【ダンス領域指導実習】松浜小学校へダンス授業の現場実習
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本日は、「ダンス領域指導実習」において行われた小学校での現場実習の様子をご報告します。
この授業は3年生スポーツ教育コースに所属する学生が多く受講し、合計21名の学生が”先生役”となって臨みました。
普通の授業ではあり得ないほどの先生の多さですが、「スペシャル授業」として授業を行わせていただきました。
実習先は新潟市北区の松浜小学校。
現場の先生がとてもご理解のある方で、色々と授業プランを考えるところから「教育現場の視点から」のアドバイスも多くいただくことができました。
実習は小学校二年生3クラス合同で行ったのが第一回目。
小学校1年生3クラス合同で行ったのが第二回目。
教材の内容は同じ「松浜どうぶつランド」を行い、二回目の実践を行わせていただくことができました。
子どもたちの前で導入から「めあて」の説明をする田子貴之君(健康スポーツ学科3年)
21名もの大勢の学生それぞれに役目があり、何かしらの形で児童たち全員の前で話をしたり、児童たちのグループリーダーとなって直接対話をしたりと活躍をしていました。
今回の実習前には実際に学生を児童役として模擬を行って対策をしてきたメンバーたち。
それでも一回目の実習ではまだ緊張が見られました
はじめの体ほぐしのリズム遊びの場面では、秋山景さん、屋比久倫子さん、田中航平君(健康スポーツ学科3年)などを中心に、リズムに乗った簡単な動きやどうぶつの真似など、さまざまな動きに挑戦できるように工夫を凝らしていました。
一回目の授業ではドタバタして指示の通りにくかった状況でしたが、二回目の授業では見違えるほどに児童を引き付けることができました。
うまく曲の中に収まるように難易度を徐々に上げていくなど、試行錯誤の結果、授業本番では素晴らしい出来でした!
児童たちに寄り添いながら、話を聞く青木僚汰君(健康スポーツ学科4年)
「トリ」の動きについて児童に笑顔で問いかける武田千晶さん、皆川真帆さん(健康スポーツ学科3年)。
「ワニ」の動きについて言葉を引き出そうとする牧野健吾君、高橋健一郎君(健康スポーツ学科3年)
「ウサギ」の動きについて児童に問いかける佐藤那奈さん(健康スポーツ学科3年)
児童と目線を合わせようと身をかがめています。
こちらも「トリ」の動きを引き出そうとする田子貴之君、鈴木悠翔君(健康スポーツ学科3年)。
最期の振り返りやまとめは鈴木悠翔君、高橋健一郎君が行いました。
「めあて」がしっかり達成できたでしょうか?
そして授業後は児童たちとハイタッチ。
子供たちに「また来てもらいたい!」と思ってもらえたでしょうか!?
最後に、授業案プラン作成チームの一員として活躍した学生からのコメントです。
前田魁人君(健康スポーツ学科3年)
「今回、松浜小学校の1,2年生を対象にダンス授業をさせて頂きました。多くの学生と話し合いを重ね、試行錯誤を繰り返しながら一つの授業を完成させることは非常に大変でした。しかし、授業を通して子どもたちが楽しんでいる姿を見て、頑張ってきて良かったという充実感が生まれました。笑顔溢れる子どもたちと毎日関わることのできる教員という職業により一層の魅力を感じました。」
このように本学では積極的に学生時代のうちから教育現場のご協力を得て指導の実践力を磨けるようにと工夫をしています。
今回の二回の実習を通して、自分への自信をつけ、また教師のやりがいを感じてもらえると嬉しいです!