今年も始まりました、「ちびっこハッピー☆ダンス教室」。
これはダンス部監督の若井が着任した2013年から始まり、今年で7年目の開催となります。
このダンス教室の特徴は、教室での練習を積み重ねた最後には、「3月のダンス部自主公演」のステージにて1~2演目踊るという目標があることです!
衣装を着けて照明を浴びダンスを踊るという体験は、子ども達にとっても「自信」となり、かけがえのない思い出になると思います。
このダンス教室の初年度は
「ダンス指導に興味がある」「ボランティアがしたい」「子どもと接したい」
そんな学内の一般学生と共に始まっていたこの教室ですが、指導内容の変化と共に、
ここ数年ではダンス部が中心となって全体的な活動を担っていました。
そして更に進化し今年は初の試みとして!
健康スポーツ学科スポーツ教育コースに所属し「ダンス領域指導実習」を受講する学生たちが教室の前半期(10月~12月、隔週土曜)を実習としてダンス指導を担うことになりました。
※後半期は昨年同様、ダンス部が指導。
スポーツ教育コースに所属する彼らは専門種目が陸上、野球、といった様々なバックボーンを持っています!
ダンスのプロではないものの、様々な指導法を勉強している学生たちです。
どのような活動の流れにするか、彼らなりに準備を積み…迎えた第一回目!
今回指導側として教室参加にあたったのは健康スポーツ学科3年の5名、
三原瑞佳、畠山章吾、松田雄樹、福井環貴、田村理沙。
初回は集中講義等で人数不足のため、ダンス部からもヘルプで6名の部員たちに助けてもらいました!!(矢尻真理恵、中林みなみ、阿部栞、斎藤汐音、川崎真依、箱岩輝)
始めは手遊びや身体をつかった遊びから入り、ジャンケン入りジェンカを楽しみ、円形の親子リズム遊びやストレッチ、リズムダンスへと入っていきました。
初めは子ども達との距離感に戸惑いもあった学生たちですが、
教室前の「だるまさんが〇〇した」の遊びでリラックスし始め、実際の指導が始まると落ち着いた話しぶりと笑顔、必死に伝えようと誠実な姿と指導者役として学生自身が楽しむ姿が印象的でした。
練習の模擬の時とは見違えるほどの堂々した指導に、保護者の方々も時折うなづいたり微笑んだりして見守って下さいました。
最後に、初回教室の指導役を務めたうちの2名からのコメントです。
■畠山章吾(健康スポーツ学科3年)
「私は教育コースに所属しています。指導者になる事を目指して指導について学び実践を積んでいます。
今回は子どもたちの運動教室ということで、私にとっては初めての経験をさせて頂きました。特に小学校入学前の子どもが多く、また、今年は例年とは違って私たちスポ教の学生が【前半期】は主体となり開催させて頂きました。
今回が今年1回目の教室ということもあり、子ども達はもちろんですが私たち学生にとっても緊張感があり少々ぎこちなさが残るスタートとなったように感じています。
そんな中子どもたちの中には何度も参加してくれている子も多く、教室では明るく元気にリズム遊びやダンスをしている姿が見られた場面も印象に残った様に感じます。
これからのダンス教室がより楽しいものになるように、学生一同一生懸命に取り組んで行きたいと思います!」
■三原瑞佳(健康スポーツ学科3年)
「今回、ちびっ子ダンス教室に初めて参加させていただきました。
子供たちにダンスを指導することは初めてで、子供たちの雰囲気はどんなのだろう、この教材はあっているのか、上手く指導できるのか、など不安でした。
実際に指導してみて率直な感想はとても楽しかったということと、想像以上に難しいということです。どういう言葉で伝えたら理解してもらえるのか、楽しんでもらえるのか、子供たちの反応をみながら対話しながら指導することは、まだ、私自身にとって余裕と経験が少なく学ぶことがたくさんでした。
次回も子供たちに楽しんでもらえるように精一杯頑張りたいとおもいます。」
10月20日、早通中学校にて「早通りフェスタ」に参加して参りました!
例年、この10月半ばの時期に開催されている踊りのフェスタ。
参加者は、北区を中心とした健康運動を行っている体操クラブの中高齢の方々のチームや、早通中学校の生徒さん、敬和学園のよさこいチームさん、そして新潟医療福祉大学のダンス部やダンスサークル、よさこい部さんなど、様々なチームが集って参加しています。
今年は早通中学校の文化祭と同時開催だったようで、多くの中学生にも見ていただきました。
また、地域の住民の方々にも観ていただきました。
3、4年生は集中授業や実習が多く、ほぼ1、2年生の部員と数名の高学年のメンバーで参加しました。
このように地域の方々に私たちダンス部の活動やダンスを知って頂き、一人でも多くの方に元気と感動を与えられるよう、こうしたイベント活動にも参加しています。
今後ともダンス部への応援をよろしくお願いいたします!
今年度の学園祭「伍桃祭」に合わせた第14回学内ダンス部パフォーマンスが終了しました!!
開催されたのは10月6~7日。
本学の学園祭「伍桃祭」が開催され、両日ともにダンス部では学内パフォーマンスを多目的体操場で開催しました。
台風が接近していることに伴い、開催が危ぶまれていましたが、両日ともに無事開催され、初日は100名前後、二日目は延べ150名近い方々にご来場いただきました。
当日は、先に体育館にてステージ発表がありましたので、その様子をご紹介。
ダンス場で行われた今回の学内パフォーマンスでは、今年度の春より学生たちが創作してきたダンスを披露し、全国大学創作ダンスコンクール(アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ)出品作品の他、一年生によるソロ作品、4年生によるジャズや創作作品、リズムダンスなど多彩な作品を発表しました。
発表の様子を写真でご覧ください。
学内で披露するということで、保護者の方や教職員や学生など多くの近しい関係者に練習の成果を見ていただくことができました。
観客の方々へ笑顔や感動をお届けすることができ、部員にとっては大きな達成感と今後の励みとなりました。
最後に、部長の風間ひかる(健康スポーツ学科3年)からのコメントです
「10月6.7日に第14回ダンス部パフォーマンスを披露させていただきました。新作を合わせて全9作品を披露し、普段あまり見てもらうことができない学生さんや、先生方、保護者の方々に私達ダンス部のパフォーマンスを見ていただくことができました。
アットホームな雰囲気の中、とても楽しく思い切り踊ることができ、大会とはまた違った気持ちでダンスをすることができました。
また、多くのスタッフのみなさんのおかげで2日間とも大成功に終えることが出来ました。本当にありがとうございました。」
今後、ダンス部は12月に行われる秋田モダンダンスコンクール、ワールドコンペティション・イン新潟に向けて、また新たな創作活動に取り組んでまいります。
今後ともダンス部への応援をよろしくお願いいたします。
告知をいたします!!
10月6日・7日の連休において、本学では学園祭が行われます。
今年の学園祭テーマは 「千紫万紅」 です!
ポスターも、例年の中でも秀逸の出来ですね!
とっても素敵。
そこで、本学でもダンス部パフォーマンスを行います。
「第14回新潟医療福祉大学ダンス部学内パフォーマンス」
日時:
10月6日(土)12:45開場 13:00開演
10月7日(日)12:15開場 12:30開演
場所:
多目的体操場ダンススタジオ
演目:
アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ出品作品!
ソロ作品!
ジャズ等、新作作品!
日頃、私たちを応援して下さっている皆様に感謝の気持ちを込めて
部員たちは皆、授業や課題、実習の合間を縫って日々練習に猛特訓しております。
ぜひお越しください
今日は、新潟医療福祉大学の山本大学長へ、表敬訪問したご報告をいたします。
先日のアーティスティックムーブメント・イン・トヤマにおいて審査員賞を受賞したダンス部部員5名が、本学の大学長へ表敬訪問を致しました。
コンクールのパンフレットを持参し、大会についての説明や、今回受賞した作品について、どのようなイメージの作品であったのか、どのようなところが評価されたのか、といった話をしました。
山本学長先生からは「各チームのダンス作品のタイトルが興味深いですね」とお言葉をいただき、
また個々の選手が精を注いだ点、工夫した点等について、一人一人の声を受け止めて下さいました。
富山のコンクールにて出品した作品は学園祭において再演されます。
コンクール発表からはまたブラッシュアップされた彼らの踊りを
皆様、ぜひご覧ください!
お待ちしております。
ダンス場に、フィリピンからの留学生が訪問されました。
彼らは400年ほどの歴史を誇る、アジアで最も古い大学「サント・トーマス大学」から来た留学生の6名です。
理学療法学科の久保先生がコーディネートされており、学生の活動する様子を見て回る中で、ダンス部へもいらっしゃいました。
披露したのは2曲。
ここ最近は学園祭新作作品の練習に追われバタバタする中だったため、残念ながら沢山披露することはできませんでしたが…
留学生の皆さんはリフトやビシッとそろったユニゾンを目にすると拍手をして下さったり、目を輝かせていたりして、「スバラシイ~!」と大変喜んでくださいました。
発表後には少しだけ、英語が堪能な久保先生を介して質問をしたりし、コミュニケーション。
「ダンスは好きですか?」
「好きな日本の食べ物は何ですか?」
そんなシンプルな質問でも、一言二言話すだけでインターナショナルな空間に。
ほんの束の間の国際交流ができました。
また来てくださいね!
9月16日(日)~17日(月)に富山県高岡市ふくおか総合文化センターで行われた、
「アーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマ2018」
別名を、少人数による創作ダンスコンクール。
別名を、全国大学創作ダンスコンクール。
このコンクールは高岡市や市教委などでつくる実行委員会によってソロから5名までの少人数専用の創作ダンスコンクールとして実施され始めたもので、今年で21回目。
今年は全国から33大学・短大の57チーム約200人が参加していました。
ここではソロ~5人で勝負をするため、より個々の技術と独創的なアイディアが評価され、プロダンサーを目指す大学生たちの登竜門としても称されるコンクールです。
本学からは2チームが出場しました。
各作品の作者となったのは、加藤愛理(健康スポーツ学科2年)と茂木孝介(健康スポーツ学科2年)。
■加藤愛理率いるイケジョチーム
作品タイトル:『animus』
出演メンバー:
加藤愛理(健康スポーツ学科2年)
阿部栞(健康スポーツ学科2年)
川崎真依(健康スポーツ学科1年)
岩本風花(理学療法学科1年)
の4名。
この作品では、自分の心の中にある、秘めたる熱い思いをテーマに表現していました。
2年生二人は昨年度に引き続き挑戦するメンバーだけに、1年生を引っ張りながら、富山のコンクールステージを想定した見せ方、作品テーマをいかに深めるところまで意識がいっており、昨年とは一皮向けたリーダーシップを発揮している姿に成長を感じました。
1年生は先輩についていくので必死だったものの、少しでも作者のイメージに寄り添おうと研究して取り組む誠実さがありました。技術的には、伸びやかさや動きのつなぎ方など、振りの1つ1つを味わって動くことが今後の課題ですが、今後鍛えていく際の伸びしろが楽しみな部分とも感じました。
イケジョチームは残念ながら受賞は逃したものの、今回の悔しい思いは必ずや自分たちを強くすると思います。謙虚に結果を受け止め、かつ分析することが大切と感じています。
作者である加藤は「もう一方のチームの存在が、もっといい作品を創ろうと動機づけとなった」と素直な気持ちを打ち明けてくれましたが、こうしたライバルを見つけ闘志を燃やせる気持ちは自分を鼓舞してくれるし、その気持ちを自覚し、かつ言葉に出せる素直さはとても大切なことだと感じました。
同じ2年生として支えてきた阿部は、象徴的な存在として作品で表現していましたが、彼女の何かを観客へ訴えかけようとする表情は引き込まれるものがあり、昨年にはない空気感を出すことができていました。
■作者の加藤愛理(健康スポーツ学科2年)のコメント
「今回富山の大会で作者をさせて頂きました。作品内容はひとつの秘を打ち明けられず胸奥で叫び続ける私の心をテーマに創作しました。
創作過程では一人一人の見れなかった姿などを見る事ができ、お互い尊重し合う大切さを改めて感じる事ができました。そして何より、沢山の方々に支えられチームのメンバーにも支えられ自分自身成長する事ができました。
賞を受賞する事はできませんでしたが、チームが目標にしていた、見ている人の心を感動させることができました。一人の力では叶う事ができなかったのでこのメンバーでその目標を達成する事ができ非常に嬉しかったです。
これからは更に作品に向き合い追求し、春に行われる単独公演では沢山の方々に観に来て頂きたいです。
これからも医福ダンス部に貢献していけるように頑張ります。応援の方宜しくお願い致します。」
■茂木孝介率いるパンパースチーム
作品タイトル:『訝しげ』
出演メンバー:
茂木孝介(健康スポーツ学科2年)、
中林みなみ(健康スポーツ学科2年)、
菊池綾(看護学科2年)、
箱岩輝(健康スポーツ学科1年)、
斎藤汐音(健康スポーツ学科1年)
この作品では、疑と信の思いが交錯し混乱に引きずり込まれていく様子を表現しました。
作者の茂木は初作品づくり&初富山参加でしたが、経験者の周りに支えられながら、模索し、工夫を凝らしていました。
初めのテーマ決めの段階から自分の表現したい世界を持ちながら取り組んでいましたが、きっとスムーズにいくことばかりではなかったことと思います。チームに所属する出演メンバーの個性も様々で、背丈や個の得意分野を活かし、振りづくりや構成に反映していました。
結果、一握りが受賞を受けるこのコンクールにおいて、パンパースチームは3位に相当する審査員賞を受賞することができました。
本学ダンス部では初の受賞ということで快挙です。
今まで大人数の群舞での受賞経験はあったものの、少人数の個の技術や表現で見せる本コンクールでは一度も受賞することがなかったため、「富山コンクールでも狙える!」という他の部員への励みにも繋がったのではないかと思います。
ただこの受賞とともに機会が与えられた「座・高円寺ダンスアワード」(平成31年1月)の公演出演においては更に2倍3倍の長さにリメイクすることが求められるため、更なる未知なる挑戦となります。
ここで完成ではなく、生まれ変わらせる位の意気込みでより一層頑張ってもらいたいと思います。
■作者の茂木孝介(健康スポーツ学科2年)のコメント
「今回初めて作者を務め『訝しげ』という作品をつくらせていただき、審査員賞を受賞することができました。疑い深い様子や関係性をテーマにしました。
踊りで表現することは難しい内容でしたが、動物的な動きを取り入れたり仕草など動きの幅を広げたりすることで作品を作っていきました。
メンバー間の雰囲気もとても良く、練習では試行錯誤することもありましたが、笑いが絶えず明るいムードで練習をすることができました。
踊りの技術はもちろん大事ですが、チームワークの良さも大事ということをこの大会期間中に学べました。色々と支えてくれたメンバーには感謝しています。
そして応援して下さったダンス部の皆さんにも感謝しています。皆さんありがとうございました。」
いずれのチームも8月の神戸コンクールの練習をしながら同時に富山作品の構想を考え、テーマや選曲、衣装や振付けなど着実な準備を行い、創作過程と向き合っていました。
バタバタと追い込まれて投げ出すこともなく、最後の最後まで作品を追求し続け諦めない気持ちは周りから見ても感じ取ることができました。
そして両チームとも本番では練習の成果を十分に発揮し、ミスのない素晴らしい発表ができました。
富山コンクールでは本選一発勝負であるため、唯一現地入りするまでに調整することができない照明が懸案事項でもありましたが、本学を応援して下さる多くの方のアドバイスの甲斐あって、今年は照明効果によってより惹きつける魅力を生み出すことができました。
今回の富山コンクールに向けて多くのサポートや応援をしてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
手前に映る、
吉田萌(理学療法学科1年)、板垣莉子(健康スポーツ学科2年)はずっと付き添いとして選手たちを支え続けてくれました。彼女たちが一番大変だったことと思います。
ありがとう!!
応援にも駆けつけてくれた先輩たちの姿に、実は一番感動!!
出演者たちの大きな支えになったと思います。ありがとう!!
この2演目が再演される学園祭学内パフォーマンスは、10月6日(13:00~)、7日(12:30~)です。
今後ともダンス部への応援をどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、振付家:田村興一郎さんにお越しいただき、部員たちへダンスワークショップをしていただいたときの様子をご紹介いたします。
田村さんは、新潟出身のダンサー兼振付家です!
新潟商業高校ダンス部 ⇒ 京都造形大学 ⇒ ダンス活動を現在も続けていらっしゃいます。
今までにも様々なアーティストの方々をお招きしてWSを開催して参りましたが、今回のような「作品創作(クリエーション)」に焦点を合わせたWSは初めてです。
WSでは、まず全体の空気・空間を崩すためのワークが行われ、初めは控えめだった部員たちも徐々に引き込まれるように「崩し」ができるように。
男子部員の武田慎吾(健康スポーツ学科)もいつも以上に興奮して集中している様子。
アシスタントで田村さんと来てくださった、涌井さん。
涌井さんはかつて新潟南高校ダンス部で活躍をしていました。
オールジャンルのコンテンポラリーが専門のため、多様に縦横無尽に動くからだ。
後輩が部員の中にもおり、いい刺激をもらうことができています。
田村さんも体を張って、エネルギーをどんな風に高めていくのか、動きの速さとの関わりの話を交えながら実践してくださいました。
時折求められる質問に、真剣に答える部長の風間ひかる。
後半は、実際に道具を使って「空間をデザインする」ワークを行いました。
シュールすぎる世界観に…この先の発展はどこに向かうのかと戸惑いも少しありましたが…斬新なワークに胸は躍っているようでした!
田村さん自身が高校ダンス部出身だけに、今までの自分のダンス人生を振り返ってみんなへのメッセージも熱くいただきました。
創作ダンスをつくる過程の哲学もお話してくださいました。
今回のWSも自分の肥やしにして、次のステップアップへ向けていきたいと思います。
京都よりお越しいただき、ありがとうございました!!