4度目のインカレを終えて ~寺山真由~
今日は寺山真由(健康スポーツ学科:栃木県出身)のコメントを紹介します。
※宇都宮海星女子学院高等学校 / スウィン宇都宮スイミングスクール 出身
ーーー
インカレでは、皆様ご存知の通り創部以来初のシード権を獲得することができました。誰一人として最後まで諦めず、チームがひとつになれた故の結果だと思います。
全員が限界ギリギリの状態で戦う中で、スタッフは私たちが安心してレースに臨めるよう綿密なサポートを、スタンドのみんなは声が枯れるほど沢山の応援をしてくれました。そんな仲間を見て、私もそれらに全力で応えたい、と自分を奮い立たせていました。
3日間を通してプールサイドで、スタンドで見た笑顔や涙、今思い出すだけでも胸が熱くなります。
私にとって、忘れられない夏になりました。
自分のレースを振り返ると、今年も9本泳ぐことができました。
ですが、本来私は“フリーのエース”などと名乗れるほどの選手ではありません。他の大学であればメンバーに入ることがやっとだったかもしれません。
それでもこの3年間、この立ち位置を与えてくださった先生方のおかげで、絶対に私が引っ張っていく、という強い気持ちを持ち続けることができました。
そしてもうひとつ、私は1年生の時にも同じ辰巳のプールでシード校の前を歩きました。当時は自分たちのレーンまでの距離を只々感じるばかりでしたが、今年はスタンドのオレンジから送られるパワーを沢山感じて自分の力にしていました。
来年からはこの道にオレンジがいて、ハイタッチしているみんなを見れると思うと、今からとても楽しみです。
卒部した今、ここまで私を支えてくださった皆様には感謝してもしきれません。
私たちのことをこのブログを通して知り、いつも応援してくださるOB.OGの方々、保護者の皆様、そして先生方、この水泳部に携わる全ての方々に心から感謝申し上げます。
私の大学水泳はここで終わりますが、今後とも新潟医療福祉大学水泳部の応援をよろしくお願い致します。頼もしい後輩が沢山いるので、来年はさらに活躍してくれることでしょう。是非期待していてください。
本当にありがとうございました。
ーーー
【コーチ:奈良】