの新潟に集まってきた一期生たちが「私たちがこの大学の歴史を作っていくんだ!」という強い意志のもと、1年目から毎年全国大会で入賞者を出し続け、ついに、今回、佐藤綾(健康スポーツ学科3年・長野県出身)が、ユニバーシアード日本代表になってくれました。大学生の日本代表選手の多くがスイミングで練習している中、ずっと大学水泳にこだわってきた私としては本当にうれしい結果となりました。

今回、男女1名ずつの2名がユニバーシアード大会日本代表選手になれたのには、当然2人の今までの努力の賜物ではありますが、この10年間という歴史を築き上げてくれたOBOGの努力の賜物でもあると感じています。

そして、医療系大学であるメリットを生かし、この10年間、徐々に様々な専門スタッフを加えることができました。監督、コーチ、大学院生アシスタントコーチ、学生マネージャー、学生サポーター、ストレングスコーチ、トレーナー、スポーツドクター、栄養アドバイザー、スポーツカウンセラー、科学サポートスタッフ、アドバイザリースタッフ、毎晩練習後の食事を作ってくれる学生食堂の方々、など・・・。現在は、こんなにもたくさんの専門スタッフが本学水泳部をサポートしてくれています。そして、スタッフ全員が純粋に「この水泳部を強くしたい!」という気持ちだけで活動してくれています。この献身的な専門スタッフが充実してきたことも今回の成績につながったものと感じています。

以上、長くなりましたが、ユニバーシアード大会日本代表を2名輩出できたことは

  「10年間、先輩たちが築き上げてくれた賜物である」

  「献身的な専門スタッフが支えてくれたこと」

この2つが大きな要因であると感じております。

今回の結果を経て、さらに我々は前進しつづけ、次のステップアップへ進みたいと思います。

今後とも応援よろしくお願い致します。

【監督:下山】

http://www.swim.or.jp/upfiles/1429061361-2015japanteam_universiade.pdf

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