全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)大会報告
今日は、全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)におけるダンス部の結果についてご報告いたします!
今年度の8月7日~10日に開催された創作ダンスの国内最高峰の大会。
私たちが出品した作品は、「【noise】ー煩わしい現代を生きる敏感な人たちー」というタイトルの作品です。
この大会に向けて、何か月もの長い期間をかけて作品作りに取り組んできました。
神戸での上演に至るまでには紆余曲折がありましたが、主学年である3年生が心から取り組みたいと思えるテーマで最終的には挑戦し、形にしました。
神戸への出発の様子、現地での様子について写真でご報告!
カプセルホテルのように車内にぎゅうぎゅう詰めにして運びました。
毎回の出し入れにも非常に苦戦しましたが、どうにかバスに乗せられたことで一安心。
いよいよ到着した神戸。朝は毎日、この体育館へ並ぶことから始まります。
今年、大学部門の神戸が初めてになる、男子二人。
緊張半分、楽しみ半分でしょうか。
残念ながら出演はできなかったけれど付き添いできてサポートしてくれた、看護学科のりょうちゃん。
看護ならではの献身的な彼女の支えに、助けられた人が多くいたことでしょう。
この大会では、高校・大学も合わせた出場校の数に対して、体育館を使用して練習できる時間が非常に少なく制限がかけられています。
外や体育館脇の通路でさえも、練習することを禁止されています。。。
代わりに、体育館空き状況のエリアを狙って、抽選で練習時間をつかみ取っていきます。
毎年のこととは言え、、なんて厳しい条件でしょうか…
それでも空き時間をイメージトレーニングしたり、言葉を介して最終打ち合わせをしたりして、時間を有効活用して予選の本番に臨みました。
前日の夜も、毎年のごとく、ホテルの部屋に全員で集まって最終練習を行いました。
そして迎えた予選当日。
楽屋(本番直前控室)で慌ただしくメイクに取り組む女子部員たち
しかし結果は、残念ながら決戦へ進出することができず、という結果となりました。
今年は参加校が6学校増え、決選進出学校数が半数までに絞られ、激戦区となっていました。
しかし、それでも通過できなかったことは、どこかに必ず理由があるはずです。
予選落ちしてしまった学校へは、点数も順も公表されないところがこの創作ダンス(このコンクール)のもやもやと悔しいところではありますが、部員たちはしっかりと決選進出校の作品、そして受賞校の作品を目に焼き付けてきました。
テーマの選び方、捉え方、深め方か。
選曲か、衣装か。
動きのモチーフの振付か、構成のつくり方か、技術力か。
舞台における一人一人の魅せ方か。
様々な課題をそれぞれに胸に抱いたことと思います。
しかし受賞をつかみ取れなかった今回の結果が、すべて無駄なわけではありません。
こうした結果だったからこそ、今一度自分たちが目指したいダンススタイルや目標を見つめなおし、自分たちに足りない要素を振り返って、磨き上げていくきっかけにするべきだと思っています。
3月の「新潟医療福祉大学ダンス部公演」では、悲願の照明つきにて、再演致します!!
そこまでにはさらにブラッシュアップして、納得のいく「noise」を皆様にお届けしたいと思っております。
最後になりましたが、ここまでダンス部を温かく見守って応援してくださった保護者の方々、大学事務局、教職員の皆様、チーム作り・作品づくりにアドバイスを下さったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
結果として感謝の気持ちをお返しすることができ非常に申し訳ない気持ちでいっぱいではありますが、悲しみに暮れるだけでなく、切り替えて必ず次のステップに生かして、糧にして参りたいと思います。
今後とも、変わらぬご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
突然アオミドリに変身したガール
話し合いに話し合いを重ねた日々 パーテーションの在り方に永遠に悩み続けた私たち
今年もお世話になった「ひょうご共済会館」
つくばダンサーズのスタイルの美しさに唖然とした朝ご飯
先輩にしごかれながら
毎晩、本当によく遅くまで頑張りましたね。お疲れ様でした。
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