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11月20日(日)に新水協親善公認記録会が新潟市の西海岸公園市営プールで行なわれました。
持久練習をがっつり行なっている時期でもあり、大会前日も2回練習を実施。午後練習には通常通り筋肥大を目的としたウエイトトレーニングを実施していたので、選手たちは疲労困憊の中での出場となりました。
しかし、このような大会をどのような気持ちでレースに取り組むかで差がつきます。
こんな状態でも積極的に自己ベストを本気で狙っていく選手は間違いなく今後成長していくと思います。
選手たちは今回のレースを振り返り、色々な側面から自分なりに評価をしてほしいと思います。
今回の大会での最優秀賞(今回は、Most Toughness賞)は
沼田裕介(石川県出身)1日で5種目に出場。
100Ba 56”20 (400メドレーリレー第一泳者)
200IM 1’59”79
100Br 1’03”97
400Fr 3’58”77
100Fr 51”61(400リレー第一泳者)
全て手を抜くこと無く、全力でレースに向かっていく姿勢は後輩たちへのメッセージにも受け取れました。
2月の日本短水路選手権で彼の大学水泳の全てを出し切ります!!!
冬のシーズンが始まり、初の大会です。
今大会は泳ぎこみの選手達と同様にトレーニングを行い、各自でアレンジをしながら、大会へ挑みました。
三富トレーナーが体のチューンアップ、佐藤晶子さんが栄養面でもサポートをしてくれて更にパワーアップです。
海外招待選手を身近に感じ、チームに還元することも我々の役目でした。
招待選手の泳ぎはリカバリー動作ひとつでも新鮮であり、背筋をピンと伸ばした姿勢もお手本です。肉付きや骨格の違いに気付かされ、前額面からみた肩の位置や正面からみたプル動作、DMCフィンなどの道具やトレーニング方法。プールサイドには、刺激が沢山ありました。
大胸筋と肩甲骨周辺の筋群とのバランスでその動作と骨格になるのか?
あるいは、その骨格だから、そのハイエルボーができるのか?鶏と卵のどちらが先か不明ですが、同じ人類です。
出場した3名の結果です。
白野友梨奈(石川県出身)50m自由形 26.43 28位
大友瑛史(宮城県出身)200mバタフライ 1:58.05 20位
沼田裕介(石川県出身)100m背泳ぎ 56.02、200m背泳ぎ 1:56.60 9位
今の体の状態で3名とも健闘してくれました。
沼田選手も惜しかった。
あと0.4秒で決勝進出。
悔しそうに決勝レースをスタンドから目に焼き付けていました。
チームのみんなにも勇気を与えてくれるレースだったと感じています。
固唾を飲んだ悔しさは、2月にぶつけましょう。
来年は、一人でも多くの選手が生で彼らのレースを応援して欲しいです。
これからワールドカップの貴重な経験を活かして、チームのみんなにも還元したいと思います。
選手達の笑顔が我々の喜びですね。
(コーチ:馬場)