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2011年5月

2011年5月30日 (月)

長水路

先週土曜日(5/28)は全員、長水路(メイワサンピア)での練習でした。

長水路では、50mの間で一度減速してしまった泳速を泳ぎながら加速することは余分なエネルギーを消費することにも繋がるため、50m間での減速を最小限に抑えることを重要視することが不可欠となってきます。

また、仮にスタートと全てのターンで15m潜水して進む選手を想定し、潜水している距離と水面上を泳ぐ距離を単純計算すると
100mレースでは、
 短水路:潜水60m、水面上40m
 長水路:潜水30m、水面上70m
200mレースでは、
 短水路:潜水120m、水面上80m
 長水路:潜水60m、水面上140m
となります。

同じ距離でも短水路と長水路では全く異なる負荷を必要とすることが一目瞭然です。
逆にとらえれば、長水路でのレースを想定すると、短水路での練習にも工夫が必要となってきます。

特にこれから夏に向けて、その辺を意識して練習メニューも作成していこうと思います。
また、選手もその辺を意識した上で練習に取り組んでほしいと思います。

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2011年5月29日 (日)

メイワサンピア練習

ジャパンオープン終了後、毎週木曜日の夜、選抜メンバー(ジャパンオープン標準記録突破者)でメイワサンピア(長水路)練習を行なうことにしました。
それによって、週に1回、チームが競技レベルで2つに分かれて練習することになりますが、本学水泳部がこれから更に強いチームになるためには、このメンバーが全国の舞台で闘えるようになることが必須であり、そのためには、このような長水路での練習機会を増やす必要があると判断しました。

他のメンバーもこれから行なわれる各種大会でジャパンオープン標準記録を突破すれば選抜メンバーに入ることができますので、一人でも多くのメンバーが入ってくることを期待しています。
また、選抜メンバーはチームを代表しているという「プライド・自信・責任感」を持って練習に取り組んでもらいたいと思います。

5/26はその第一日目。かなり良い練習ができました。
夏に結果を残すために一歩ずつ確実に前進していきます!

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(沼田裕介は母校にて教育実習中)

2011年5月27日 (金)

プールフロア並べ

夜の練習後、次の日の水泳授業のためにプールフロア(通称「赤台」)を入れて並べます。

少人数でやると大変な作業ですが、先輩後輩関係なく、全員でやっているのであっという間に終わります。

このプールで毎日練習できることに感謝。

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2011年5月26日 (木)

Count Down

今年もこの季節がやってまいりました

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ジャパンオープン 〜社会人スイマー〜

本大会に本学水泳部一期生の澤田涼さんが50m背泳ぎに出場。
2月の日本短水路選手権を応援に来た際、アスリートとしての火がつき、仕事の合間をぬって高校までの恩師のもとで練習し、見事、出場権を獲得!
彼女は大学生のとき、800m自由形で日本選手権、日本短水路選手権、インカレで入賞を果たし、世界短水路選手権にも出場した選手ですが、実は高校生のときまでは背泳ぎの選手でした。
今回、週に2回程度と練習時間は少なくても、工夫次第でまだまだ速くなれることを証明してくれました。
彼女のように普段、フルタイムで仕事をしながらこのような国内最高峰の大会に出場してくる社会人選手が増えているように感じます。
私の知り合いにも、警察官、市役所職員、消防士、インストラクター、サラリーマンなどなど、様々な職種の人たちがアスリートとしてこのような大会を目指して競泳を続けています。
彼らが競技を続ける理由はそれぞれだと思いますが、最終的には「自分のQOLを上げるため」だと感じています。
我々指導者も多くの時間を費やして選手強化に携わっている理由は最終的に自分のQOL向上にあると思っています。

これからも澤田涼さんのような社会人スイマーを心から応援したいと思います。

澤田 涼(本学OG:小松SC)
 50m背泳ぎ 31.26

【本学水泳部の部員たちと】沼田裕介は教育実習参加で先に帰ったため、一緒に写れませんでした。
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ジャパンオープン 〜トレーナー〜 

今回の大会は本学水泳部OBの三富陽輔トレーナーが帯同してくれました。
卒業後、理学療法士として働き始めて4年目。本学の理学療法学科教員の地神裕史トレーナー指導のもと、確実にトレーナーとしての力を付けてきました。日本水泳連盟トレーナー会議のメンバーでもあり、昨年度には競泳のオリンピック強化指定選手のグアム合宿にもトレーナーとして参加しています。本学水泳部のOBがこのような形で活躍してくれるのは非常にうれしいことです。

今回の大会では3日間フルに、トレーナーとして本学水泳部のサポートをしてくれました。本当に心強いです。

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2011年5月25日 (水)

ジャパンオープン〜個々の結果〜 

個々の結果です。

沼田 裕介(石川県出身)
 200m個人メドレー 2:05.78
 100m背泳ぎ 58.59
 200m背泳ぎ 2:05.15
4月の選考会に比べて全ての種目でしっかり上げてきました。
夏が楽しみです。

寒河江 勇介(山形県出身)
 200m平泳ぎ 2:19.13
ラバー水着で出した大ベストにかなり近づいてきました。
夏には必ずベストをたたき出そう。

大友 瑛史(宮城県出身)
 400m自由形 4:04.74
 200mバタフライ 2:03.87
力はついてきていただけに悔しい結果となりましたが、レースでの課題が浮き彫りになりました。
次の大会では必ず結果を残そう!

白野友梨奈(石川県出身)
 50m自由形 26.45(予選)
 50m自由形 26.25(B決勝)
4月からはしっかりタイムを上げることができましたが、予選9位。
B決勝では課題を克服して0.2秒上げてきました。夏には25秒台を出して、有終の美をかざろう!

奈良 梨央(新潟県出身)
 50m背泳ぎ 30.02
法事のため、50mのみの出場となりましたが、大変な状況の中でもしっかり泳いでくれました。
またレース後のサブプールでの練習で大きな課題も見つかりました。

藤野 友規(新潟県出身)
 100m平泳ぎ 1:13.50
 200m平泳ぎ 2:38.65
100mは4月とほぼ同じタイムですが、レース展開や内容は前進しています。
インカレで結果を残すためにこれから1つ1つ階段を昇っていきましょう!

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2011年5月24日 (火)

ジャパンオープン報告

ジャパンオープンが終了しました。

白野友梨奈が予選9位でB決勝進出。

決勝通過の8位とは0.01秒差・・・。

しかしそこで気持ちを切り替えて、B決勝では予選の泳ぎを修正し、タイムを上げてきました。

彼女は昨年のインカレ終了後、この大会に向けて、ずっとトレーニングをつんできました。

特にドライランドに関しては、一つ一つの動きについて意図を理解しながら正確な動きで取り組んでいたことで、体つきも泳ぎも大きく進化することができました。スプリンターとして必要な能力を身体と泳ぎで示してくれました。

彼女は今後、9月の国体に向けてトレーニングを積んでいく予定です。

【B決勝での白野選手】

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今回参加したメンバーはジャパンレベルの大会に少し慣れてきたこともあり、このような大きな大会でも自分のレースができるようになってきた感触があります。

これから夏に向けて、長水路での力をつけていきたいと思います。

2011年5月19日 (木)

ジャパンオープン

今日から「ジャパンオープン」です!
新潟に残るメンバーの為にもチームの代表として頑張ってきます。

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【前日公式練習】
大阪なみはやドームに来ています。

本学水泳部の創部1年目にインカレが開催された思い入れの深い場所です。

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2011年5月17日 (火)

新潟県ミドルディスタンス選手権

5/15(日)長岡ダイエープロビスフェニックスプールでミドルディスタンス選手権が開催されました。

寒河江選手を除くジャパンオープン出場者以外は、大会に参加しました。
支えてくださったスタッフに感謝の意を申し上げるとともに専門種目のベストのみですが掲載させていただきます。

森山幸祐選手(1500m自由形:16:02.27)
伴藤美久選手(200m自由形:2:08.37)
大森悠多選手(200m自由形:1:53.42)
轟瑞恵選手(200背泳ぎ:2:15.67)
高田恭兵選手(200背泳ぎ:2:06.65)
坂上亜衣選手(200m平泳ぎ:2:28.95)
石井峰選手(200m個人メドレー:2:15.42) 

H安高校野球部H監督の言葉です。
「監督として何をやるべきかを項目ごとに選手の動きや態度をみながら、探し出したところ61個あった。
まずは、クラブを磨く,グランド整備をどうやるかなどなど当たり前のことが全くできていない。その課題をクリア、克服しない限りひとつの組織として、固まらない。いつまでも勝てない。でもひとつクリアできると、今度は2つ増えるといった調子で1〜2年たっても課題は40個くらい残っていた。しかし、チームの雰囲気は俄然よくなった」
当たり前のことを当たり前に行うことで「スモールウィン(小さな成功)」が獲得できます。そのスモールウィンを積み重ねると成功する方法を覚えていきます。

成功は「スモールウィン」の塊

生活面でも面倒くさがらずに小さなことをコツコツと積み重ねていきましょう。

プラス

今回のミーティングで浅野キャプテンが「頭を使って泳ぐ」と言っていました。
脳みそはいくらでも使えます。

「知覚」
「会話」
「文章理解」
「プランニング」
「暗算」
「判断」
「推論」
「思考」

試合で意識しなくてもできるように
当たり前のことですが、「頭を使って」練習していきましょう。

今回の大会を通して私が感じたことは、
3ヶ月以上の月日を経て、冬場の泳ぎ込みがようやく実り始めたということが実感できました。

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赤目がこわい...

(コーチ:馬場)