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2017年5月26日 (金)

結果報告 ~第7回アジアOWS選手権~

マレーシアのプトラジャヤにおいて第7回オープンウォータースイミングアジア選手権が開催されました。

本学職員の青木陽佑選手は、10kmの部の日本代表としての遠征でした。

<アジアOWS選手権 日本代表メンバー:日本水泳連盟HP>

http://swim.or.jp/japan/tournament2017/2/ows_member.php

・5/19(金)

5kmのレース当日は、レース会場の雰囲気を確認し、出場選手をサポートしました。

Img_5275

【ゴールタッチを確認する青木選手】

結果:日本人選手が見事に表彰台の1,2位を独占。

<日本水泳連盟公認ブログ:TOBIUO JAPAN参照>

http://tobiuojapan.org/archives/8875331.html

・5/20(土)

5kmのレースは、水温30℃の中で開催されました。

FINA(国際水泳連盟)のルールによる適正水温は、16~31℃。

大会側も高い水温に対応するため、競技開始時刻を30分早めることが告げられました。

監督を中心に水温が高い場合の危機管理に関して、ミーティングが行われました。

Img_5434

【ミーティングの様子】

・5/21(日) 

レース当日、7:00に水温測定。

結果は、31.9℃。

7:15に参加国10名の代表者が招集され、レース自体は中止せず8時から実施することとなりました。

但し、安全面を考慮し、出場は各国の判断にゆだねるとのFINAの見解。

出場する日本人選手は、試合用の水着を着用し、手首にもタイミングチップを付けた状態でミーティング。

ミーティングでは、監督から10kmのみ出場となる青木選手に意見を求められました。

青木選手は、「選手が危険な状態になることを考えると棄権しなければならない。」と返答し、日本水泳連盟は、選手の安全および5km後の選手の体調を考慮し、全員棄権を決定しました。

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無常にも大粒の雨が降る中、試合は続行されましたが、救急搬送された選手も。

青木選手の口から出た言葉は、「泳ぎたい」という気持ちや「結果を残したい」という名誉以上に、これからのOWSという競技の発展を考慮して、「安全なスポーツを提供する」ということだと解釈しました。

Img_5242【ウォーミングアップ前の青木選手】

残念ながら結果として、ご報告はできませんでしたが、今後も青木選手や本学の選手たちへの声援、よろしくお願いいたします。

【コーチ:馬場】

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