新潟市劇場専属舞踊団Noismによるダンスワークショップ
本日は、劇場専属舞踊団NoismCompany Niigata所属の3名によるワークショップを受講した様子をご紹介します^^
5月5日に新潟医療福祉大学ダンススタジオにて、Noism Company Niigataの山田勇気さん(Noism1リハーサル監督・Noism0ダンサー)、浅海侑加さん(Noism2リハーサル監督)、ジョフォア・ポプラヴスキー(Noism1ダンサー)の3名によるダンスワークショップが開催されました。
このワークショップはNoism Company Niigataによる「学校との協働によるアウトリーチ」活動の一環として実施され、本学の新潟医療福祉大学ダンス部1年生~4年生までの男女部員15名が参加しました。
ワークショップでは、「日々の練習に生かせるトレーニング」および「創作のヒントとなるワークショップ」の2部構成の内容で組まれ、マスク着用の徹底や定期的な換気など感染予防対策を講じながら、充実した3時間のワークショップとなりました。
舞踊家の方に授業のようなワークをしていただける機会は珍しく、学生も興味津々。
1人1人のポーズと向き合い、親身になってコメントして下さる山田さんの温かさ。
参加者である部員らは日頃の部活では意識の行き届かない視点や身体の感覚を得ることで多くの発見があり、ルーティン化した日々の練習の中でも生かせるような身体部位の使い方、自他を利用した重心の使い方、イメージによる表現の魅せ方、舞踊創作手法の手がかり等を実践しながら体験することができました。
また舞踊家として第一線で活躍するプロダンサーの身体表現を直に生の目で捉え、緊張感のある空間を共有することができ、大変有意義なワークショップとなりました。ここで得た経験が学生の今後の活動に活きるようにダンス部では日々の練習に取り組んでまいります。
今回の企画においてご尽力いただきましたNoism Company Niigataの講師の方々、制作・関係者の皆様、そして学内施設における感染予防対策に関してご協力いただきました大学関係者の皆様にも心より感謝申し上げます。
学生からのコメント
■中川璃音(健スポ3年)
「今回は基礎的なトレーニングと創作活動で生かせるトレーニングの2部構成でワークショップを行っていただきました。昨年はコロナの影響でこのような活動にも制限があったため、今回機会を作っていただき、足を運んでご指導していただけたことにより一層感謝の気持ちでいっぱいです。3時間という短い時間の中でも、多くの部員が自分の未熟さに気づき、良い刺激を与えていただけたのではないかと思います。また、個人の今後の課題発見や糧となる有意義な時間でした。お忙しい中ご指導いただけたこと、ご縁があってお逢いすることができたこと、本当に嬉しく思います。この経験を生かし、日々精進していきます。」
■大塚駿平(理学1年)
「自分は出身が神奈川県のためNoismの方々と関係を初めて持つことができましたが、今回のWSはとても新鮮に感じることができました。また、3名ものダンサーさんが来てくださったので、観察するための目が足りませんでした。そんな贅沢な状況であったため、得るものもとても多かったです。間近で見るプロの意識の方向、息遣い、重心、イメージなど、やはりプロはプロなのだなと実感しました。このような機会を多く設けていただける環境を大切に、これからの4年間でたくさんのものを吸収していきたいと強く思いました。
最後になりましたが、WS開催にあたり来てくださったNoismの方々、また関係する先生方に感謝します。ありがとうございました。」
■関口沙慧花(社福2年)
「今回のWSを通して、今まで意識したことがなかった自分の動き方の特徴や癖など身体の
使い方について様々な気づきを得ることができ、今の自分に足りない部分を見つめ直すき
っかけとなりました。また、創作のワークでは短時間で全員のアイディアを用いて作品を
作ることができることに衝撃を受け、改めて創作の幅広さや面白さを感じました。
貴重な経験をさせて頂き、講師の方々には本当に感謝しています。
このWSを体験で終わらせず、日々の練習や今後の創作活動に活かしていければと思いま
す。」
コメント