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2009年9月 8日 (火)

インカレ総評 ~レース~

馬場コーチとインカレの個々のレースを振り返りました。

大きく2つ痛感しました。

「レースに対する戦略」

「1点取るための努力」

<レースに対する戦略>

8月上旬に行なわれた「関東インカレ」ではほとんど回復させず、「インカレ」だけを見てきました。

関東インカレ前に練習を減らせば、決勝に残れたり、上位に入れた選手も多かったと思いますが、「全てはインカレのために!」「インカレで闘えるようになれば、当然、関カレでも闘える!」と言い続け、選手たちもそれについてきてくれました。

しかし、インカレで「もっと出せるはず」と思うレースがたくさんあり、選手と共に悔しさを味わったレースが多く見られました。

3日間の間に、個人とリレーで、同じ種目を1日後に100mで約1秒タイムを上げられた選手が何人か見られました。

これは完全にレースに対する戦略ミスでした。

いわゆる「力み」や「かかり」が原因だと思います。

インカレに対する想いが強すぎて、冷静にレースができなかったのだと思います。

レースに対する気持ちが強いときほど、冷静さが求められると改めて実感しました。

今回の反省を必ず来シーズンに活かします。


<1点取るための努力>


「もっともっと努力しないと全国では闘えない」ことを痛感しました。

4年の郡山奈々選手はチームで一番努力してきたと思います。ドライランドも目的を理解し、自分でアレンジし、それを毎日必ず実行しました。プールに早く来て、一人でドライランドを黙々とやっている姿を良く見かけました。自主参加の早朝練習も欠かさず参加していました。

それがあったからこそ、最後のインカレで大ベストを出して入賞できたと確信しています。

インカレが終わってから馬場コーチが選手たちに言っていた言葉。

「365日、努力し続けても1点取れんかもしれん・・・」

「でも努力し続けなければ絶対にとれん!」

現役時代、誰よりもプールに早く来て、黙々と自主練習をしていた「馬場康博選手」を思い出しました。

この言葉とあのときの馬場コーチの「目」を3年生以下は絶対に忘れないでほしい!

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